2017年10月13日

流行り?

ある程度流行を取り入れることはいいと思うが、
昨今流行りの、ブラウスの裾を前だけパンツやスカートの中にたくしこんで、
後はダラ〜ンと外に出すというあれ。

たまにやっている人を見るけど、
本人は本当にいいと思ってやっているんだろうか。
流行っているから、
とお洒落なつもりでやっているのであれば、
あれはホントに恥ずかしいと思う。

あの格好が似合う人は何をやっても似合う人で、
たぶんそういう人はやらないと思うよ。

若い人はまだしも、
後ろだら〜んの似たような格好をした
頑張ってるマダムたちを見ると、
同年代として恥ずかしい気持ちになります。
もう自分で見極めなければいけない年になってる。
posted by えるか at 19:45| ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月12日

プレバト!!名人特待生ランキング 俳句タイトル戦

友達でこの番組を見ている人は多い。
『プレバト!!才能ランキング』 木曜 夜7時〜

夏井いつき先生と梅沢富美男との
毒舌掛け合いと俳句査定の面白さで、
俳句に興味のなかった私も、
最近では日曜のEテレ『NHK俳句』まで録画する始末?だ。
(朝6:35〜)

さて名人梅沢富美男を追い上げているのが、
フジモンこと芸人FUJIWARAの藤原敏史で
意外にも努力家で健闘している。

その後ろを担っているのが東国原元宮崎県知事である。
この人はたけし軍団にいたと思ったら、
女優かとうかずこと結婚したり離婚したり
マラソンランナーになったり早稲田の政経に入学したり
政治家になったりと本当に忙しい人である。

賢いのか馬鹿なのかわからん人であったが、
ここへきて私の中で注目度ナンバー1となっている。
彼の詠む俳句がほんとうに自分で作ったのか?
と疑いたくなるほど素晴らしいのである。

  「野良犬の  
    吠える沼尻  
    花筏(はないかだ)」

 野良犬が、薄暗い沼地で吠えている。
 花筏(散った桜の花びらが水面に溜まって流れる様子)の下に
 何かあるのか、不穏な不思議な世界に詠み手を引き込んでいく。


私はしびれましたね〜。こんな句をこの人が詠むのかと
大変驚き俄然注目するようになりました。
飼い犬でなく野良犬というところがよりいっそう。

そして今日の番組での東国原氏の作品は
  
  「紅葉燃ゆ  
    石見銀山  
     処刑場 」

 世界遺産に指定された石見銀山には、江戸時代、
 銀を盗んだ鉱員の処刑場があった。
 世界遺産になってから負の遺産だからとその案内板が消えた。
 処刑場には処刑された人の怨念、情念や無念がのこっているはず。
 紅葉で燃えるような赤はまさに彼らの血のよう。


夏井先生は絶賛、文句なしの一位となった。
これからも東国原氏の俳句に注目したい。


posted by えるか at 23:55| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

夜の谷を行く

『夜の谷を行く』 桐野夏生 著

「連合赤軍 大量リンチ殺人事件」において、
革命左派の無名兵士であった主人公、啓子は、
最後逃げ出し、10年の刑期を終えたあと、
世間から隠れるように生きてきた。

ある日、
「最高幹部であった永田洋子死刑囚が拘置所で
多臓器不全で65歳で死亡した」
とニュースが出た事を妹から知らされる。

全てから縁を切り、孤独に生きてきた啓子は
その日から過去と現在の自分と対峙せざるをえなくなる。

親兄弟の人生をも変えてしまった自分たちの過去。
自殺した者、名前を変えビクビクと生きている者、
ホームレスになってしまった啓子の元同志で夫だった久間。
妹の和子は啓子のせいで離婚した。姪の佳絵の結婚にも暗雲がたれこめる。

古市というフリーライターが誰なのか、
物語は古市を伏線に和子の胸中を描いていく。

「人が見る自分は自分が思っている自分とは違う」
これがこの物語のテーマと思う。

私にとっては(人からみてどんな人間なんだろう、、、、)
その恐ろしい事実を改めて自分に問う物語でもあった。

「僕はお礼を言いますよ」
最後、古市の残した言葉に胸をつかれる。


posted by えるか at 19:39| 芸術 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

文学白熱教室(Eテレ) カズオ・イシグロ

今夜11時からEテレで、
「文学白熱教室 カズオ・イシグロ」
の再放送があります。
とてもよかったのでぜひみて欲しいです。
posted by えるか at 11:27| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

祝・ノーベル文学賞受賞 カズオ・イシグロ

カズオ・イシグロさんが
ノーベル文学賞を受賞されました。
納得です!!ものすごく嬉しいです!!
やった〜〜!!

(拙文はこちらです『文学白熱教室 カズオ・イシグロ』
     『わたしを離さないで』
 書いておいてよかった〜〜)
posted by えるか at 23:07| 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月02日

夫・車谷長吉

久々の一気読み。
にもかかわらず読んでから2週間もたってしまい、
ちょっと腰くだけなんだけど記さず終わるのは惜しいので、
思いだしつつ、、、

『夫・車谷長吉』  高橋順子 著

車谷長吉を知ったのは映画『赤目四十八瀧心中未遂』
を見てからだと思う。
主演した寺島しのぶさんの他の映画を見て興味を覚え、
原作も読んだのだ。

車谷長吉は「くるまたにちょうきつ」と読む。
「くるまやちょうきち」ではないのだった。
私小説作家であり私と同じ郷里の人だった。

高校に落ちて違う高校に行ったことがコンプレックスだったらしく、
エッセイにもそのことがたびたび書いてあった。
その高校の出身の私としては申し訳ない気持ちだった。
車谷長吉の作品には私にとっては忘れたい郷里の名前がよく出てくる。

存命の郷里の人の事を書いたので、
随分と恨まれているようだった。
それどころか東京でも身近な人たちの事を書き、
裁判まで起こされていたようだ。

暗く恨み節のような文体は、
あまりにも私に同化してしまいそうで、
どちらかと言えば読むのは避けていたと思う。良い読者ではない。

ところが朝日新聞の日曜版『悩みのるつぼ』で、
上野千鶴子、岡田斗志夫、金子勝氏と共に
人生相談の回答者として車谷長吉は登場した。

彼の回答はやっぱり暗く恨みが籠っていたが、
名前はひろがったようだ。
本によるとこの頃はもう晩年ということになる。

車谷長吉に奥さんがいた事をこの本を読むまで知らなかった。
独り者であろうと勝手に想像していたのだ。
奥さんが東大出身の詩人であることもこの本で知った。

二人の出会いから、
長吉が酒を飲みイカを喉に詰まらせて窒息死するまでが
走馬灯のように書いてある。

本の前半はとても良かった。
長吉が会った事もない著者に絵手紙を送り続けたくだりは、
確かにこのような絵手紙を貰うと、そこに少し狂気は感じつつも
かわいらしさも感じ結婚してしまう気持ちがわかる。
長吉はチャーミングな人なのだ。

文学をすなる『虎』が家に2人もいるのは難しい、
と言われたようだけれど、
読む限り長吉も相当だけど妻である著者も、
相当な人ではないかと私は思う。
詩人はきつい、というイメージが私にはある。

丹念に書かれた前半に比べ、
後半は一言日記のようで人の名前や肩書が大変多く、
著者は書いているうちに変調をきたしたか、とすら思った。

強迫神経症、脳梗塞、アルコール依存、自殺願望に苦しむ夫に
対して著者は家をあけ旅行にばかり行っているのはどうしてなのか、
そんなものなのか、とちょっとよくわからなくなってしまった。

長吉が送った絵手紙展を開催するについて、
他の女性に大量に送っていた絵手紙が発見されてから、
長吉にたいする描写と本の内容が、
かなりぞんざいになっているような気がする。
単に疲れただけなのか、枚数が足りなくなったのか、、、

うまくまとめられないけど、
文学者『虎』二人の濃密な生活がこの本にはある。
本の表紙は長吉の高橋順子さんに送った絵手紙。





posted by えるか at 19:10| 芸術 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月20日

さぼリーマン甘太朗

年下の友人が「今期はこれにハマってます」
とある日教えてくれたのが、
『さぼリーマン甘太朗』だ。

「尾上松也がキモ可愛くて2回見逃したのが悔しい」
とのこと。テレビ東京でやっていた(る?)らしいが
関西では、BSジャパン 火曜日 23時〜。


原作はマンガらしい。
尾上松也扮する主人公甘太朗は、
単にさぼっているのではなくて
仕事はよく出来て手早く済ませて美味しいスイーツを
食べることを無類の楽しみとしている。

これはおすすめ面白いです。
どう面白いか書く腕が無く申し訳ないが
百聞は一見にしかず、次回録画をどうぞ!

スイーツ好きでなくても充分楽しめます。
もうだいぶ終わってしまったんですが、
見逃した分はツタヤへGO!
posted by えるか at 23:15| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

野良猫を尊敬する日

歌人、穂村弘さんのエッセイ『野良猫を尊敬した日』
は今年1月に発行された。

穂村弘さんは「誰もが日常で感じているあるある」
を発掘してくれる名人だ。
彼のエッセイは多分すべて読んでいる。

3月に鷲田清一さんの『折々のことば』(朝日新聞)に
このエッセイの60余文あるうちの1文が紹介された。

選ばれた文章は、
私が一番(おおっ)と思っていた言葉ではなかったので
感銘をうける事は人それぞれ違うものだなあ、、、
と変なところを気になっていたのだ。

哲学者鷲田清一さんが選ばれた穂村さんの文章は
『めんどくさくて』だった。

穂村さんはインターネット接続が面倒くさくて出来なかったのだ。
そのため原稿を送るため、毎回マンガ喫茶まで出掛けて行き、
多い日には1日に3回も通ったという話。

「目先のちょっとした面倒臭さのハードルが越せないために
 結果的に大きな利子を払い続けることになる。
 歯医者に行かない。携帯電話の料金プランを見直さない。
 心の中でしなきゃ、しなきゃと思いながら何年も苦しむ」

あるある!私もいっぱいあるよ。しかも年々増えていく。

無線ランに接続失敗したきり繋いでない。
バックアップがわからない。USBってどうやるの?
デジカメあるのに使えない、画像取り込み怖くて出来ない。

お尻に緑色のホクロが出現している。
イボがでてきた。顔にハタケらしきものができた。
肩が痛い。膝痛い。肘痛い。首痛い。目が見えん。
年金どうしよう。
電話機名前が入れられない、ナビの操作がわからない。

こんなものはごく一部である。
ちょっと電話したり調べるだけで問題は解決するのだ。
でもぐずぐずと先延ばしにする。
そういうものが、ひとつ、ふたつ、みつよつ、、ギャ〜ッ!!
鷲田清一さんの選び方はさすがだ。

ところで、
わたしがこのエッセイでその時いちばん(そうそう!)
と共感していたのは「お金持ちを想像する」という下りだった。

「世の中にはたくさんのビルがあるが、
それらのビルには当然、持ち主がいる。
しかしながら自分にはビルを持っている友達なんて1人もいない。

持っている人たちは持っている人同士集まっているのだろう。
金持ちチームはますます増やすための事業拡大をするらしい。
貧乏チームにいる自分が金持ちチームに移籍する見込みはなさそうだ」
という話。

そのころの私は、
自分の周りには似た者同士が集まるから、
私には想像もつかない異常な人にも
やはり似た人が集まっていてその人たちから見たら
私は変な人なんだろう。
自分の周りの少々変わっている人など変わっている範疇に入らないのだ。

だから自分が普通だと思ってはいけない、ということと、
世の中には恐ろしい人が当たり前にいるのだから気をつけないといけない。
と思っていたのだった。

もうひとつ心に残った一文は
『人間のピーク』
「50メートル走は6秒5で走れた高1の時が生涯で最も速かった。
 (そして今)
 タイム以前に50メートルを走ること自体が
 できなくなるとは想像もしていなかった」

というところで、そうそう!穂村さんもですか。
(なんか走れんのでは、、、いや多分、絶対、もう無理やな、、、)
と横断歩道をよちよち歩いている自分を慰めたのである。




posted by えるか at 20:54| 芸術 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

バベルの塔

先週10日のNHK『ダーウィンが来た!』は
東京井の頭公園で人気があり人だかりがしている
野鳥「カイツブリ」の子育てについてだった。

観察を続ける人や写真を撮ろうと構えている人たちで
池に住むカイツブり親子はとっても人気のようだった。

カイツブりは一年中日本にいる小型で地味な茶色の鳥であるが、
親が自分の背中に雛を乗せて泳ぐ、という人間にはグッとッ来る
子育てをするので近年人気が出たらしい。

東京ではこんなに人気なのにうちの近所では
そのカイツブり親子に小学生が石を投げつけていたという
(以前の話はこちら)同じ日本でありながら、
これほどの差が出るとはどういうことか、、
と意識の差で動物には天国と地獄であるという事実にうなだれる。

今日のEテレ『地球ドラマチック』はアマゾンのジャガーの話で、
親に死なれた2匹の仔ジャガーを野生に返すまで、
の話であったけれど、ブラジルだけでなくアフリカでも
人間が野生動物の住処をどんどん侵食していき殺され、
あげく動物は絶滅危惧種に、というお定まりの話である。

日本もいまは鹿も悪者である。最近では獲ってないのに
駆除保証金だけ巻きあげるという問題まで起きている。
ツキノワグマも狩猟解禁になった。
少ないと保護され多いと駆除される。

世界中で、象牙、サイ、虎、熊を始め密猟は止まらない。
雑誌で労働に使われている象が殴り殺されている写真をみた。
南アフリカではライオンは金持ちハンティングのために殺されるために飼育されている。
これらはすべて生活のため、貧困が原因なんだろうけど、
まさに人間はすべからくバベルの塔の住人なんだろう。

私も人の事は言えないが動物の事だけでなく、
何も知らない、ということは恐ろしいことである。
見て見ぬ暮らしをしている人間は罪深い。
自分がのうのうと暮らしていることの罪深さを思う。




posted by えるか at 21:08| 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

秋は来ぬ

今年の夏は東日本は雨が続き気温も低かったようですが、
なんの関西は相変わらずの酷暑猛暑でありました。
エアコン嫌いなんて言っておられない、エアコン漬けの生活で
辛いのなんのって、、、。

やっと朝晩はなんとか涼しくなった、、
と喜んだのはたった2日。
マンションの大規模修繕工事が始まった。
足場が組まれ、ベランダの向こうを工事の方々が歩き回る、、

のは全然かまわない!
ユウ猫に破られてしまったカーテンで
家の中が剥き出しに丸見えになろうと、
ワタシャそんな事はあんまり気にせんとですよ。

ホコリを気にして窓を閉める、なんてこともない。
足場を伝って泥棒が入ってくる、、なんてことも
あんまり気にならん。来るときゃ来るだろ。

しかし、しか〜し!
ベランダの向こうの組まれた足場に
ユウ猫が下りようとするとですよ。

「足場を伝ってどこかへ行ってしまい、
迷子になって帰って来れん」
という恐ろしい懸念があるとですよ。

だから窓を開けて風を通すことが出来んがとですよ!
せっかく秋がきたのに相変わらずクーラー生活が続くがとですよ!
て、どこの言葉かわからんが9月の泣きごとでした。







posted by えるか at 22:47| 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする