2013年10月18日

DNA

実はハナにはお母さんが居る。

拾ってきた猫しか飼ったことがないので
お母さん猫の所在が分かっているのは私には奇跡的なことだ。

下町の居酒屋さんで餌だけ貰っている猫が4匹の仔猫を産んだのは5年前。
母猫はどこかで産んだ後、一匹ずつ子どもを咥えて見せに来た。

3匹連れて来て、その後2日置き、
最後に連れてきたのがハナだったらしい。

キジトラ猫の母親から生まれたのは、
アメリカンショートヘアー混じりの白グレー虎の仔猫が3匹と、
一匹だけ毛色の違ったシャム系の白猫がハナだった。

4匹の仔猫は店先の古ぼけた乳母車の中で育った。
アメショー2匹は貰い手がつきハナはうちにきて、
最後の一匹は店の前で車に轢かれて死んだ。
母猫は何度も鳴いたという。
毎年繰り返される惨事に居酒屋の老夫婦は母猫に避妊手術を施した。

ハナの母猫はたいそう女っぷりが良く、
当時母猫の方を貰いたいくらいの美猫であった。
母猫は店の始まる午後4時頃には店の前に現れ、
軒下でじっと待っているという。

夜遅く店が終わり老夫婦が自宅に帰る時は後をついて歩く。
朝、自宅玄関を開けると母猫は待っているそうだ。

この店の常連が私の美容師さんであるのでそういう情報は入ってくる。
ハナの画像もその人を通じて老夫婦に届いている。

去年夏、ハナを連れて母猫と老夫婦に見せに行ったけど、
母猫はガレージの奥に入り込んで出てこなかった。

「おばあさんがあまり丈夫でないから
 出来るだけお店に行ってあげるようにしているんよ」
という美容師さんの言葉でかねてから一度と思っていた店に
今秋再度行った。

店で飲んでいるとしばらくして母猫が軒先にやって来た。
おばあさんに抱きあげられた母猫は驚くほどハナそっくりだった。
似ているのはハナなんだけど。

睨めつけるような鋭い目や、くるりと丸い耳のかたち、
口の周りの白い模様や下から見上げる顎の線、メス猫らしいちんまい手先。
母子とはこれほどまでに似るものなのか。
恐ろしいまでのDNA。

ゴワゴワとした毛並みの感触まで同じだった。
ユウ猫へのストレスでゴワゴワなのかと思っていたけど、
ゴワゴワなのは遺伝だったのか。

母猫は痩せて小さかった。
ハナより2回りも3回りも小さく、
朝晩の冷えで風邪をひいたのか、
顔は涙でぐしゃぐしゃで傷だらけだった。

そっくりだけど家猫と外猫の違いは歴然としていた。
母猫のあまりの軽さに申し訳なさい気持ちになる。

母猫が今何歳なのか誰にもわからない。
ハナがきてからもう5年過ぎているし、
それまでにも何度か出産していたらしいが。

老夫婦の娘さんによると、
ハナは仔猫の中で一番キツイ性格の仔猫だったそうだ。


ラベル:
posted by えるか at 20:54| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

ひと目会ったその日から

結局、
息子の猫は私の実家へ預かってもらった。

長男猫は、
とにかく猫が嫌いな猫であった。

二ヶ月の間、
ハナとユウ相手に唸り噴きまわったのであった。
慣れる事はなかった。

そこへもってこの暑さ。
夜中に鳴かれてユウとハナが起きだしたり、
ドア越しにケンカされたり、、、

猫を一匹だけ一部屋に閉じ込めているというストレス、
可哀相さと猫長屋のようになってしまった苛立たしさの
ないまぜの毎日。

こんな狭いマンションの一室に閉じ込めるより、
一軒家で一匹で飼われる方がずっと幸せである、
となんとか長男を説き伏せついに猫を預けさせたのだった。

ところが預けて帰ってきてみると、
散々唸られて噴かれてストレスを感じていたはずの
ハナとユウがどんよりとしていた。

特にハナは、
どういう訳だか長男猫が一方的に大好きで、
以前も正月にチラリと連れてこられただけの
長男猫の後をずっとついて回り唸られていた。

今回も嫌われても嫌われても、
長男猫のいる部屋の前でずっと待っていた。
たまに入れてやっても猛然と噴かれ唸られ、
スゴスゴと部屋を出るハナ。

それはユウも同じだったのだけど
ユウの方はまだ長男猫は少しは近づいたりしていた。
(結局は怒るんだけどね)

長男猫(メス)はハナが大嫌い。
ハナは長男猫が大好き。
この一方的な片思いはどうでしょう。

ハナはユウのことは鬱陶しいだけで嫌なんだけど、
長男猫のことはとってもとっても、
なぜか分からないけれど大好きなのだ。

長男猫が居なくなって今日で2日目だけど、
ハナはベッドの下に潜り込んでいじけている。

もう開けっぱなしになっているドアの前で、
もう入っても怒る御仁は居ないのに、
入らずにずっと待っている。

「もう居ないんだよ」
と言っても私と目を合わせようともしない。
なんだかとっても悪者になった気分だ。

相性ってこれほどのものか、
とひたすら驚嘆するのであります。

両想いだったらよかったのにね。
片思いの相手を想い続ける娘を思うような気持ち。
運命の人ってやっぱりいるんですかね?

長男猫はハナのお母さんの毛色と同じだった。
まさか覚えてないと思うけど、
お母さんと思ってた?


ニャンよ、
広いお家で幸せに暮らしておくれね。

posted by えるか at 22:51| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

うちのハナちゃん

ハナちゃんはいつも
つまらなそうな顔をしている。

猫が眠っている時は幸せそうな顔をしていて、
こちらもほんわかとしてくるのであるが、
ハナは目が開いている時は、

とにかくつまらなそう。

めったに膝にものってこないし、
抱いても後ろ脚でものすごい力でキックして
逃げていく。

しかし、いつも傍にいるのだ。
寄ってこないくせに、
私が移動するとついてくる。

そしてそこでつまらなそうな顔をする。

(私に飼われていることがそんなにつまらないかえ?)
と、責められているような気持ちになり、
申し訳ないような気持ちになる。
落ち込む私。
せめてあんただけでも幸せそうな顔をしておくれ。
もうちょっと幸せそうな顔を出来んのか。

しかし最近やっと気がついた。
ハナちゃん、拾いに行った時から、
こんな顔だった。

母猫の横でじゃれ合う兄弟猫から離れて、
一匹だけ枯れた木の傍でうらぶれていたハナ。
パンパンに太っていたからおっぱいは貰っていたのだろうけど、
仲間外れの雰囲気。

クラスで一人だけ離れて隅っこで、
話しかけても上目遣いで人を見る、
そんなコだ。
三つ子の魂百まで、、、、、
これからもずっとこんな顔なんかな。

そんなハナちゃんも私が外から帰って来た時には、
飛びついてきてしがみついて離れません。
鋭い爪を立てて。

くるさんちの胡ぼんちゃんは
絶対爪を立てないで肩に乗っているらしいけど、
ハナはしっかりと鋭い爪を立てて飛び乗ってきて、
そして満足するまで爪でしがみついている。
爪、絶対ひっこめません。

私が着替えるまで待っていることもあるけれど
(ちょっと利口なところもある)
このところたてつづけに外出着に飛びついて来た。
手を洗っているところを襲われる。

肩といったってなで肩の私。
ハナが乗るためには腰をまげてお婆さんのような格好でないと
セーターをおじゃんにされるのだ。
(背中に乗せてる感じ)

相変わらず噛み癖も直らず、
私は傷だらけである。
鍼やマッサージに行く時恥ずかしい。
「どうしたんですか?」
って聞いてくれない、聞いてくれよ。

ハナの面白いところは水が好きなこと。
猫は水が嫌いなはずなのに、
蛇口からの水の流れを紐の動きと思っているのか、
興味津々で寄ってくる。

そして手を出す。
その手の出し方がアホまるだしというか、、、、
かわいいと言えばかわいいけれども、
なんとかならんのか、という感じ。

水を避けて手を出す、
ということがわからないらしい。
頭や耳や背中に直撃を受けてドボドボに濡れながら
水にちょっかいをだしている。
自分が濡れることなど気にしていない、というより気付いてないのか。
私は「あ〜あ〜」と言いながらタオルで拭いてやるのだ。

風呂にも入ってくる。
湯船のへりに座って前脚で水をかいている。
泡が面白いらしい。
ずっと一緒に入っていれば楽しいのに、
シャワーの音ですぐ逃げていく。

そして私が風呂からあがると、
またつまらなそうな顔で風呂場のマットで待っている。

『ウチのハナちゃん』 松本英子という漫画があってこれはお薦め面白いです。

松本さんちの三毛猫ハナちゃんは、
世の中ぜんぶが自分のためにあると思っている乱暴者。
ぶさいくで性格が悪いので、
一匹だけ貰われそこねていたハナちゃんを
松本さんのお母さんが貰ってくる。
マンガは庭でみつけたガマさんを咥えて帰ってきたはいいけども、
窓につかえて入れない場面から始まる。

ワタクシ、このマンガを読んで、
ハナという名前は皆性格が悪いのか、
名前が悪かったのか、と後悔したものだが、

新聞の夕刊に飼い犬飼い猫のコーナーがあるんだけど、
12枚中、『ハナ』という名前が3枚もあったことがある。
犬猫に流行りの名前なのか。
記憶が正しければ、その時は有名人の飼い犬も
たしかハナだったような気がする。
(ということは4枚か)

松本さんの偏愛ぶりは面白いし、
すごく理解できます。
彼女のマンガは他にもあってなかなか
含蓄があり私は好きです。

ハナちゃん、
もうすこし素直な顔をして欲しいものだ。
でも私も偏愛しているからね。


posted by えるか at 13:28| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

よみがえる温もり

施設でのセッションのネタに困って、
一年前のノートを探したら、
そこに走り書きが、、、

『ハナちゃん

 お鼻がまっ赤っか
 ほくろがひとつ

 だから ハナちゃん
 かわいい        』

途端にドテンと横たわるハナちゃんが
いたいけな小さな仔猫に変わる。

親から離されて連れてこられたハナちゃん。
小さくてわけも分からず箱で寝ていたハナちゃん。

不安だったのだろう、
しばらくは耳を横にひきつらせていて、
変わった顔の猫だと思っていた。

呼吸する体温のある生き物を迎えた喜び。
一年前、私はハナちゃんが来て、
どんなに慰められたことか。

あの頃の寂しさと喜びがまたよみがえる。
ハナちゃんは、
この先も私に付き添ってくれる猫。

日付を見るとH20、10.30だった。
ハナちゃんが来てわずか4日のことだ。

posted by えるか at 23:18| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

親近感

物をため込む事はあまりしない私だが、
時々思いもかけず古い物が出てくる。

休刊(廃刊?)した雑誌「SINRA(シンラ)」、
猫特集だけ3冊置いていた。

何気に引っ張り出したその一冊に、
歌集 『猫とみれんと』で一世を風靡した、
寒川猫持さんの猫日記が載っていた。

10年前にも読んだはずなのに全部忘れている。
寒川さんの愛猫にゃん吉は20年も生きたそうだ。
(猫さんと一緒だ)

にゃん吉が死んだ寒川さんは
ヒゲと爪を残している。
(私と一緒だ)
 
寂しくてたまらない寒川さんは、
にゃん吉没後たった85日で
新しい猫を迎える。
(私は65日だ)

新しい猫メイはにゃん吉と違い、
性格も悪く、
主人でも何でも噛みまくるそうだ。
(ハナと一緒だ)

お陰でちょっと慰められました。

ハナちゃん、
家に来て1年たちました。
噛み癖、今だ直らず。
賢くもならず。

寒川さん、お元気ですか!?


posted by えるか at 19:48| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

滞在

暗くなってから
ハナがずっとベランダから離れません。
何かをずっと待っています。

植木鉢の下。
ごみ箱の下。
ときどき「パシャパシャ、、」と、
場所を変えています。
(いったい何の音ぞ)

ワタクシは今のところ
『ヤツ』の姿は見ていません!

ハナはきっと昨日のことを思い出して、
居ないものを待ち続けているだけなのです。

そうに違いない!!!!!
posted by えるか at 22:43| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お客さん

先日ベランダで「かなぶん」がひっくり返って、
足を動かしていた。

初めて蚊より大きな虫を見るハナは
ジッと見たり、恐る恐る触ったり、
しばらく遊んでいたが、咥え始めたので
飛んで帰ってもらった。
ハナはしばらく探していたけれども、
そのうち忘れたようだった。

次の日の夕方、
網戸の前でハナが小さく鳴くので見に行ってみたら、
カナブンの4分の1くらいの虫がベランダにいたので、
網戸を開けてベランダに出してやった。

ハナは自分で網戸を開けるということを知らないので、
入れて欲しい時はまた小さく鳴くのである。

いつまでも鳴かないので時々見に行っても、
虫が園芸籠の下にでも入ってしまったらしく、
ハナはジッと虫が出てくるのを待っているのだ。

猫は獲物が出て来るまで長時間待ち続ける動物で、
ハナも2時間たち、あたりが真っ暗になっても
まだ籠の前で陣取っている。

虫は時々移動するらしくハナはバタバタしているが、
まったく捕まえる事ができないようだ。
(あんなに小っこい虫がそんなにいいかねえ)
と連れに行った私はギョッとしたね。

なんと、
ハナが追っていたのはゴキブリだったのだ!
ハナちゃん!
あんた、まさか咬んだりしてないよね?!
その口で私を舐めないで〜〜。

盆に加えて二度までもひと夏に現れるとは!
そんなに我が家は汚いか、、と少し傷つく私。
またまた上手い具合いに帰って来た次男が駆除。
「俺が帰ってきたら絶対ゴキブリが来る」
と不満そうだ。

そして今朝はベランダにセミが飛び込んできて、
腹を出して足をぎんらぎんらと蠢かせていた。
このところ虫のお友達が出来たハナはいそいそと
見にいった。

しばらくは見て遊んでいるだろうと家事を遂行しつつ、
そろそろ手を出す頃だから食べないうちに逃がそうと見に行くと、
丁度セミは「ジジ、、」と、自らの力で飛んで逃げて行った。

ハナは、まさかお友達が飛ぶとも居なくなるとも
予想していなかったようで、
「えっ、うそっ、いや〜〜ん、どうして居なくなるの〜〜
 くやし〜〜い、うらめしや〜〜〜」
とヒョットコのようにネコ踊りをしていたのであった。

そして夕方私が外から帰ってくると、
今度は玄関ドアの前の土間にセミが貼りついていた。
なぜうちにばっかり!

最近、虫のお客が多いです。
お客さん、私はあなた方一族が怖いです。
あちこちにぶら下げた『虫コナーズ』が目に入らぬか。

来ないでくだせえ!




posted by えるか at 00:14| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

可愛い?

ハナちゃんですが、、、、
やっぱりアホなんです。

もう少し待ってみたら、
ゆっくり成長してきっと賢くなる、、かも、、、
と待っていたのですが、
私の飼い猫はアホです。

猫って賢い、と思っていた私はかなりガッカリ。
息子二人にも「アホだアホだ」と言われて、
ワタクシ切なくなってしまいました。

ハナの兄弟猫を飼う美容師さんの猫も同じらしい。
「アホです」
「だよね」
「性格も悪いです」
「だよね」
と猫に関してツーカーの従業員と客。

仲介(?)をした店長は不満そうだ。
「でも賢いけど全然なつかない猫と、
馬鹿だけど誰にでも懐く猫とどっちがいいですか?」
って、そんなこと決まってるやん。
どんな猫も主人には懐くのよ。
私にさえ懐けば賢い方がいいに決まっとります。

そんなハナですが、もう生後11ヶ月になり、
食が細かったのが嘘のよう。
一日中、「エサくれ餌くれ!」状態。
骨格が大きくないのにもう3・5キロになりました。
獣医からは太り過ぎ!と警告されています。

ハナはジャンプできない。
猫とはひらりと高いところに飛び上がるものだが、
仔猫の時から全くジャンプせず。
猫としての身体能力は相当悪い。

ヒゲも短くショボショボで全然立派じゃない。
子どもが描く猫の絵はお髭が立派だ。
猫にとってアンテナになるヒゲは大事な武器なのだ。
それがたいそう貧相です。

ジャンプ出来ないハナは、
高い所に行きたい時は、あちこち伝って行くのだが、
それがどういう手順を踏んだらいいのか判断できないようだ。

(この椅子に乗ってその棚に乗ったら
目指すところに行けるでしょうが)
と思うのだけれど分からないらしく、
いきなり飛びついて落ちている。

網戸も開けられない(兄弟猫もそうらしい)
猫はかなり重い戸も開けてしまうものだが、
その辺にあるものを蹴散らして自分のスペースを作る、ということすら
思い浮かばないらしい。

昨日は天袋に入りたらしかったらしいが、
きっちりと閉まっているのに、
どうするつもりなのか、と見ていたら、

懸垂のようにただブラ〜〜ンと前足でへりに
ぶら下がっているだけだった。
そのメタボの体をどうやって前足だけで、
支えるつもりなのか。

猫ならスタッとへりに登り、
勝手に引き戸をこじ開けて中に入り込み、
「こんな所に入っていたのか!」
と飼い主をビックリさせるものなのに。

ハナちゃんどうするつもりだったのか、
しばらくぶら下がっていたが結局重い体を支えられず、
下にドスンと落ちていた。

ハナちゃん、毛色は綺麗な猫なのに、
どうしてこんなにマヌケ面なんだろう。

目の光彩が普通の猫のように細くならないようなのだ。
丸いままそれが光量によって、
大きくなったり小さくなったりする。
この小さいままの「丸々」がマヌケ面を一層引き立てている。

「それが怖いから嫌い」と猫嫌いに言われる
猫の縦長の光彩。
猫の魅力の一つなのに、
ハナは丸○です。


そして人を下から見上げる。

そう、顔は可愛いのだが品のない馬鹿な女の子が
男にもてようとやっている、
「下から見上げる目線」が板についている。
人間で言ったらキャバ嬢?
キャバ嬢でなくてもそういう奴クラスに一人二人いたよね。

しかし自分の猫なのでキャバ嬢になってしまわないように、
きちんと育てねばなりません!
でもきっと生まれつきだ、兄弟猫もそうなんだもの。
「氏より育ち」って、嘘かもしれません。

そんなハナ、一ヵ月前に連日吐きまわり、
胃の粘膜を保護する薬を飲ませている。
薬を止めるとまた吐くので今、様子見中なのだが
獣医によると、変なものを食べて腸で詰まっていたら
バリウム飲んで(鼻から入れるらしい)レントゲン撮って手術だと。

そんなことになっては大変!と、
胃腸が弱っているだけなのを願っている私だが、
ハナは何か飲み込んでいる可能性あります。

以前、夜中に「サクサク」音がするから、
(もしや!)と思い、見に行ってみたら、
発砲スチロールを食べていたのだ。
小麦由来とは書いてあったけれど
「食べられません!」と注意書きがあった。

家の中には猫が飲み込んではいけないものだらけだ。
ビニール、発砲トレー、輪ゴム、糸くず、紐、観葉植物。
なんでも口にいれるハナ、飲み込んでいないとは言い切れない。

獣医は「詰まって胆汁や膵液が出ないのかも」
といっていたけれど、それならば、
避妊手術のあとのハナの腹の傷痕の『引き攣れ』
こっちの方がよほど気になります!

「糸が残っているんじゃないですか」と聞いた時、
「そんなこと無い、毛が伸びたら目立たなくなる」

って言ってたけどそういう問題か?
毛が伸びた今も引き攣れてるよ。
癒着してたらどうしてくれるのだ。

ハナはアホだけど薬を飲んだ振りして、
後でペッと吐きだす芸当は出来ます。






posted by えるか at 09:55| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

命名

友人がハナにあだ名を付けてくれた。

『ハナゴン』

あっはっは!ピッタリ!

返品しようと思っていた通販の箱を齧って
返せなくしてくれたり、
食い意地が張っていて
パンでも何でも隙を見て盗んでいく。

この怪獣の鳴き声は

くわぁ〜〜
ひゃぁ〜〜
はぁぁ〜ん

呼んでも返事はいたしません。

posted by えるか at 20:59| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

愛しのハナちゃん

たった二日で、
里子に来ていた仔猫が帰ってしまった。

ハナが猛烈に怒り、
唸り声をあげて仔猫に襲いかかったのだ。

それはもう、ものすごい剣幕で、
ハナは完全にケモノと化していた。
前日から里子のいる部屋の前で唸り続け、
ハナは怒りのあまり餌を食べることさえ忘れていた。

獣医に事前に相談していたところ、
「初めから仲がいいなんてまず無い。
初めはフ〜ッと怒って逃げてしまうけど、
仔猫が気にせず遊びに行くうちに諦めるやろ。
しかし、初めから大きい方が
怒って追いかけ回すようなことがあったら
まず無理やな」

その最悪のパターンとなってしまった。
仔猫の迎え方の本を読んだり、
急きょエイズ検査までして臨んだ里子騒動。
大失敗。

ごめんねハナちゃん。
嫌だったんだね、傷ついたんだね。
許しておくれ。

いったい私はこのところ何をしていたのだろう。
なぜ里子を迎えようなどと思い始めてしまったのか。

何をやっても空回り、
チェロも練習しても練習してもドツボにはまり、
頭がおかしくなっていたのだろうか。

留守中ハナが寂しいだろうと思ったから?
トータス松本の猫が仔猫を迎え、
仲良くやっているのを知ったから?
普段見ているブログには猫を多頭飼いしている人が多く
楽しそうだったから?

何より私自身が寂しかったのだ。
仲のいい二匹の猫が遊んでいる姿を見たかったのだ。
勝手なもんだ。

ネットで里親募集などを見ていると
なんだか感覚がおかしくなってくる。
ネットでそういう世界ばかり見ていると
なんだかそれが当たり前のように思ってしまう。
里親募集依存症?
おかしいな、、と思いつつやってしまった。

多頭飼いしたことなんてないのだ。
この広さで二匹も飼えるのか、そんなに裕福なのか、
ほんとに猫が欲しいのか。
息子たちは(この母親はどうしてしまったのか)
とでも言うように
「マンションでは無理やろ」
「俺は一匹で十分や」
「ハナがいじめられたらどうするんだ」
などなど否定的だったにもかかわらず、
自分でも何やってるんだ、、、、と迷っているうちに
話だけ進んでしまった。

ところが元野良猫を新しく入れる、ということが
実は大変であることが進行中に徐々にわかってくる。

里親募集掲示板には「エイズ・白血病検査マイナス」
などと書かれている。
そういうとハナも野良猫の子どもだ。
相性が合わなければ返す、という約束もしたので、
感染させたりさせられたりしたら
目も当てられないことに気付く。

6300円もしたエイズ検査はハナは陰性だった。
(血を抜かれて可哀そうだった)
里子も一応陰性らしいが、
獣医によると拾って一か月たたないと
正確な結果は出ないそうだ。
里子は拾ってまだ3週間。
獣医にまたまた相談しに行くと
「まあ大丈夫だろうけど、、、」

「猫にとって何が嬉しいんでしょうか、
 寂しくても一匹がいいんでしょうか、
 はじめは嫌でも二匹の方が嬉しいでしょうか」
と聞いたら、
「わからん!俺、猫ちゃうから!」
そりゃそうだ。
要は『相性』のみにかかっている、ということらしい。

相性が合わなければ引き取る、という条件だったけれども
ネット上の話ゆえ本当なのか、
ものすごく不安だ。信じるしかない。

ペットショップで売られている犬猫には
病気の心配がないからなんだと思えば、
血統書もそんなに忌み嫌うものではないのだ、
と初めて思った。

自分でもどうしたいかわからないまま里子はやってきた。

駐車場に捨てられていたというやっと2か月になったばかりの
里子を見て、
私はハナがたいそう美しい猫であったことに気付いた。
里子は可哀そうなくらいブサイクな猫であった。
しかもここへきて皮膚病であるというではないか、
そんなこと聞いてなかったよ。

そして普通なら大きくなってしまった家猫より
新しい仔猫の方を可愛い、
という気持ちが芽生えてくるものだろうに、
そこで初めて私は自分がいかにハナを愛しく思っていたか
まざまざと思い出し、
今もハナのことを愛しく思っている自分に
気付いたのであった。

しかし、眠くなると親を想ってチュパチュパと吸ってくるという
この里子は可哀そうである。
なんとか大きくしてハナの姉妹になってもらおうと、
まあ、縁があったんだから、とがんばることにし、
いきなり会わさないように一部屋に隔離した。

次の日は早起きして里子を獣医に連れて行き、
皮膚病を見てもらったり爪を切ってもらったりした。

そしてハナと対面。
その後は冒頭に書いた通りである。
里子はなんとか歩み寄ろうとしていたのに
ハナは逆上して手がつけられなかった。

連絡を受けた里子の拾い主夫婦は
ちゃんと約束通り飛んできてくれた。
聞けばたいそう可愛がっていたようだ。

ちょっと訳ありなこの夫婦は我が子のように
可愛がり風呂にまで一緒に入っていたという。
里子に出した後、
旦那さんはずっと泣いていたそうだ。
向こうは向こうで
私がどんな人間なのか疑心暗鬼だったらしく
嫌な人間なら渡さないつもりだったらしい。
しかし、そこまで想うなら飼ってやれよ。

「どんな無理をしてでも飼ってあげて下さい」
とお願いする私の言葉に夫婦は頷いたか頷かなかったか、
とにかく里子はたくさんの荷物と共に帰っていった。

どちらの猫にも大変可哀相なことをしてしまった。
私は両方の猫に気を遣い、もうぐったりだ。

ハナよ許せ。
寂しくて退屈かもしれないけれど
二人で仲良く暮らしていこう。

ハナハナハナちゃん、愛しい猫よ。
久し振りに膝に抱いて子守唄を歌ってやったら、
満足そうにゴロゴロと喉を鳴らし、
そして、
いきなり腕にカプッと噛みついた。








posted by えるか at 21:37| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

抜糸

思いっきり、首を掻き、
思う存分、毛づくろいしなされ。

ハナよ、よかったなあ。

私もストレスから解放された〜〜
バンザ〜〜イ!

当然のことながら、
「エリザベスカラー貸出代」は、
返ってきませんでした。
posted by えるか at 17:18| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

愚か者

今朝目が覚めるとハナが「ゴロゴロ」と喉をならしていた。
(あ、生気が出てきたな)と嬉しい。
顔を見るとハナの顔に戻っている。

早速、水を持っていったけれど、
それはやはり飲まず、
ここに来た頃食べていたペースト状の缶も食べない。

息子に電話して猫さんが最後食べていた
特別療養食ネコ缶を持ってきてもらうことにした。

猫さんはこれで一年生きたのだ。
たくさん残っていたので猫を飼う息子に
押し付けていたのだ。

息子の友達の老猫が何も食べなくなって弱った時に
この缶を与えたらガバガバと食べ、
あっという間に元通り元気にエサを食べるようになったそうだ。
役に立つ猫缶である。

連休中の混むところを車で持ってきてもらって、
これで食べなかったらどうしようかと思ったけれど、
食べました。ちょっとだけど。

息子の猫は毛剃りも少しだけ、2センチくらいの傷で
3日くらいで抜糸で楽だったと言う。
(猫さんの昔の医者)
なんですと!今はそうなっているのか!
ハナのおなかはタヌキのように毛をごっそりと刈られ、
傷は5センチはある。抜糸も2週間後と言われた。
なんと可哀そうなハナ、、、、、、

元気が出たのかヒョコヒョコと歩くようになった。
なったはいいけど、
毛づくろいをし始めた。

エリザベスカラーと言って、
術後の動物は傷口を舐めて傷口が開いてしまわないように
パラボナアンテナのようなものを首に巻かれている。

術後、連れて帰る時に
「これ少し切っていいですよね」
と言ったら
「あかん!絶対にあかん!
 舐めまくって糸まではずしてくれる猫がおるから
 アカン!」
と先生は言っていたのだが、
猫さんの時、私は
(大き過ぎるやん、重たそうやん)
とジョキジョキ切ってしまい、そしてなんら問題は無かった。

請求書には
『エリザベスカラー貸出し・料金は返却時に返します』
とある。
これはバカな飼い主が外してしまい、
手術が台無しになってしまわないよう、
苦肉の策なのだな、と思った。

がしかし、私はそのバカな飼い主である。
使い回しているカラーはガムテープで二か所貼られていたが、
そのテープの臭いがほんとうに臭くて、
(ハナが食べないのはこの臭いのせいもあるのでは)
とまずテープを貼り替えた。

そして、
(首が締まり過ぎや)とテープを貼り直し広げてやった。
次、
(こんなに弱っているハナにこのカラーは重すぎる)
とジョキジョキとカラーを2cmほど切ってしまった。

ちょうどいい感じにコンパクトになった。

ところが元気がでてきて毛繕いを始めたハナは、
なんと、一番下の糸のところに微妙に口が届くのだ。
なんかの拍子に糸をくわえている。
うわあぁぁぁ、、、、、、

えらいことになった、、、、、

幼稚園の時に折り紙の折り方を知っているからと、
勝手に先に折り切りしてしまい、
あげく間違い、
先生に怒られたことを思い出した。

明日、再診の日なので
謝らねばならぬ、先生すみません。


posted by えるか at 21:10| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

馬鹿

ハナに避妊手術をした。

避妊手術。
ちまたの本には
「ネコちゃんのためにも受けさせましょう」
と書いてある。

猫さんもしたけど、
それは一軒家でたまに脱走していたからだ。
これ以上は飼えないから可哀そうだとは
思ったけれど迷うことなく受けた。

本には
「病気のリスクもうんと少なくなります」
と書いていある。
本当だろうか。
人間に
「あなたは子どもを産まないので病気のリスクを
避けるために子宮を取りましょう」
なんて言えるか?

確かにオスだと部屋で尿を撒き散らすスプレー行為が無くなるので、
飼うためには仕方のない手術だけど、
昔はそんなんしていなかった。
猫は今と違い、
勝手に外に出ていき縄張りを巡って喧嘩したりしていたのだ。

「猫のために避妊手術を」という言葉は、
私には「人間のために」に聞こえます。

ハナはマンション猫として暮らす故、
他の猫と会うこともない。
そんなハナに手術を、、、、、、
「飼い主としての義務」という、
そして自分にとって飼い易いという
勝手な理由で私は受けた。

実は前に一度予約していたけれど、
発情のなんの兆候もないいたいけな様子に、
可哀そうでキャンセルしてしまった私だ。

今回も別に発情していたわけではないのだけれど
連休で家に居れそうなので予約をいれた。

しかし、
手術を終えて迎えに行った私の前に連れてこられたハナは
「けもの」になっていた。

「ううぉ〜〜ううぅ〜〜〜」
と呻き声とも唸り声ともつかない恐ろしい声をあげ、
全身を逆立てて「フゥ〜ッ!」とふいていた。
麻酔が覚めてから私が迎えに行くまで、
ずっとこんな状態だったのか、、

「ハナちゃん!」
と声をかけると、ふくのは止めたけれども、
形相は変わり果て、憑きものがついたようだ。

あまりのことに
「先生、、、、、、」
と言葉を失う私に
「大丈夫やこんなことでは死なへん!」
というその言葉に、
(ああ、やっぱり病院を変えればよかった)
と後悔したのだった、遅すぎるけど。

猫さんの手術を失敗されてからも
結局これといった獣医を思いつかず
そのまま通った私。
最近、患者がなぜか犬ばかりで猫がいつ行っても居ない。

「どうして猫がいないのですか?」
と受付で聞くと
「狂犬病やフィラリアの季節ですからね」
と言われたけれど、(何かあったのか、、、)
とずっと不安だったのに、、、、、

ハナは帰ってきてからもう二日になるのに
水すら飲まない。
うなって死んだようになって私にお尻を向けている。
怨んでるんやな、、、、、ごめんね。
覗き込むと「痛いねん」というようにニャアと恨めしげに鳴く。

猫さんの時はしょげてはいたけれどご飯は食べていた。
ハナちゃんどうしたんだ。
そんな顔しないでご飯を食べておくれ。

そのうちケロッと元気になってくれればいいんだけれど
もしや、このまま、、、と嫌な思いがよぎる。
ちょっと弱りすぎている。

息子には
「なんであの病院にまた行ったん?」
と驚かれた。

私は馬鹿だ。
動物にとって尊大な人間であることが嫌だ。



posted by えるか at 23:54| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

二重唱

ハナちゃんは かわい〜い〜 かわい〜い〜な〜
(ソソド〜レ〜 ミレド〜ソ〜  ラドド〜レ〜ド〜)

ハナちゃんは かわい〜い〜 かわい〜い〜な〜
(ソソソ〜ミ〜 レレレ〜ド〜  レレレ〜ド〜レ〜)

かわい〜い〜 かわい〜い〜 ハナちゃんは〜
(ドドド〜ソ〜 ラララ〜ソ〜  ドドレ〜レ〜ミ〜)

とって〜も〜 かわい〜い〜 ハナちゃんで〜す〜
(ソソソ〜ミ〜 レレレ〜ド〜 ミミレ〜レ〜ド〜)
 
                  唄 えるか

ゴロゴロ〜〜 ゴロゴロ〜〜
ヒュ〜〜   ゴロゴロ〜〜
グルグル〜〜 ブフフフ〜〜
ヒュルヒュル〜〜 グリュキュキュ〜〜
グルグル〜〜 ゴロゴロ〜〜
 
                  伴奏 ハナ

と、まあ外から帰ってくると
飛びついてくるハナちゃん抱えてエンドレス。

猫は暗闇でも目が見えるというから
視力がいいのかと思っていたら、
目は悪いそうだ。
そのかわり耳が抜群にいいらしい。
飼い主のことは声で覚えるという。

私も耳はいい。
勘も目もすごくよかったけれど、
目は老眼乱視で悪くなってしまって残念だ。

このマンションで聞こえる騒音。
足音、引き戸の音。オーディオ。太鼓。その他諸々、、、
私にははっきりと聞こえるのに
一度友人に
「ほら、聞こえるやろ?この音」
と言ったら、なんとその人は
「聞こえない」と言った。
いったいどんな耳をしているのだろうかとびっくりしたと同時に
私は自分が狂っているのかと思い、
たいそう傷ついた。
猫さんも年寄りゆえ相当な音でないと気にしてなかった。

でもね、ハナちゃんはしっかりと聞いている。
足音に怯えている。
少しでも音がするとサッとその音がする方向を見上げる。

猫がよく何もないところを見つめているとき
見えない霊を見ているのだ、と言われるけれども
実は耳がたいそう良く、物音に反応しているそうだ。

ハナちゃん、仲間だよね、ちゃんと聞こえるよね。
ハナちゃんが気にしてくれるから、
仲間が出来て、私は気持ちが軽くなったよ。


posted by えるか at 10:56| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

猫なりに

ハナちゃんの兄弟のミミちゃん(オス)は、
先住の犬と猫のいる美容師さん宅に引き取られていったが、
たいそうな乱暴者だそうだ。

先住の猫(6歳)がおとなしく歩いているところに
わざわざ寄って行ってパンチをくらわすそうである。
そしてパッと離れ、まるで「へっへっへ」 とでも言っているような
不敵な笑みをこぼすそうだ。

ハナを飼う私にはそのことが充分想像できる。
なんといってもハナの兄弟だもの。
送ってもらった写メを見る限り、
さすが兄弟と思えるようにハナと顔が似ている。
生まれ持った気質が似ていて不思議はない。

ミミちゃんはアメショーの雑種、ハナはシャムの雑種。
毛色は違うけれども鼻のまわりが白いところと、
なんといってもヤンチャそうな目つきが
そっくりなのだ。

ミミちゃんは兄弟の中で一番きれいな顔をしていた。
ハナは遊びにもいれてもらえず隅っこでうらぶれていた。
猫親子に軒先を提供している飲み屋さんも、
「毛色はきれいけど、顔がねえ、、、、」
と言っていたくらいハナはブサイクだった。

じゃれあっている他の兄弟の中にハナをいれてやると
他の猫がいっせいにハナに「フ〜〜〜ッ!」とふいた。
嫌われ者なのか、とかわいそうになった。
翌日見に行ってみるとミミちゃんが引き取られて二匹になってしまったので
のこりの兄弟とじゃれていたけれど。

でも引き取ってからハナに噛み癖があるとわかって、
(ミミちゃんは乱暴者だけれど噛まないそうだ)
嫌われていたのはこのせいだったのか、、、などと
猫界の事はわからないけれど、思った。

ハナはいまだに私の手を噛む。
撫でてやってもカプッ抱いてやってもカプッ。
そして私のレギンス(タイツ)で爪を研ぐ。

うちに来た時、片目がショボショボとしていた。
病気かと思い医者で目薬をもらったが、
かえって目が爛れただけでよくならなかった。
かわいがっているうちに、
いつの間にか目はまん丸になり、
なんとか可愛い顔になった。

ところが、
いつまでも噛み癖がなおらないことを獣医に言うと
「それはアカン、飼い主を傷つけるようではイカン。
 きつく怒らないとアカン!!」
というので私はきつく叱ってみた。

するとハナはまた目をしょぼつかせたのだ。
(チックだったのか、、、、、)
私は怒るのを止めた。
もう噛んでもしかたないアキラメタ。

野良だったころ辛かったのだろう。
ミミちゃんも片目をしょぼつかせていたと言っていた。

誰にでも懐くようにみえるハナも
実は結構、気ぃ遣いの奴なのだ。
人にかまってもらうとすごく喜んでまといついているが
客人が帰ると、ふぅ、、という感じで
そのあと寝床で何時間もぐったりと寝ている。

気に入ってもらえるために頑張っているのだろうかと思うと
ちょっと不憫な感じがする。

昨日、猫さんの法要に行ってきたら、
なぜか全く寄ってこなかった。
抱いても嫌がって逃げた。
私のことを怖そうに見ていた。

憑いていたのか。



posted by えるか at 21:38| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

ひいき

ハナちゃんね、
アホなんです。

生後6か月も過ぎたんですけど、
どうやら賢くなりそうにありません。

猫として
どういうことが賢くて賢くないのか
それは人間からみた尺度で、
よくわからないけれど、
私が感じるところでは、
ハナちゃん賢くないですアホです。

「馬鹿な子ほど可愛い」というけれど
ほんまでしょうか。
私はやっぱり賢い方がいいです。
子猫の時は可愛いなあ、、、ですむけれど、
おとなになっても年寄りになってもアホでは、
猫としてどうですか。

猫とは
何もかもわかったような顔をして
じっとこちらを見ている、
というイメージが私にはあるのですが。
そんな勝手なイメージを持たれても猫としても
迷惑とは思いますが。

ハナちゃんね、
顔は可愛いですよ。
ひげの所がプクッとふくれて
ちょっとニャロメに似ていますが
毛色も雑種のわりにきれいだし、
尻尾も長いんですけどね。

誰にでも懐くので
評判はいいですよ。
猫さんは愛想無しの猫だったので、
人に可愛がられるのはハナちゃんですよ。

でもね、飼い主としては
「あんた誰でもええんとちがうん」
と言いたくなるんですよ。

私のこと飼い主って、
あんたわかってる?

馬鹿だからする事は
とっても面白いんです。

狩りをする習性も、
ちゃんと出来ているらしく
ヒモやプラスチック皿やぬいぐるみを
自分の基地に咥えて持って行く様子は
それは可愛いですよ。

でも心の中で
(アホやなあ、、、、)と思って見ていると
ハナちゃん、
心なしか悲しそうな顔するんですよね。

ひょっとしたら、
もう少ししたら賢くなるかなあ、、

という飼い猫びいきでした。
ラベル:ペット
posted by えるか at 22:57| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

速報!

ハナちゃんがまたまた『猫満福庵』
に載せてもらっております。

福輪友の会

また緒形拳さんの猫オーイの下に
返り咲きましたのよ〜〜。
オホホホホ、、、、、、、

ちなみに尻尾の先にある黒い物体は
¥300の私の靴下です
(机に靴下、いけませんねえ)
左にある緑の植物は葉っぱがカールしたオリヅル蘭の
もじゃもじゃクンです。
ハナにパンチング模様にされても健気に生きています。

それから以前ハナの画像を載せていただいた
『おれはてっぺい』
にはハナが噴くフウゥ〜〜〜〜ッ!写真がありますです。

ハナちゃんが来た!

ブログ(HP?)に『絵日記』という部門(?)があるのを
ご存じですか?
とても面白いですよ。
訪れてみてください。

『サラサラ絵日記』
もうひとつ、最近見つけました。
『みつこ絵日記』
posted by えるか at 13:47| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

ハナの功績

家の中に猫のためのグッズが並ぶなんて
絶対に嫌だ、と思っていた私だが、
ついに猫タワーまで買い与え、
オシャレな部屋がどんどん間抜けな部屋に
変身していきます。

キャットバンテージという
アメリカで賞をとったというこの猫タワーは、
猫タワーとは思えないほど高価でかなり迷ったけど
(ダメなら返品しよう)と目論んで取り寄せてみた。
DVDまでついており、その組み立て方は
ちょっとした建築である(大袈裟)

たまたま息子が来たので作ってもらったが
返品のために「もう一度解体してくれ」
とはとても言えませんでした。
息子が作ってくれたと思えばそれだけで嬉しいし、
ハナちゃん一応乗ってるし。

相変わらず噛み癖は直らないし、
私の足で爪とぎをするし、
セーターはざっくりと破られひっかけ傷だらけだ。

スカートを近所の安いクリーニング屋に持って行ったら、
そこでさえ「これじゃあねえ」と(まだ着るの?)という感じで
安い方の料金を勧められた。

乱暴者で賢くなくてもハナちゃんはかわいい。
生命力あふれる生き物が部屋の中にいるのは
ほんとうに嬉しい。

なによりここを見に来た時から、
どうしても好きななれない部屋(寝室)に、
ハナちゃんは気にすることなく入っていく。

どうも自分の基地のように思っているらしく
獲物(紙くず、ヒモ、ぼろライオン)をそこに持って行く。
そして夜はそこで私と一緒に寝てくれる。

私はこの部屋が嫌いで、
実は持っていた水晶のネックレスを
魔除けのために壁にかけているくらいなのだ。
塩を置いたこともある。
新築なので別に霊がいるとかそんなことでなく、
なんか嫌な感じがする部屋。

猫さんはここに越してきてからは
その部屋には絶対に入らずに
私とも寝なくなってしまった。
敏感な猫さんには何か分かるのだ。

上下に住む在宅で仕事をしている住人のたてる音が
深夜3時まで響く。
「堅ろうな造りなので絶対に音はしません!」
と嘘ついたハウスメーカー、
チューチュー言ってんじゃないよ『ダイワハウチュ』。
『なぜダイワハウスなんだ?』って・・・
・・・・・こっちが聞きたいよ!

でもハナちゃんのおかげで
その部屋は生気が戻り、
その部屋に入るのがずっと楽になった。

ハナちゃん、
なんでも買ってやるぞ!

posted by えるか at 12:49| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

猫バカ

ハナちゃんですが、
よく見るとかなり可愛くなってきました。

足が案外大きく、
後ろ脚はウサギの脚のようだ。
そして尻尾が長いのがチャームポイント。

尻尾が長いことは自慢できることだと
何かでよんだことがある。
猫さんはカギ尻尾だったので
このように長い尻尾の猫は初めてで嬉しい。

座ってくるりと尻尾を前に巻くと、
しっぽの先が両足を通り越すのです。
「尻尾長いでしょ〜〜〜〜」
と自慢してしまいそう。

前脚はなぜかいつも少し外股。
猫さんはちんまりと揃えていたのに
ハナちゃんは豪快に開いて大きな足。
あまり賢くない分、
やることがいちいち面白い。

水が大好きで洗面台のボールに
少し水を張ってやると
飽きずに前脚でカイカイしている。
足が水でぐっしょり濡れても気にしない。

そしてテレビを見ます。
猫がテレビを、、、、
新聞も読んだらいいのに。

呑み屋の軒先猫だったからか
宵っ張りの朝寝坊は私の猫にぴったりで
私が起きるまでは自分は目が覚めても
じっと待っているところはお利口さん。

好きなものはライオンのぬいぐるみ。
これは次男が高校の頃、友達にもらったものが
そのまま残っていたもので、
ドアノブに吊るしておいたのが
気に入ったらしい。
口に咥えて運んで得意そうだ。
獲物として狩りをしているつもりらしい。

もう一つのお気に入りは
猫の手の形の携帯の液晶拭き。
これも吊るしていたのを持って行った。
もうボロボロだ。
餌を食べる時に横に持ってきているので
獲物のつもりみたい。

最近のお気に入りはナッツのピスタチオ。
転がすと、カラカラいうのがお気に入りらしい。
でもすぐどこかへはまり込んでしまう。

猫キチであることをもう自分に許している私は
『ねこのきもち』という通販誌までとっている。
そしてわざわざ猫のおもちゃまで買ってやっている。
しかし何がお気に召すかはわからないのが
悲しいところである。

最近、部屋干しの洗濯ポールによじ登り
私のパンツを盗むのが趣味となったハナちゃんに
ひとつ背の高い猫タワーを買ってやろうとした私だが
はて、ほんまに気に入ってくれるのだろうか。

猫はその辺にあるもので勝手に遊ぶべし、
と思っていた私も
変われば変わるものである。
posted by えるか at 00:14| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月16日

動画

え〜〜、猫バカで恥ずかしいのですが、
友人の娘さんがハナの動画をご自身のブログで
紹介してくださいましたので
よかったら笑ってください。

もう4か月の中猫となったハナ。
小さかったなあ、色も薄かったなあと
ほんの少し前のことなのに懐かしいです。

http://teppei0725.blog95.fc2.com/blog-entry-85.html

そして、そのお嬢さんのてっぺいという飼い猫と
ご実家のわんこのバトルがまた笑えます。

http://teppei0725.blog95.fc2.com/blog-entry-86.html
posted by えるか at 22:29| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

猫満福庵

緒形拳さんが亡くなった時、
津川雅彦さんのブログに談話が載っていると新聞で知り、
そこで初めて緒形拳さんもブログを持っておられたことを知った。
『ハラハチブンメー』 http://ogata-ken.com/framepage-top.html
という。

そして、そこへ訪れて鳩間姉妹 http://hatomashimai.neko39.com/
というブログを知った。
そこには2005年のドラマ『瑠璃の島』 でのロケ地で、
緒形さんが地元で生まれた子猫を借りてロケ先の借家へ連れて帰り、
子猫と遊ぶ画像が載っている。

私は緒形さんか猫好きであったことを初めて知った。

『猫びより』 という猫雑誌の7月号に
緒形さんが愛猫オーイと共に出ておられると知り、
本屋へ行ってバックナンバーを注文した。
猫びよりは創刊した頃、何冊か求めたことがあり、
しっかりとした作りの雑誌は今も私の本棚にある。

緒形さんの愛猫『オーイ』 は
緒形さんの庭を通る野良猫の一匹だったようで
京浜東北線の駅名「品川〜大井〜蒲田〜川崎〜」とそれぞれ呼んでいたら
オーイだけがUターンしてきたそう。
緒形さんのマネージャーさんも猫好きでマネージャーさんの飼い猫の
名付け親は緒形さんだそうな。
『バナナ』と『足袋』と名付けられた猫の毛なみはいかにも、という感じで
緒形さんのユーモアを感じさせられる。

そのマネージャーさんが企画され、
緒形さんが製品のロゴを書かれているインターネットショップ
 猫満福庵  http://nekomanpukuan.com/ をまたまた発見。
愛猫オーイがこの店の首輪(この店では『福輪』という)をつけて
登場している。

その福輪には緒形さんが書かれた書『猫満福庵』のロゴがついている。
私はそのロゴがどうしても欲しくて、
ハナがまだ小さいのでオーダーをお願いしたら
幸運にも作ってもらえた。
しかも『福輪友の会』に入れてもらえ、
ハナの写真も載せてもらえて、
この画像もないブログを紹介していただけた。

よかったら見てください。
ハナは今のところオーイの下で紹介されています。
http://nekomanpukuan.com/?mode=f5

posted by えるか at 14:13| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月26日

大きくなった

「うわぁ、可愛くなってきたやん
 前見た時よりは、ものすごく可愛いで」
かなり驚いていたので、
予想外にカワイクなっているらしい。
そこまで前はブサイクだったのか。

次男によるとハナちゃんは来た時に比べると
もう2倍くらいに大きくなっているそうだ。

まだまだ幼児の子猫だと思っていたけれど、
そう言えば確かに大きくなっている。
ハムスターのヒゲのようだった細いヒゲも
だいぶ伸びて太さも出てきて猫らしくなってきたし。

そして¥100ショップで買ってきたトイレが小さくなった。
でも、新しく買ってやったトイレには入らないんだよね〜。

猫さんと同じようにシャムの雑種だけれど
白かったのが日増しに茶色がかってきて
トラ模様も出てきた。
時々私の服についている白い毛はハナちゃんの毛だ。
まだまだ短い
また猫の毛が服につくようになった。

ハナちゃんは人慣れしているので人気者だ。
見にきてくれる人に可愛がられている。
人懐っこいって本当に得だ。

しかしね、、、、、

あんまり賢くないのでは、、、、、
と私は思っているのだ。
つまり、誰でもいいんと違うん???
人に懐いてふと私に気づき、
(ほにゃ、、、、??)みたいな顔をしている。
(あれは誰?、、、じゃあこれは誰?、、、)という感じ。
まだ小さいから、、、、、、とは思っていたのだけれど、、、

息子が
「ちょっとアホなんとちがうん?」
と言う。
「やっぱり、、、、あんたもそう思う?」
「にゃんこ(猫さん)と全然違う」
「、、、やっぱ、そうなんや、、、、」

そして猫さんは、きれいだった、賢かった、品があった、他の猫と違った、
などと話したのだった。
しかし『まねき猫』ことハナちゃんは
無邪気に人外交をがんばってくれている。

彼女連れだったので、
私も何とか彼女に喜んでもらおうと
息子の小さい頃の写真を引っ張り出してきた。
そこには若かりし頃の猫さんが写っていた。

「にゃんこ、やっぱり綺麗やなあ、、、」
息子が感にたえないように言う。
「ほんまやなあ、、、、」
(ハナちゃん、やっぱりブサイクやなあ、、、、)
「賢かったなあ」「品があったなあ」「誰よりもキレイやったなあ」
「兄ちゃんの猫もアホやなあ」
「やっぱりにゃんこは別格やなあ」
などと、長男の猫にまで飛び火し、
猫さんを偲んだのであった。

でもね、アホでもブサイクでも
ハナちゃんは本当に温かくて、
『癒し』 という言葉は嫌いだが
ほんとうに、癒されるという言葉でしか
言い表せない気持ちを私はハナちゃんに懐いている。

ハナちゃんのお陰で随分と助かっています。
posted by えるか at 21:24| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

ハナ 続編

アップした記事を読み直したら、
もうハナの名前は前回すでに書いていた。
二回も同じようなことを書いている。

ショックだ。
私の頭の中はどうなっているのであろうか。
しかも、一回目はたいそうハナをかわいらしく書いており、
二回目は乱暴者として書いている。

なんて自分勝手な筆者であろうか。
恥ずかしい。
元々、ノミだらけではあるが母猫と一緒にいて、
母乳もご飯もいっぱいもらいパンパンに太っていた子猫を、
いくら餌をやっている呑み屋さんが
「車に轢かれてしまわないうちにもらって欲しい」
と言ったからといって、
猫さらいのように、自分の都合で勝手にさらってきたのだ。
うちに来たからといってハナに幸せだったかどうかは、
今のところ幸せじゃないかも、、、、、
もし轢かれたり病気で短命だったとしても、
何が幸せかはわからない。

さらってきた猫が自分の好みでなかったからと言って
なんと勝手な言い草であろうか。
猫さんと違うのはあたり前のことなので
いいところを探して仲良くしようと思う。
、、、、、、思おう、、、

ハナはニャ〜ンと鳴かない。
初めは、子猫だから?と思ったけど、
にゃ〜と鳴く口をしても「、、、、ヵ、、」
という情けない音しか聞こえてこない。
獣医に聞いたら、普通子猫でもちゃんとニャ〜と鳴くらしい。
、、、ヵ、、とか、、、ハ、、、としか鳴けない。
そして、ピギャ!とか、フギャ!とかピキ〜!とか
犬じゃあるまいし、ウ〜〜〜!と唸って襲い掛かってくる。

三つ子の魂百までも?すでに野良のたたずまいが堂に入っている。
遠慮なく人の皿からパンだって盗んでいく。
猫がパン????
サンマの切れはしをやったら
食べた後の毛づくろいの顔がすっかり野良の顔だった。
こういう猫をお嬢と育てるのは無理なのか?

爪を切られて足登りをやめたのは夕べだけで、今日はまた再開。
私の足で爪とぎまでしている。
私は木か。
爪先を切ってあるから、もう血だらけになることはない。
その分、鋭い牙攻撃がひどくなったような気がする。
私の闘いは続く。
posted by えるか at 21:22| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハナちゃん

新しい猫の名前はハナちゃんだ。
ブサイクなので名前だけでもかわいらしい名前にしようと
考えに考えてこれ。
はじめ獣医さんでは受付で名前を聞かれてとっさに
「ももちゃん」と言ってしまってカルテにはその名が入っている。
(どうしてももちゃんと言ってしまったんだろう) と考えたら、
貰って来た一杯呑み屋さんの名前が「ももちゃん」だった。

ハナちゃんはパッと見は可愛いけど、よく見るとブサイクだ。
新しい子猫を見た友人たちも誰も綺麗な猫だとは言わない。

「このマヌケ面が可愛いわよ、癒されるわ〜〜」
「女の子は愛嬌やで」
とか、まあ人慣れはしているものの、
これからは自分の猫が一番美人だとは言えなくなった。

こんな小さな猫を飼うのは初めてなので、
他の子猫もそうなのかわからないが、
元気で好奇心旺盛なのはわかるとしても、
今ひとつ、賢くないような気がする。
「人は一つ前のことを懐かしがる」 
という話を心理学者に聞いたことがあるけれど、
猫さんと大違いだと、つい思ってしまう。

ハナちゃんは噛みグセがある。
撫ぜてやろう手をだしても、とにかく噛む。
鋭い乳歯で噛んでくる。
私の手を噛み、足を噛み、首を噛み、
そして鋭い爪で私の足を掻き登って来る。

モチロン、登ってくるのは嬉しいですとも。
飼っている動物が自分の肩に乗ってくるなんて、手乗り文鳥以来だ。
カワイイ、、、、ですよ。

でも、痛い、ほんとに痛い。

子猫の爪の先端は針のように細く、
私の足は短期間に、虐待を受けた人のように、
深い傷あとが無数に出来た。

美脚を誇っている訳でも誰に見せるわけでもない私の足だが、
元々、傷の治りが人一倍遅く、ケロイド体質の人間にとって
これはゆゆしき問題なのだ。

ご飯を作っていたり、顔を洗っていたりしている時に、
不意をついて掻き登られた時の、
それはそれは痛いこと。

素肌ではひっかかりがなく登れないことを知っていて、
私が靴下を穿くのを、横で身構えて待っているのだ。

もう、、
怖い。

爪を切ろうとしたけれど
噛みつくわ、暴れるわでとても切れない。
ああ、猫さんはおとなしかった。
ガックリ、、、、、、。

私はスカートが好きだ。
背が高いので、スーツやパンツは、いかにも、、になってしまい、
私は断然スカート派なのだ。
でも今期はチェロで出かけることが多かった。

高校生が制服のスカートのまま弾いているのを見て、
私も気にせずスカートを穿いていたら、
あるとき、「スカートは、、」
と団内のオジサンに言われてしまった。
スカート穿いてくるのは私と、もうひとりのお嬢さんだけだったので、
私は仕方なくそれ以後パンツでいくことになった。

せめて家の中だけでもとスカートを穿いていたのに、
ハナちゃんのせいで何を穿いていいのかわからない。

Tシャツのヒモも彼女の大好物だ。
もう私の服はボロボロだ。
獲物のようにハナちゃんに狙われる私。
動くものが大好きなので、手足は格好の獲物なのだ。
多分に野生が残っている猫らしく、
テレビの鳥の声にも敏感に反応している。

噛み癖のある猫はペットショップでも売れ残る。
どんどん値段も下がって、やがてどうなるのだろう。
見に行った時は遊び回る兄弟から離れて一人うらぶれていたのに
ものすごく気が強く、遊びながらもフ〜ッ!フッ!とふいている。
噛み癖があるから嫌われていたのだろうか。

いったいどうしたらいいのだろう。
猫さんの時、獣医に
「猫は怒っても、なぜ怒られているのかわからないし、
ひねくれていくだけなので怒らない方がいいですよ」
と言われたので、猫さんは怒ったことはない。
実際、怒ることなんてほとんどなかったのだ。

ハナちゃんを見ていると、
猫さんがいかに、美人でおとなしく上品で賢い猫であったか、、
とつい比べてしまい、
ちょっとハナちゃん、可哀想。

そんなわけで昨日、獣医にワクチン接種に行った。
ついでに爪を切ってもらった。
先生は「よし!切ったろ!」
と、猫さんの時は藪に見えたのに今回は頼もしい。

ハナはプチン、プチンと切られるたびに、
「フニャ、、ミニャ、、ピニャ、、、、」
と情けない声をあげていて、哀れを誘ったけれども、
私は「しっかり切ってもらい!」
と内心ざまあみろ、、、と思ったのだった。

そして、驚いたことに、ハナちゃんはそれから爪を出さなくなった。
よほど堪えたのか、、、
学習能力あるやん。

赤ちゃんの時に兄弟とじゃれたり母親に怒られたりして
噛むことの加減を学習するらしいのだけれど、
ちょっと早く離しすぎたのだろうか。

「噛んだら怒った方がいいですよ。
なぜ怒られたかはわからないだろうけど、
そのうちわかるかのしれないし、、、、」
先生は(噛みグセは治らないけど、、、)と言いたそうだったけど
とりあえず、そうアドバイスをくれた。

しかし、怒るのはしんどい、
エネルギーがいる。
のべつまくなしに噛んでいるのだから
私はずっと怒り続けなければならない。
そんなの嫌だ、しんどい。
ひねくれ者になっても困る。
私は、のんびりとおだやかに猫が居るのが好きなのだ。

私が猫を好きなのは、犬のように躾けなくてもいいから、という理由もちょっとある。
躾けるのは人間だけでたくさんだ。
それでさえちゃんと出来なかった私が、どうしてペットまで躾けられよう。

ハナちゃんの歯、
歯医者さんに連れていって削ってもらいたい!
posted by えるか at 15:59| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

ぬくもり

新しく来た猫に「ハナ」という名前をつけた。
ハナちゃんがきて10日あまり、
9月の中旬に生まれたそうだから、
もうすぐ2か月くらい。
いつも中猫を拾ってくるので、こんな赤ちゃん猫は初めてだ。

とにかく小さい。
音も無く足元にくるのでふんづけそうで怖い。
猫さんがやらなかった、足をよじ登ってくることや
肩に乗ってくることを初めて体験。
やった、感激、、、
だったのは一瞬で、
爪が痛い、ほんとに痛い。
こっちが嫌がっても
全然気にせず飛びかかってくる。

レギンスにスカートという格好が猫をそそるのか、と
パンツに穿き替えてみたけれど
するどい子猫の爪は簡単にそんな生地は通してしまい、
私の足や手や首は今や傷だらけ、、、、、
毎晩クリームを塗っていたおみ足なのに無残。

ハナにとって動くもの、、
それがどうも私の手と足みたい。
おまけに噛み癖がある。
なんでもカミカミ、
指も足も携帯もパソコンもコードも
カミカミ、、、

そして子猫としての可愛らしさはあるものの
美人ではない。
眠い時の顔は、何かに似ていると思っていたら
土偶だった。
毛色は猫さんと似ているけれど、
違う、全く違う、般若顔で猫版ハスキー?(雑種だけど野良だけど)

無邪気に部屋を荒し回っているハナを見ていると
猫さんはこれくらいの時、どうしていたんだろう、、と
猫さんを思ってしまう。
寒くてひもじい思いをしていたんだろうなと思うと
死んでしまって尚、可哀想に思う。

猫さんは拾った時ガリガリに痩せていたにも拘わらず
絶対にご飯粒を食べなかった。
困ってキャットフードを買ってくるまで何も食べなかった。
そしてしつけた訳でもないのに食卓にも乗らなかった。
野良で雑種だったけれど美人で上品な猫だった。

比べてハナちゃん、
野良とはいえ、一杯呑み屋さんの軒先で生まれたので
母猫と共にたいそう栄養状態がよく、お腹はパンパンだ。
食べることには困っていなかった。
困っていなかったどころか、お客さんから貰っていたのか、
平気で食卓に上ってきて、
ご飯粒でもパンでもなんでも齧ろうとする。
なんという行儀の悪さ。

「氏より育ち」と、お嬢様猫に育てようと思っていたのに
すでに品なし美人の要素無し、、、、

でも、夜寝る時、一緒に部屋についてくる。
枕で私にくっついて眠る。
その温かさ、、、、、、

猫さんはここに越してきてから一緒に寝なくなった。
寝室になる部屋が嫌いだったのだ。
絶対に入ってこなかった。

私の気持ちと連動した猫だったので
部屋の異常さに気付いたと思う。
そこしか寝るところがないから寝ているけれど
何やら不穏な部屋なのだ。
私が精神的におかしくなったせいもあると思う。
とにかく猫さんは絶対に寝室に入ってこなくなった。
寝る前に少しだけ挨拶にきた。

私は四年振りにまた暖かい生き物と一緒に
同じ部屋に眠ることになった
無邪気は邪気に勝つのだろうか。
新しい命というものは光り輝く珠のようだ。

ハナちゃんが来てからよく眠れる。
posted by えるか at 20:23| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

生きている気配

「ご飯、ちゃんと作ってるの?」
「ご飯、どうしてるの?」
と、私に聞く人がたまにいる。

「作ってるよ」
と答えると、「えらいわねえ 」とのたまう。
「一人だと作る気にならなくて、スーパーの総菜ばかりなのよ」
とでも言えば、満足なのだろうか。

そういうことを聞かれる者の気持ちになれないのだろうな。
悪気はないのだろうけれど、
頭の悪い人だなあと思う。
それに人に対して「えらいわねえ」 という言葉、
私には随分と「上から目線」だと感じられる。
私はこの言葉が嫌いだ、
絶対に使わないようにしようと思っている。

でも、この間、物忘れの話をしていて
「味噌汁を作り忘れて気が付かないで食べていることって
あるのよねえ」
という話で場が盛り上がった時、
私はその仲間に入れなかった。

味噌汁は気が向いた時しか作らない。
絶対に作らなければならない家族がいないからだ。
確かに、前に比べれば私の献立は随分といいかげんだ。
いや、ものすごくいいかげん、、、、

しばらくへたっていたのでブログが書けなかった。
騙し騙し生きているけれど、
時々心に肺炎を起こす。
そういう時はこれから先の年月が恐ろしい。

家の中に、自分以外に息をする者が居なくなるということの
恐ろしさ。
気配が無い、、、、、、
息をしている生き物が自分だけ。

一人が好きだ、一人でも平気だ、
という人がたまにいるけれど
(その人たちが本当にそうなっても同じことを言うかどうかはわからない)
私はひとりが嫌いだ、仕方なく一人でいるだけだ。
猫さんは私にとっては、
立派な「息をする者」 だった。

自分しか息をする者がいなくなると、
悪しき思いが覆いかぶさってくる。
騒音に耐えられなくなる。
どうしてこんなところに住まなければならないのか
頭がおかしくなってくる。
また引っ越し熱がぶり返す、
不動産を買うという、そのバクチを打つような行為に
今の自分が耐えられないことを知っている。、
でも自分でやるしかないことと、
その責任も自分一人で背負う重圧、
こんな状態では到底それをやりこなせないことを思うと
気が狂いそうになる。

自分のこと以外に世話をする者の必要を切実に感じた。
なんとか気を紛らわせなくてはならない。
私はこれから先も、
ずっとこうして気を紛らわせて生きるのだ。

祖父が亡くなったあとの祖母は
あの夜になると漆黒の暗闇になる山あいの田舎の一軒家で
たった一人でどうやって精神状態を保っていたのだろう、、、、、
その祖母もとうに亡くなってしまったけれど。

部屋の中に息をするものが欲しい。
ずっと猫がいて当たり前の生活をしていたから、
最近になって猫さんのことが堪える。
猫さんは立派に息をする気配ある生き物であったのだ。

いつか、また新しい猫に出会うだろう、、
と思っていたけれど、
今の自分の精神状態を思うと待っていられなくなった。
美容院で何気なく「どこかに猫いないかしら、、、」
と言ったら、店長の知り合いの飲み屋さんの軒先で産まれた子猫がいるとのことで、
電話がかかってきて見に行くことになってしまった。

心の準備もできないまま、私が飼うともう決めている店長さんに、
「とりあえず見せてもらうだけですよ」
と慌ててことわった。
野良の母猫が産んだ子猫が3匹いた。
一緒についてきた店員さんが一番可愛い猫を即決めして
連れて帰った。

私は何のインスピレーションも感じないまま
これから長い間、一緒にすごす猫を選んではいけないだろうと
とりあえずは帰って来たけれど、
蚤だらけの子猫が気になった。
今夜も蚤に血を吸われているんだろうと思うと
可哀想になった。
猫さんに毛色が少し似ていたのだった。

結局、半分気が狂ったまま、朦朧とした顔で
猫を連れにいった。
土日診療のある以前の獣医に行くと、
猫さんの思い出がよみがえり涙がこぼれる。
ノミ退治のため、一晩入院。

そんなわけで、
雨降る夜に公園で泣いていたわけでも、
寒い日に鳴きながら向こうから駆けてきたわけでもない、
運命の出会いではない猫だけれど、
生後1か月半くらいの猫が来ました。

体にはまだノミの死骸がくっついたまま、
今回は私のために猫がきた。
目つきも悪く随分とブサイクな猫だ。
この部屋に猫さん以外の猫が来たことに、
猫さんは、もうほんとにいないんだ、
そう思うと泣けてきた。

ブサイク過ぎてちょっと躊躇したけど、、、、
でもね、ブサイクでもいいよ、よろしくね。
息子に報告したら、二男が
「よかった、これで安心や」

猫で安心される私って、、、、
posted by えるか at 23:13| ハナちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする