2017年09月20日

さぼリーマン甘太朗

年下の友人が「今期はこれにハマってます」
とある日教えてくれたのが、
『さぼリーマン甘太朗』だ。

「尾上松也がキモ可愛くて2回見逃したのが悔しい」
とのこと。テレビ東京でやっていた(る?)らしいが
関西では、BSジャパン 火曜日 23時〜。


原作はマンガらしい。
尾上松也扮する主人公甘太朗は、
単にさぼっているのではなくて
仕事はよく出来て手早く済ませて美味しいスイーツを
食べることを無類の楽しみとしている。

これはおすすめ面白いです。
どう面白いか書く腕が無く申し訳ないが
百聞は一見にしかず、次回録画をどうぞ!

スイーツ好きでなくても充分楽しめます。
もうだいぶ終わってしまったんですが、
見逃した分はツタヤへGO!
posted by えるか at 23:15| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

日曜美術館 北大路魯山人×樹木希林

Eテレ『日曜美術館』(日曜9時〜)に
ゲストとして樹木希林さんが登場した。

北大路魯山人の人生を語るというもの。
魯山人と言えば食通で美意識が高く、
生涯料理にあう食器を作り続けた人、という印象。
私も皿を持っている(もちろん複製)。

北大路魯山人は京都の上鴨神社の社家の次男として生まれた。
父は他界しており里子に出されその先も転々とする。
学校にも通えず、家族の愛情を知らず、
印刷や看板業で生計をたてた。
30代で陶芸家をめざし42歳で赤坂に料亭をひらく。

樹木希林さんの言葉、
『生い立ちはすごく影響したでしょう。
 人を信用する、人に愛情を注ぐこととかね。
 結婚離婚を繰り返したのも相手にそれを期待し
 埋めようとしたのでは』

『作品は大胆でわざと抜かしたり後で付け加えたり、
 面白いですね。
 「創」って作るという意味と傷という意味がある。
 人間、破れが無いとつまらない』
 
『30代で老婆を演じたけど、まわりをみて、
 歳をとったからといって成熟するってことはない、
 人は絶対に変わらないってわかってた。
 いろんな人間がいっぱいいる。
 それを見るのが勉強です。

 私は結果的に非常識になっているだけで、
 自分では常識的であろうとしている』

樹木希林さんは司会者であるアナウンサーや井浦新の質問を、
時に、はぐらかすように答えていく。

井浦新に対しては時々(ん?)と思ったようで、
(私もそう思うけどね。言葉を選んでわかった風に自分をつくっているけど、
 この人、意外と中身はカラッポだといつも思う。
 カッコいいだけにもったいない。
 いっそ何もわからないんです、と言えばいいのに)

井浦新
 「料亭で名のある作家の器をそうとは知らず出された時、 
  あなたにわかるのか試されているようで、、、」
樹木希林
 「いや〜、、私には値打ちあるものでご飯を食べることは
 (価値を見いだすことは)
 腑に落ちるものではないです。
 30年以上たつとわかります」

魯山人は美に対して厳格で、自宅に住まわせていた
イサム・ノグチの洗濯物の干し方に激怒したり
料亭の客に門前払いをくらわしたり料理人が居つかなかったり、
最後、料亭を解雇されてしまう。
そのあとは、工房にひとりで籠り、
器を作り続けた。

『魯山人の美意識にまわりの人はついていけなかった。
 長く付き合える人は居なかったのではないか。
 嫌われているとわかっていたと思うんですよ』

「希林さんにも通じるものがありませんか」
とのアナウンサーの問いかけには、

『これでも気遣って喋ってるのよ。
 でも人が怒っている時の気持ちを見るのも好き。
 役者だからかな、嫌な奴なんです。
 
 何を言っても伝わらない人には、何を言っても伝わらない。
 ひと言言っても伝わる人には伝わるもんです。
 
 魯山人は人と関わりたいという想いはあったのでは。
 晩年どうすごしたのか、電話して聞いてみたい』

魯山人が亡くなる5年前に描いたという
「松林屏風」には二羽の小鳥が描かれている。
右上の小鳥を左下の小鳥が寂しげに見上げている。

これを京都現代美術館館長・梶川芳友さんは
「左下は魯山人自身で右上は魯山人を理解してくれる友だった」
と述べている。


「ただ1つだけみんなにわかって欲しいことは、わしの人生は、
 この世を少しでも美しいものにしたいと思いながら
 歩んだ人生だということだ」

魯山人のこの言葉に、
「最後にこの言葉を残さねばならなかったいう、
 理解してくれる人がいなかった魯山人をかわいそうだと思う」

といった井浦新に樹木希林はかみついた。
「井浦さん、あなたにはいますか?」

言葉に詰まる井浦新に
『そんなに期待しないでもらいたい!
 そんなにいるもんじゃない。
 ましてこれだけの人なのに、
 期待するほうがおかしい』

『私は持ってうまれた「ほころび」を、
 人間としてダメなところを、
 修繕しながら生きています。
 (人生とはそういうものです)
 糸で繕うように』


そして、
「樹木希林さんなら魯山人の理解者になれたのでは?」
と問うアナウンサーに、

『そんな、おこがましい、、。
 でも結婚していたら、離婚しないで別居して、
 生涯つかず離れずいたいですね。

 向こうはお払い箱でしょうが』
と煙にまいた。

来週13日夜8時〜再放送があります。






 

posted by えるか at 16:38| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

ミーハーは楽し

今年上半期はキャラの立った人が多く現れ、
テレビがなんとも面白かった。

なんといっても籠池理事長。
「普段、国会中継なんか見た事もないけど、
 初めて一生懸命見たわ〜〜」
と回りの人は言っていたし勿論私も同じくである。

ニュースが加計学園に移ってからは、、
「籠池さんのキャラが立ち過ぎてどうでもええわ」
とまあ、ええ加減な私も含む私の周り。

豊田真由子議員の
「このハゲ〜〜っ!!」
はなんと保育園で子どもたちの流行語となったとか。
私はあの人のマユゲの描き方が面白かったです。

「東北でよかった」
で辞任した今村復興大臣。
「出て行きなさい!」
と記者に言った時のネクタイがアニメ柄だった事に
非常な興味を持ちましたが
いまいち取りあげられなかったな。

ところがネットでは騒がれていたらしい。
なんでもエヴァンゲリオン柄だったそうで
あの騒動のおかげで在庫がなくなったとか(ほんまか?)。

ネクタイは被災地支援のために
福島の会社が作ったらしいが、
ロイヤリティ違反らしく係争中である、
とか、このことはネットの受け売りなのでスミマセン、、、
しかし全く似合わないネクタイ柄の意味がわかり、
謎が解けた感じ。

そんな籠池理事長の証人喚問の時は必死で見ていたものの、
都議会選挙の時の安倍首相への
『帰れ』コールの時に籠池理事長が100万円を持って現れた時は
(もうやめてくれ、、、カゴイケさん、、)
と思った関西人は私だけではなかろう。

ところがライター島崎今日子さんが新聞コラムで
「私たち関東人は証人喚問の時は
 『籠池さんて、ほんと金々って嫌〜ね〜
やっぱり関西人はね〜』
 と思っていたがあの秋葉原での登場はよかったわね、
 とおおいに見直したのである」(←記憶のみ)←(スミマセン!)

と書いておられて
関西人と東京人との感覚の差に驚いたのである。
関東に住む関西人の友人も同じように驚いていた。
住むのは東京でも関西人の心は変わらんのだ。

そして帰省中の東京在住の関西人の友人に
「あんた、小池さん見た?」と聞くと、
「い〜や、見てない。
 小池さん私らのところには来てくれんもん」
とまあミーハー丸出しの話で盛り上がるのであった。

安倍首相が「こんな人たちに私たちは負けるわけにはいかない!」
と言ったことに対し
「『あなたたちの事も私たちは考えていますよ』
 と返せばよかったのにね〜」
とインタビューに答えた市井の人がいたが
全くその通りである。

そして最近ではもちろん松居一代さんである。

初めて動画がテレビで流れた時は
丁度出かける時であったが、
あまりの面白さに足を止め、そしてリモコンを探し、
ワイドショウを録画してから出かけたのだった。

松井さん、気持ちはわからんでもない。
誰しもおかしくなってしまう時はある。
私も気が狂った事は一度や二度ではないけれど、
しかしあそこまでやってしまうと、
気まぐれな私たち視聴者の心は離れてしまうのである。

一連の事を私は
自分の事でなくてよかった、、、、、と胸を撫で下ろし
人ごとであったことを有り難く思ったのだった。


posted by えるか at 23:50| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

ウツボカズラの夢 その2 

ずいぶんの前の拙文にアクセスが集中したので検索してみたら
どうやらその小説が8月からドラマ化されるらしい。
(あ、私は紹介しただけです)
『ウツボカズラの夢』(こちらです)

乃南アサさん原作の作品。
志田未来さん主演ということでちょっと楽しみだ。
記事が9年も前なので今頃、、、とも思うけど
西島秀俊さんのMOZUも40年近く前の作品だ。
記事のアクセスによってニュースがわかることがたまにあって
そういう時はすごく嬉しいです。

この前のモリアオガエルの切れた画像をあげた後は
かってないほどアクセス数が減って落ち込みました。
モリアオガエルよ、すまん!
posted by えるか at 21:31| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月10日

旅するイタリア語

『旅するイタリア語』 Eテレ月曜 深夜00〜00:25

毎回フランス語を見ていた私ですが
今期は旅行番組のようになってしまい語学勉強には全然ならん、、
と見るのをやめていたのですが、

ふと見たイタリア語講座の、今回の生徒が
雅楽師の東儀秀樹さんでした。

「次回はイタリアで雅楽器を演奏」
という宣伝に誘われて見始めたんですが
これが面白いんです。

東儀秀樹さん、コンサートチケットは高く、
クラシックカーを乗り回し俺さまタイプ、、、
ということであんまりいいイメージなかったんですが、
今回の番組にはそれがみごとにハマっていて
旅行記としてとして楽しく見ています。
(もっと早く書きたかったのに番組も終了間際ですみません)

イタリアでのコンサートでは
前夜一生懸命暗記したというイタリア語で
「どう?通じてる?
 ボクって天才かなあ〜」
と会場を沸かしたり、

音楽家としての耳の良さと勘の良さと度胸のよさで、
イタリア語の生徒というより対等以上、むしろ上から目線、
俺さま全開でほんとうに面白いです。

「な〜に、値切ったことないの?
 まかせてよ!」
と習いたての片言で見事に交渉してしまいます。
皮手袋、生ハム、チーズ、バルサミコ酢、
そしてクラシックカーの聖地へと、名店に入っても全く臆さず、
東儀さんの快走は止まりません。

案内役の女性にかける相槌の声が素敵でこの人はモテるだろうなあ、
と感心。料理も慣れていて上手いです。

またこの番組には漫画『テルマエ・ロマエ』を描いた
イタリア在住ヤマザキマリさんが時々絵画の紹介で出てきます。
ヤマザキさん、ぶっとんでいて格好いいですね。
以前、ヤマザキさんと梅田阪急デパートですれ違ったことがあります。

向こうの方から歩いてきた女性が背が高く姿勢が良く、
明らかにまわりの人たちとは雰囲気が違っていました。
歩く速度が早くあっという間に行ってしまいましたが、

(ヤマザキマリさんでは、、)と振りかえっても、
私以外、誰も気がついていませんでした。
(関西だから少しはザワザワするはず)

目線の高さが人よりずっと高く、
そこだけ異空間の風が吹いていてスポットライトが当たったよう。
上の階で『テルマエ・ロマエ展覧会』をしていたので
間違いなくヤマザキさんだと思います。
当時今ほどヤマザキさんは顔が売れていませんでした。
ほんとうに格好いい女性でしたよ。

次回はストラディバリウスで有名なモデナの楽器工房訪問だそうです。
今期、東儀さんから目が離せません!
posted by えるか at 13:48| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

ニッポンの里山

『ニッポンの里山』
NHKBS3 毎朝7時〜(10分間)
録画していつも朝ごはんの時に見ています。

地味な番組なので見てるの自分だけかと思っていたら、
なんと視聴率が高いと知った。
皆よく知ってるんですね〜。

里山の人々の暮らしや野鳥や動物との繋がりを
毎朝運んで来てくれ和みます。
音楽も落ち着いていてほのぼのとし、

『さわやか自然百景』(15分間)
NHK日曜7:45〜  再放送BS3月曜11:00〜
と共にお気に入りです。
posted by えるか at 17:34| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

空想大河ドラマ 小田信夫

この面白いドラマをご覧になっているでしょうか。
NHK『空想大河ドラマ 小田信夫』
土曜 夜11:35〜11:50

最近のNHK総合とEテレは面白い。
歳をくったせいかもしれないが民放より革新的だ。
民放ドラマは筋書きは想像できるし、出演者も子どもより若い。
もはやそれを喜ぶほどはこちらも幼稚ではないのである。

世は団塊の世代をターゲットにし始めたようで、
コンサートなども彼らが若かりし頃に流行った歌手がわんさかだ。
1回売れると2回売れるなあ、、、などと思ったりするけど、
熟年層に目を向けられることは喜ばしい。

若ければいいという恥ずかしい日本文化もようやく目を覚ましたか、
お金に対してだけではないことを願う、
などとひとりごちている。
最近ではBS番組を新聞が堂々とトップ紹介したりして
頭のいい若輩者である新聞記者も目を向けているよう。

それで『空想大河ドラマ 小田信夫』は
脚本は岸田國士戯曲賞・三島由紀夫賞・向田邦子賞受賞の
前田司郎さん。面白くないはずがない。

そして主演はネプチューン。
小田信夫はもちろん織田信長のもじりです。
これがホリケンこと堀内 健。
意外にはまっていて想像するより下手ではない。

柴田勝夫(柴田勝家)に原田泰三。
明智充 (明智光秀)に名倉 潤。

これに
時代考証・風俗考証・建築考証・衣装考証
『なし』(!!!)と流れる。

ちゃんと兜をかぶり家臣数名もおり平屋の城もあります。
原田泰三がさすがの演技力でひきしめている。
名倉さんは好きだけど演技者としては素人そのもので
いったいどこが違うのだろう、と見入るけど、

原田泰三は言葉が明瞭で声が通る、
目線は泳がず腰がすわっている。
などと素人批評しつつも楽しく観ている。

最近NHKによく出るココリコの田中さんももはや俳優?
と認識してしまいそうだけどお笑いの人は芸達者が多い。

この番組は4回で終わりらしくもう2回終わった。
(再放送あるそうです)
後番組は何なんだろう。シリーズ化して欲しいなあ。




posted by えるか at 20:14| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月08日

武豊さん

新春競馬対談で武豊さんは、
「ルメールは日本語はうまくなったけど
 空気読めないですね(笑)」
 
と自分の騎乗するキタサンブラックを最後抜いていった
C・ルメール騎手の事を言っていた。
(前回ブログはこちらです『有馬記念』)

今後のりたい馬は?と聞かれ
「サトノダイヤモンドですね」
(C・ルメール騎乗の馬)

弟さんが騎手から調教師に転向したことについて、
「まさか調教師試験に受かると思わなかった」
と言っていました。
ポーカーフェイスで面白い人ですね。

抽選会で全騎手が揃ったところをテレビで見たけど、
武豊さんは騎手としては背が高いんだと気がついた。
私でさえ知っている有名な騎手だけど、
歳男で今年48歳になるのだとか。
世の中にはえらい人が沢山いるもんだ。

友人と、もう待ってられない歳になったから、
やりたいと思ったらすぐにでもやらなければ、
今日が一番若いのだ、などと喋っていて、
最近20年振りに乗馬熱が再燃しております。
やはり競馬より乗馬、、、、

金額も問題だがなにより体が大丈夫なのか、、、
むりくりやって落ちて寝たきり、、、とか、、ネガティブだわ。




posted by えるか at 22:03| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月07日

0655 ご当地再発見ソング さらばシリーズ

Eテレ0655(月〜金あさ6時55分〜)で時おり流れる
『さらばシリーズ』が面白いです。

『さらば高円寺』に始まり『さらば豊橋』、
恋人に振られた男性が、もうこの町にも来ないから、
最後にうろうろしていると、
高円寺にはほんとに高円寺というお寺が、
豊橋には豊橋という橋が場所があるというもの。

歌詞は大まかなところはいつも同じ。

♪ もうこの街にも 来ないだろ(来ないだろ)〜
  そんな最後の思い出に〜
  見知らぬ道を ただ歩く
  ふっと見上げた その先に(その先に)〜

  ほんとにあるのね ○○○○ 
  ほんとにあるのね ○○に ○○○○〜 ♪

歌っているのがなんと昭和ムード歌謡グループの
ロス・プリモスであります。

夜のネオンが似合うこの歌が
NHKの教育番組の朝に流れるというのが面白いです。
粗い演奏に粗い音源がまさに昭和で、
バックコーラスの「ジュワッジュワッ」
も懐かしくこのミスマッチに敬意を表したいです。

続編「さらば宝塚」はご近所でもあり、
おお〜〜と思ったものでしたが
最新作の「さらば八戸」に私はとても驚きました。

地元の人には当たり前なのでしょうが
八戸だけでなく、
当地には一戸、二戸、三戸、(四は無くて)
五戸、六戸、七戸、八戸、九戸があるというではありませんか。

これにはびっくりしました。そうなんですか。

振られる男性はいつも同じ人なんですが
この人が結構気になります。伊藤淳史に似ているけどちょっと違う。
どうやら映像作家で映画監督、脚本、演出もする人らしいです。
自分で出ちゃったんですかね。
なかなか素敵な人なのに毎回振られています。

「さらば宝塚」では、
ここで物を拾うと幸せになるという伝説のある塚の前で
鳩のマスコットを拾います。

その鳩は、最新作「さらば八戸」では
車のフロントガラスに吊り下げられています。
にもかかわらず、また振られてしまった彼は、
番外編でおみくじを引きます。

そこには
『恋愛 再出発せよ』
と書いてありました。

今週は「さらばシリーズ」を放送しています。
明日明後日とやると思うけど、見逃しても
ちょこちょこやると思います。
大晦日の『0655・2355 特別版』では絶対ながれるな〜。


posted by えるか at 21:22| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

家売るオンナ

今期ドラマはこれが気に入ってます。
イモトアヤコがハマってて、始め誰かと思った。
仲村トオルは『チーム・バチスタ』からはコメディアン振りが冴えてるし、
毎回リアルタイムで観ています。


posted by えるか at 19:43| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

ヨーコさんの“言葉”

新聞のテレビ番組表はあまりに短い時間のものは省略されている。
気がついた時にはかなり終わっていたりして残念だ。

『ヨーコさんの“言葉”』Eテレ
木曜午後10:45〜50 日曜午前8:55〜9:00

ここで亡き佐野洋子さんにまた会えます。
以前の拙文はこちらです。
『追悼・佐野洋子さん』
年の終わりに』
posted by えるか at 13:12| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

ムジカ・ピッコリーノ

先日、オダギリ・ジョーがNHKのお昼の番組に出ていた。
(『スタジオパークからこんにちは』)
昼間にオダジョー?と思ったが、
どうやらEテレでやっている子ども番組の宣伝だったようだ。

Eテレにオダジョー出てたの?!

オダジョーが出ている、というだけで見てしまう私。
もう終わったけどドラマ『重版出来!』は途中から、
オダジョー見たさにみたけどとってもいいドラマだった。
(「出来」を「しゅったい」と読むことをこれで知った。
  今まで「でき」だと思っていた)

それで
『ムジカ・ピッコリーノ』(金曜 午後5時35分〜45分)
を慌てて録画したのであるが、この子ども向け音楽番組には
オダギリ・ジョーが自ら出たいと申し入れたそうだ。
「手を抜いてなくて面白いから」とのこと。

オダギリ・ジョーは個性的な俳優だと思うんだけど
どういうわけかNHKによく出ている。
役柄としてはそんなに合ってないよ、いつも私は残念だ。

「いつも歴史上の人物が多いですよね」
とアナウンサーに言われて
「NHKさんだからじゃないですか?」と返し、
清水ミチコが「またそんなこと言って、、、」と慌てていたが、
他にも「日本のドラマってつまんないの多いじゃないですか」
などと発言してNHKの昼番組らしからぬ雰囲気に(生放送である)。
これからもオファーが来ますように。

という訳でムジカ・ピッコリーノに期待している私。
ナレーターはリリー・フランキー、学長はROLLY。
毎回ちゃんとした演奏家がでていて
チェロもあります(役名はゴーシュ、、、、)←分かりやすい。
だいぶ前からやっていたようで知らなかった、ショック〜。

お昼のNHKでオダジョーが喋ったのを聞いて
びっくりしたことは、DAIGOに喋り方が似てきたよ、だった。
え〜〜〜っ!




posted by えるか at 23:58| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

新世代が解く! ニッポンのジレンマ 競争と共生のジレンマ 反響編

正月にEテレで深夜にやっていた
『元旦SP 競争と共生のジレンマ』
若い識者がこれからの日本について討論をしていた。

その続編
『新世代が解く! ニッポンのジレンマ 反響編』(2月27日深夜)
あまりにも最近の自分とシンクロして録画を消すことが出来ない。

『元旦で火花を散らした堀江貴文(1972生まれ)と
 僧侶で瞑想指導家の小池龍之介(1978生まれ)の直接対決』
と銘打ったこの番組は『承認欲求』について論じられた。


司会    社会学者 古市憲寿(1985生まれ) 青井実アナウンサー(1981生)
仲介人   日本思想史家 先崎彰容(1975生まれ)

最近思っていた事と同じだったのでたいそう驚いた。
こんな当たり前のことに私はずっと傷つき苦しんできたし、
あるいは、
世界規模で同じような人は多くいるのだという事とと
そして気がつく事も無く生きている人も多く居るのだろうとも思った。

人は(〜でなければならない)、と思いこみ
そうでない自分に苦しみ続ける。
自分で自分を承認出来ないから
人に承認されることで安心しようとする。

今の世界は承認欲求の時代。
ネットワークで村社会に戻っている。
自分が自分を承認できないから人の承認を求める。
でもそんなものは無いのだ。幻なのだ、という話。

人に褒められているのは自分の極一部で瞬間でしかない。
今しかないものを評価されてもしようがない。
承認されたり褒められたりすることを喜ばないこと、
自分に本質などない、流動しているもので
本当は自分などいない。ほめられて嬉しいのは気のせい。
だから本質的に評価されることなどない。

友だちやお金が増えても本質的には何も変わらない。
承認されるとドーパミン(脳内麻薬)が出る、
これこそ諸行無常。
脳内麻薬は依存性がある。得られる快楽はすぐ消える。
無くなると哀しい苦しい。
承認を幸福と定義するなら麻薬と同じ。

物質に満たされた現代は承認されることを求める。
資本主義の社会構造でそう思わされている。
明治5年の教育制度から汗水たらして働くことはすばらしいという教育されてきた。
昔はそうでないと死んでいたからだ。

はたまた現代はクリアイティブでなくては楽しんでなくでは
承認されないという強迫観念がある。

「まわりを気にしない」という訓練がいる。
何も本質ではないという本質。
喜びも哀しみも物質的なものもすべては瞬いて消えていく。
その後ろには何も生じないもの、批判も称賛もない空白地帯がある。
本源は本当は傷つかない。
自分がそこに生きている満足感を持つ。
他者の承認にふりまわされないこと。

以下、次回、自分の事を書きたいと思います。

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2016年02月29日

プラネット観光タクシー

月曜、夜10:45〜Eテレ。

たった5分の番組なんですが面白いです。
タクシーで宇宙へ行くという話。再放送。

出演はチョコレートプラネットという芸人さん。
構成は本格的(素人の私には)で
作っている人はたぶん専門家だと思います。

今夜は第2話。5話まであるようです。
ぜひ!
posted by えるか at 16:35| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

わたしを離さないで

『わたしを離さないで』TBS金曜夜。
原作カズオ・イシグロです。
まさか日本でドラマ化されるとは思いませんでした。
(以前の記事はこちらです『文学白熱教室カズオ・イシグロ』)
綾瀬はるか主演。今期ドラマダントツの一位。

『スミカスミレ』金曜深夜テレビ朝日。
65歳の女性(松坂慶子)が中身はそのまま外見が20歳に入れかわるという、
よくある話なんですがなんだかめっぽう面白いです。
深夜枠ながら豪華俳優陣で小日向文世、及川光博、高橋ひとみ。

絶世の美女だった松坂慶子さん。
まさかこんなに肥ってしまうとは思わなかったけど、
やっぱり華のある女優さんで、その彼女が古びた側。
でも上手に転身されたなあと思うこの頃。
若返った松坂さんを演じるのが桐谷美玲さんで
ほんとに中に松坂さんがいるように演じています。

『はぶらし/女友達』NHKBS火曜夜
卒業以来会っていなかった高校時代の友達が子連れで
ある日ころがりこんでくる。出ていってもらえず
だんだん日常が壊されていく。
入りこんできた方が池脇千鶴でほんと怖い。
どうなっていくのか、、、。

DVDでは、
『真夜中のゆりかご』
デンマーク映画。ドラッグ、DV、育児放棄、という社会問題から
そこから思わぬ方向へと動いていくサスペンス佳品。
人間は人を裁けるのか、誰がどうさばくのか、、

『ボヴァリー婦人とパン屋』
これは面白い。さすがフランス映画、ワンコがかわいい、音楽も最高!
最後は(え、笑っていいの?)と思いつつ笑ってしまいました。

posted by えるか at 23:53| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

新・映像の世紀

NHKスペシャル「新 映像の世紀」
第3回『時代は独裁者を求めた』(12月20日午後9時〜)

ヒトラーやアウシュビッツ、第二次世界大戦、
日独伊同盟、ノルマンディ上陸、ムッソリーニにスターリン、
実は詳しく知らない。題材にした映画は観ているのに。

戦後13年たって私は生まれた。
たった13年だけ、ということを知ったのもいい歳になってから。
私の中で戦争は」ものすごく遠い出来事だった。
『3丁目の夕日』からの高度経済成長まっただ中で育つ。
社会の授業は縄文時代にばかり時間をとられ
戦前戦中の昭和のことは実はなんにも知らない。
それを恥ずかしいことだと思い知らされた番組。

なぜヒトラーがあんなに権力があったのか
なぜ世界大戦が起きたのかこの番組でやっとなんとなくわかった。
映像で映し出したということがすごい。
よく残っていた集めてきたものだと思ったけど、
実は他にもいっぱい残ってるんだろう。
あくまで編集された映像を与えられたのだとしても
無知な私には充分見ごたえがあった。



第一次世界大戦の敗戦国のドイツは多額の賠償金が払えず困窮、
パン一斤が1兆マルクというインフレで
国民は貧しさにあえいでいた。

そこに現れたのか演説のうまいヒトラー。
ナチスとは「国家社会主義ドイツ労働者党」の事。

ヒトラーをドイツ名門音楽家ワーグナー家が援助。
「運命共同体として私たちを救うとヒトラーは言ってくれた」
アメリカの自動車王ヘンリー・フォードもヒトラーに活動資金を出す。

またフォードの本はアメリカで爆発的に売れた。
「ユダヤ人と共産主義は敵だ」
米国民はユダヤ移民に仕事を奪われたと思っていたのだ。

1929年ウォール街の株暴落で世界恐慌が始まる。
ドイツの銀行は打撃をうけ復興がますます遠のいた。

ヒトラーの演説は巧かった。
「独裁政治ファシズムがドイツを救う」ととなえる。

ナチス(ファシズム)と対していた「ドイツ共産党」
どちらを選ぶかということは国民にとって
サタンを選ぶか魔王を選ぶかと同じことだった。

1933ヒトラー首相になる。国民は熱狂でもって迎える。
道を広場を熱狂し腕をふり掲げる人々の恐ろしさ。

ヒトラーは内閣が全権を握る全権委任法を採決、
暴力で反対者を排除し、野党を巧みに取り込んでいく。
知識人もヒトラーを歓迎。
哲学者ハイデガーは大学学長としてヒトラーに最大の賛辞を表した.

ヒトラーは世界最初の7000キロのアウトバーン(高速道路)
を建設、人々に仕事を与えた。
自動車を一般人も持てるように自らデザインもしポルシェにゆだねる。

世界最大級の自動車会社フォルクスワーゲンを作る。
社員食堂、福利厚生に力をいれプールも作った。

ドイツはいち早く恐慌から抜けだし、
89.9%の政権投票でナチスは人々に歓迎された。
労働者は皆自分の家を建てた。

ヒトラーが人々に熱狂的に受け入れられた理由は
貧困から経済を盛り立てたということだったのか!

ここからどんどんとおかしなことになっていく。
ユダヤ人から公民権はく奪、ドイツ人との結婚禁止という
ニュルンベルグ法を作る。
誇り高いドイツを堕落させた原因はユダヤ人であると
公職から追放、店での買い物禁止。

経済成長にわく人々は迫害に加わった。

ヒトラーは第一次大戦敗戦で禁止された軍備を再開する。
軍事企業イルップ社ではヒトラーは
数万人の社員の熱狂的歓迎を受ける。
47メートルの列車砲「グスタフ」の映像は恐ろしい。

ヒトラーの目的は領土を取り戻し東ヨーロッパの領土拡大だった。
演説がとにかく巧い。
これに100社を超えるアメリカの企業が参加し、
世界大戦の危険を増大させていく。

日本は南京陥落に湧いていた。
侵略だと世界が責めるなかでドイツは日本を支持、
日独伊同盟が出来る。
日独映画がつくられなんと原節子が新人で出演。
(検索してみると音楽は山田耕作 北原白秋、西条八十、
当時の日本売れっ子音楽家。この映画についても
調べると色々出てきます)

ドイツはオーストリアを併合しチェコスロバキアの領土を要求、
慌てたイギリス、フランス、イタリアがドイツを訪れ
「領土要求はこれで最後」というミュンヘン会議を結ぶ。
3国はファシズムよりはソビエトを恐れており、
ヒトラーを防波堤と考えていた。

ところがヒトラーは約束をやぶりチェコに兵を進める。
イギリスのチェンバレン首相は激怒する。

さらにドイツとソビエトが「独ソ不可侵条約」を結び、
3国の敵同士が手を結ぶという悪夢になり、
第2次世界大戦がはじまる。

1939ドイツはポーランド、デンマーク、オランダ、ノルウェー、ベルギー
フランスを1年で一気に支配する。
フランスを降伏させたヒトラーはドイツに凱旋、
ドイツ国民は熱狂する。

ヨーロッパの覇者となったドイツ人の生活は一変、
豊かになる。
フランスワインを飲みメイドは絹の靴下を穿いた。

反して占領下に置かれたフランスは惨めな暮らしになる。
ドイツ人を相手にする女性が生んだ子どもは10万人。
ココ・シャネルはドイツ人諜報員の愛人だった。

このころからユダヤ人迫害に拍車がかかる。
ゲットー(ユダヤ人居住区)には3㎢に40万人がいれられ、
大量虐殺となっていく。
ナチスがどんなことをしているのか1年後には皆知っていた。

最初アメリカは中立を保っていた。
国民の80%が戦争に反対していた。
ドイツはアメリカの世界有数の投資先だったのだ。
フォードはナチスから勲章までもらっている。

1941年、ドイツは不可侵条約を破りソビエトを攻撃する。
総攻撃に備えていなかったソビエトは打撃をうけた。
スターリンは徹底抗戦、ヒトラーは「共産主義(赤軍)の絶滅戦争だ」
と『絶滅宣言』する。

レニングラードは900日にわたりドイツ軍に封鎖された。
ソ連の人々は自国からも恐怖支配されていた。
逃げることは許されなかった。
寒さと飢えで100万人が死亡。
8割が餓死だった。

1941年日本軍の真珠湾攻撃でアメリカ戦艦4隻が撃沈。
アメリカの反戦ムードは一変。
ドイツとの戦争には躊躇してた国民も
日本との戦争は躊躇なかった。

同時にドイツもアメリカに宣戦布告、
アメリカのナチス支持は吹き飛んだ。

ユダヤ人の大量虐殺が進む。骨だけの人々の映像。
そのころアメリカでは7万5千の人が「マンハッタン計画」で
原子爆弾を製造していた。
ここにドイツで迫害されていたユダヤ人科学者が入っている。

対してドイツは弾道ミサイルを搭載したV2ロケットの開発を進める。
太平洋の島々では日本はアメリカに徹底的にやられる。

イタリア降伏、ムッソーニ処刑。
1944年アメリカ連合国のノルマンディ上陸。
ドイツは敗れ、アメリカ、イギリス、ソビエトの猛攻撃を受ける。

ドイツ人将校がヒトラー暗殺事件を起こす
「ヒトラーは凶悪な犯罪者だ」と裁判で訴える映像が残っていた。
もちろん絞首刑となり関係者600人処刑。

同年4年間ドイツに支配されたパリが解放される。
新たな憎しみ、今度はナチス協力者を市民がリンチ、
ナチスと付き合っていたフランス女性は広場で市民に丸坊主にされる。
無害に見えた群衆が人殺しも厭わない乱暴な人間になった。

ソビエトはナチス協力者を処刑、
民衆が絞首刑を見ている映像も残っている。
ベルリンではソビエトの総攻撃を受けるも、
市民は白旗をあげるとナチスに攻撃され、
白旗をあげないとソビエトに撃たれ15万人が犠牲になった。

ヒトラーは総統官邸地下室で自殺。
秘書に言葉を残す。

『ナチズムは壊滅してもう終わりだ。
 その思想は私と共に消滅する。
 だが100年後には新たな思想が生まれるだろう。
 宗教のように新たなナチズムが誕生するだろう』

1945年5月7日ドイツ降伏
     8月6日広島に原爆投下
     8月9日長崎に原爆投下
    
     9月2日第二次世界大戦が終わる


しかし、終わった訳ではない。

アメリカは1000人を超えるドイツの科学者を連れ帰る。
V2ロケット弾道ミサイルの開発のためだ。
ソビエトも同じ、6000人以上のドイツ人を雇う。
米ソは欲しかったドイツの技術を手に入れた。

ヒトラーの遺産が米ソの冷戦を迎える。
次回1月24日の番組はこの冷戦下のスパイ合戦が焦点になるらしい。
この時代私は子どもだった。
「007」シリーズを見てスパイに憧れたりしていたのだ。
なんて間抜けなんだろう。

歴史の大きな流れを知らず、
映画やドキュメンタリーでピンポイントでしか
戦争を知らない自分を大いに恥じる。
私だけが不勉強で知らないのだろうか。

ドイツ、ブーヘンヴァルト強制収容所が解放された時、
連合軍最高司令官のアイゼンハワー(後の大統領)は
「この収容所は私自身も見なければならない。
 将来この酷い行いがでっち上げだと言う人が現れた時、
 自分がこの目でみた証拠を残すために」

そしてドイツ人にも見せるべきだと見学させた。
ユダヤ人や思想犯、5万人以上の死体の山、
骨の形にやせ細った死体、人体標本、
女性は気絶し男性は目を背けた。

「知らなかったんだ」

生き残った収容者たちは怒りをあらわに叫んだ。

「いいや、あなたたちは知っていた」

骨だけになって全裸で歩く収容者の後ろ姿が映しだされる。

反ナチ運動家マルティン・ニーメラーの言葉

『ナチスが最初共産主義者を攻撃した時、
私は声をあげなかった。
 私は共産主義者ではなかったから。

 ナチスがユダヤ人を連行していった時、
 私は声をあげなかった。
 私はユダヤ人でなかったから。

 そしてナチスが私を攻撃した時。
 私のために声をあげる者は誰ひとり残っていなかった』


これらすべてが番組では実際の映像で流された。
私は昔から大勢あつまって声をあげる群衆が苦手だ。
一斉に腕を振り上げ声をあげる人が怖いし嫌いだ。

でもこの中に自分が入っていなかったとは言えない。
多分入っていたろう。
人が殺されるのを見ないふりしたろう。

番組では
「独裁者の狂気を押しとどめられなかった世界」

と言っていたけど、狂気は人間そのものであり、
押しとどめるもなにも全ては人間の中にある。
自分の利益のためなら狂喜乱舞し、
自分の身を守るために人を見殺しにする。

ヒトラーがこれほど支持されていたことを初めて知った。
人間は創世記からずっと殺し合いをしている。
人間だけじゃないけど子どもの頃によく聞いた
弱肉強食という言葉を思い出した。
生きているものは恐ろしい。

人は差別し差別され利害関係で動いている。
そういう事実を優しい言葉で覆い隠して生活している。
その事実に折に触れ感じる時、人は傷つき苦しむ。
外交や政党の揉め事はうんざりするけど、まさに日常の
私たちの姿にほかならないと最近感じる。
知るのが遅いだろうか。

しかし表面上だけでも
穏やかで思いやりのある存在である人間でいることが出来る
平和が続くことを祈る。


posted by えるか at 10:21| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月15日

題名のない音楽会

司会者がバイオリニストの五嶋龍さんに替わり
『題名のない音楽会』(テレビ朝日日曜あさ9時)
が俄然面白くなり毎回録画している。
(以前の話はこちらです『五嶋龍』)

なんといっても司会者が超一流の演奏家なので
毎回その演奏が聴けるとあって力が入ります。

そう友人に話したら
「なんだか敷居が高くなっちゃって」と言っていた。
「題名の、、」といえば黛敏郎さんなんだそうだ。
私にはネスカフェの「違いのわかる男」おじさんだったんだけど、
人それぞれ思い入れは違うものです。

13日は「フィギュアスケートの音楽会」と題して、
今をときめく羽生結弦くんの「陰陽師 SEIMEI」
などが生演奏で龍笛を使い演奏された。

浅田真央さん、織田信成さんの曲も演技の映像をバックに
それぞれ生演奏された。
どれも素晴らしかったけど(ゲストの織田くんはまた泣いてました)
「SEIMEI」の龍笛に感激した。

龍笛の演奏者の笹本武志さん、
演奏も素晴らしかったけど
雅楽器装束が板についていて格好良くてもう素敵!
なんて雅な国なんざんしょ日本は!

この曲を初めて聴いた時、あまりに(スケートの曲として)
難しいのではないかとびっくりしたんだけど、
この静寂の難曲を羽生結弦くんはみごとに滑りきって世界最高点を出した。
ただただ、すごい!としか言いようがない。

この曲は龍笛と太鼓が際立っていて、
映画の野村萬斎もすごかったけど羽生くんは
陰陽師になりきってましたね。

織田くんのメドレーには三味線の吉田兄弟も出てきて、
普段からフィギュアスケートのバック音楽が気になっている私としては
ものすごく楽しい番組でした。

再放送がBS朝日でやってるのですが同じ日曜夜11時なので
もう終わっちゃったのかなあ、、、一週遅れならいいのですが、、
見逃した人にも見て欲しいなあ、、、と思うのですが。
たぶんやると思うので20日夜11時BS朝日を見てみてください!

 浅田真央選手 今季ショートプログラム使用曲
 「素敵なあなた」より
 
 浅田真央選手 今季フリースケーティング使用曲
  歌劇「蝶々夫人」より

 羽生結弦選手 今季フリースケーティング使用曲
  映画「陰陽師」より『SEIMEI』
  龍笛: 笹本武志
 
 羽生結弦選手 今季ショートプログラム使用曲
  「バラード第1番」より

 織田信成メドレー
  「STORM」
  「Smile」 作曲: C.チャップリン
  「Fly Me To The Moon」 

  津軽三味線: 吉田兄弟
  ヴァイオリン: 五嶋龍




posted by えるか at 21:02| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月07日

民王

「たみおう」と読むらしい。(「みんおう」かと思った)
テレビ朝日系 金曜 夜11:15〜 池井戸潤 原作。
(関西の放映時間は不定)

島崎今日子さんに(こちらです『ライター島崎今日子』『となりの芝生』)
「もったいない!なんでゴールデンタイムに放送しないのか」
と言わしめた今期1番のおすすめドラマ。
面白いです!

遠藤憲一扮する武藤泰山はやっとこさ総理大臣になった。
しかしドン(西田敏行)につなぎと思われている。

その息子が菅田将暉で、勉強もせず家にもよりつかず、
人がいいだけのおバカ大学生。父親を最低の男と思っている。

この2人がある日なぜか中身が入れ替わってしまう。

息子にかわり企業面接にいく父親。えらそう過ぎて落とされる。
父にかわり野党に国会で追及される息子。
秘書が書いてくれた答弁の原稿の漢字が読めない。

芸達者なふたりの演技がほんとにコミカルで面白いです。
各地で放映時間が違うらしく関西では
1回目のあと2回目はゴルフで放映されず、
待ちに待った本日は時間変更で深夜2:15〜です。

録画でぜひ!




追記
関西は15日は午前0:54〜
継子扱いなんでしょか。ほんとに不定、、、、
posted by えるか at 10:46| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月11日

おぎやはぎの愛車遍歴 哀川翔 前編

BS日テレ(土曜22時)『おぎやはぎの愛車遍歴』、
ゲストが興味ある人だと見ることにしている。

今回はVシネマの帝王、哀川翔さん。
Vシネマってそもそも何なのかも知らんまま、
哀川翔はテレビに出ずっぱりの人気者。

元々は一世風靡セピアで「セイヤッ!」と踊っていた不良?(ごめん)
くらいにしか意識なかったけど、
・家族を大切にする人、
・アウトドアの人、キャンプ大好き、多趣味
・Vシネマ(何度もいうけどこれ何?)売れっ子俳優
・かぶと虫が大好きで飼育セットも販売もする

として最近はお茶の間の人気も高いのではないか。
どんな番組でもいつも一生懸命喋ってる。

「不良からクルマとったら何もない!」
と言い切る哀川さん、
期待にたがわず番組は抱腹絶倒、超面白かった。
普段は人を食ったようなおぎやはぎも圧倒されっぱなしでタジタジ。

クルマの趣味は想像通りで納得なんだけど、
お金持ちのクルマ好きが選ぶクルマとは趣きが違い、
なんだか楽しい。

18歳 フォード タウナス(鹿児島のおじさんの車を借りて
             そのまま東京へ。4年間借りっぱなし(て窃盗?))
23歳 ダットサン フェアレディ(かっこいいクルマ、飛ばしまくり)
24歳 トヨタ センチュリー(、、(ちょっと忘れた、、))
25歳 ルノー 5 ターボU(飛ばしまくる)
26歳 日産 プレジデント(黒でシャコタン、怖くねーよ!(怖いよ))
27歳 シボレー カマロ (馬鹿が乗るから馬鹿なクルマでいいんだよ。
             同乗者のおぎやはぎたちは首ガックンガックンでぐったり。
             「アメ車いらんわ〜」)

奥さんとのなれそめは?
「ナンパしたの、六本木のカラオケ屋で。
 そしたら逃げたの。
 俺、白いスーツにグラサンだったのね。
 そんで探して捕まえてさ、こんこんと説教よ。
 『なんで逃げンだ』ってさ」
奥さんには連れ子が3人いたけど今は5人の子持ち。

この人はほんとうに『楽しそう』という言葉がぴったり。
楽しそうで一生懸命。
見ているこっちまで笑ってしまってなんだか元気になってくる。

来週は久々の連続放映の後編であります。


posted by えるか at 16:36| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月06日

日本人は何をめざしてきたのか

前回の記事を、最後まで読んでくれた人っているんだろうか。
(知の巨人たち 三島由紀夫)
番組の内容をただ書き写しただけのものなんだけど。
あ〜しんどかった、、、、、、。

放映されたのが1月24日。
再放送される30日までに書きたかったけど間に合わず、
31日には次週の手塚治虫が放映されてしまう始末。

90分という番組の中の膨大な量の映像と証言を
私がスラスラ書けるはずもなく結局3回も観た。

はじめはテレビ欄の「美輪明宏、横尾忠則も証言。
朗読は西島秀俊」という宣伝に引かれただけだった。

ところが、子どもだった頃、
自分の頭の上の方で何やらもやもやとしていたものが、
番組を見る事で明らかにされていき食い入るように観た。

私のパソコンへの起こし方はとっても原始的。
まず録画を見ながら紙にひたすら鉛筆で聞きとっていく。
速記ができるはずも無く半分以上は書き逃す。

そしてパソコンはランで繋いでいる訳ではなく隣の部屋の隅っこだ。
ミミズののたくったような自分の字が判別出来ず何が書いてあるのかわからない。
そうなるとまた録画の見直し、、、、。つらい。

脳細胞の破壊著しい私は、
もう昔のように頭の中で文章が構成出来ない。
時系列が並べられない、めちゃくちゃだ。
同じことをあっちこっちに書いている。

どこをどうしていいのやら、、、、、
もうアップするのは諦めたらいいのに、なんだか頭から離れない。
パソコンでフラフラするし目が血走る。

そんな訳で甚だいい加減な並べ方になったと思う。
とくに全学連あたりのことは分からず全学連だった人、すみません。
もう解放されたくてアップしてしまいました。
読んでくださった方、ありがとうございます。

横尾忠則さんの「バルコニーは彼の舞台だったんじゃないの」は、
聞いた時は(ちょっと酷い、、)と思ったけど、
実は一番頷けた。

名前しか知らなかった詩人の高橋睦郎さん。
高橋さんの後ろには白薔薇の花束、趣味のいい壺。
美意識の高そうな人。もしや、と思ったらゲイだった。
(公表されている)

興味深い人。著書多し。読んでみたい。
2011年に駒場キャンパスで小林康夫さんと
「三島由紀夫と私と詩」と題して対談されている。

そのなかの記事で、
「三島は、好きでもないのに女性と結婚し二人の子どもを残した。
しかも、自決後も子どもたちが二十歳になるまで
贈り物が届くよう手配しており、
それはもはや愛情というよりも、一種の呪いではないか」
と言っている。

私は番組の中で三島が結婚していた事を初めて知った。
(仲人はノーベル賞作家の川端康成)
妻は家族はどうなったのか、という疑問の答えの欠片がここにある。

番組を一回観ただけの時は、
(三島さん、あなたの言うように日本はなったよ)
と思ったけど3回見たら思いは少し変わった。

証言した人は皆、高齢だ。
その顔付き、人となりは人生を表わしているだろう。
生きていたら三島はどんな顔になっただろうか、
とも思うし私自身今どんな顔してるんだろう、と思う。


最近の世の中は「日本」という言葉がとても増えてきている。






posted by えるか at 08:10| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月05日

知の巨人たち 三島由紀夫

昭和45年(1970)に
三島由紀夫は45歳で割腹自殺する。
今年は生誕90年。

(前回の続きです『しらけ世代』)

三島は東大に入るまでは華族が多く通う学習院だった。
祖母に外に出さず育てられ、
ひ弱で「しろっ子」と級友にからかわれた。
しかし文学では早くから教師や上級生にその才能を認められる。

軍事教練は見学が多かった。
16歳で太平洋戦争が始まる。
学徒要員の徴兵検査は最低ランクの第2乙種。
三島は肺浸潤と誤診され出征せず。
学徒出陣で学友は死んだ。

20歳で敗戦を経験する。

『戦争に負けたら全てが崩壊するはずがそうはならなかった。
 日本人が変わっていった』

『仮面の告白』で鮮烈デビュー、
『これを書くまでの自分は死骸の生活だった』と述べる。

昭和26年。半年間の世界旅行をする。
「生まれて初めて太陽と握手した」
ギリシャの光溢れる風景と伝統に心から驚く。
ギリシャ古典を題材に『潮騒』を書く。
自分の改造を考え始める。

映画にも主演し、時代の寵児となる。
美輪明宏と知りあう。
「ダンスクラブでね、体中パットだらけなの。
 『パットだらけだわ。三島さん、どこにいらしたの?捜索願い出さなきゃ』
 って言ったら、顔色がさあっと変わって
 『不愉快だ』って帰ってしまわれたの。
 肉体的コンプレックスがね、、、」

その後三島はボディビルで体を鍛え始める。
ボクシング、空手剣道を習い文武両道の作家を目指す。

指導した玉利齊さん(81)
「作家とは不健康不摂生、酒たばこ女で破滅する。
 太宰も芥川もそうだ。自分はそうはなりたくない。
 肉体を鍛えることで作品がどう変わっていくか知りたいと言っていた」

昭和31年(もはや戦後ではないといわれた年)
発表した『金閣寺』は日本文学の金字塔といわれる世界的な評価を得る。

アメリカTVのインタビューをうけた三島。(流暢な英語)

『新しい世代は生きがいを持っていないように思います。
 オートバイを手に入れ乗りまわし、
 ロックンロールを楽しみたい。今この瞬間を生きている。
 未来も過去も考えることはない』

「彼らは目的を見つけることが出来るでしょうか?」

『そう願います。それは私の問題でもあります』

昭和33年
『鏡子の家』発表。
享楽的な日々を生きる主人公。深い人間関係はそこにない。
『戦後文学じゃない、「戦後は終わった文学」なんだ』
しかし酷評され自信作だった三島はショックを受ける。

『赤ん坊を川に捨てようとしているのに
 だれも止めてくれなかった。
 それで絶望して投げ込んで終わった』


横尾忠則(自身の小説に『鏡子の家』を引用)

「(酷評された)『鏡子の家』あれは早過ぎた。
 時代に徹底的に攻撃され不評をうけたものは
 必ず後世に浮上します。
 しかしあの時点には理解されなかった」

『宴のあと』で日本初のプライバシー裁判。
一審は敗訴、二審で和解。

三島は敗戦の虚無と向き合い克服してきたつもりだったが
これらで大きな挫折感を味わう。

『憂国』を映画化。

担当編集者だった小島加代子

「三島の中で何かが始まった。
 死に遅れた意識の中、
 日本文化を基にして自分の小説世界を書いたが、残ったのは現実の『武』。
 武に牽引力があって三島を引っぱっていった」

「インド旅行の後、雰囲気がごろっと変わった」

徳間孝夫(85歳)毎日新聞記者(檄文を託された人)も言う。
「インド旅行してからインドに魂を奪われていた記憶がある」

『日本人から宗教、哲学感覚が失われていく。
 目の前のことだけに惑わされ時計の振子のようだ。
 どうしてそんなで生きていられるのか』
三島には日本の変化が不服極まることだった。

昭和41年 大学紛争はじまる。

昭和43年 世界第2位の経済大国になる。
このころから三島のもとに多くの若者が集うようになる。
「日本の歴史文化を守るべきだ。貫くものを持っていけ」と説く。

ベトナム戦争に反対する学生たちが新宿駅で700人の逮捕者を出す。

「楯の会」結成。
三島は楯の会会員と共に自衛隊に体験入隊する。

昭和44年、
全共闘が東大安田講堂を占拠。機動隊出動。

4ヶ月後、東大全共闘からの申し入れにより彼らと三島の対話。
「右翼と左翼の最高の知性の対決」と言われる。
筋肉ゴリラと全共闘に揶揄された三島だったが、
愉快な体験だったと言う。

『自分も行動に移す時は諸君と同じ非合法しかないんだ。
 そうなったら自分もお巡りさんに捕まらないうちに
 自決でもして死にたいと思う』

この時の進行担当だった木村修さん
「当時、話が通じそうなのは彼しかいなかった。

 目が異常に輝いていた。
 いずれ何かやるんだとその前から言っていたから何かやると思った。」

日米安保条約延長のため佐藤首相渡米を阻止するため
デモを起こした学生が2000人逮捕される。

昭和45年6月 日米安保条約、自動延長。

この時、国会議事堂前は警官がいっぱいにもかかわらず、
学生はひとりも居なかった。
ドナルド・キーンと一緒にそこを通りかかった三島は、笑った。

ドナルド・キーン 日本文学研究者
「失望を隠す笑いかも、、、あるいはニヒリストとしての。
 すべてはゼロだ、学生の情熱も夢だ、とね」

「三島は天皇は神であらなければならないと思いこんでいた」

「『豊饒の海』について、どういう意味か質問したら
 月の海。カラカラの嘘の海だった。
 つまり皮肉です。虚無感です。
 月には水が無い、つまり人が居ない、ニヒリズムです」

「(それを)聞いた時?  ゾッとしました 」

昭和45年11月。
美輪明宏の楽屋を訪ね、
腕に持ちきれない程の薔薇の花束を贈る。(バケツに3つ)

『君には感謝している。
 今日もまた綺麗だったよ、と心にもないお世辞をいうのが辛いから
 もう来ない』

昭和45年11月25日(割腹自殺の日)

三島はその朝、最後の原稿を編集者に渡している。
遺作となった『豊饒の海』は大正から昭和にかけて
輪廻転生を繰り返す若者を主人公とした。

創作ノートが残っており、研究が進んでいる。
予定では最後、「解脱を掴む」となっていた。
苦悩から解放された悟りの境地になるはずだったのに、
渡された原稿の最後は編集者もあっと驚く結末だった。

編集者、小島加代子さん。
「『えっ!』と驚きましたよ。どんでん返しです」
作品の最後は何もかも始めから無かった、
全て幻だったという終わり方だった。

「三島はこの作品で彼の全てを書くと言っていた。
 (最後に貰った原稿には)『豊饒の海 11月25日 完 』
 と書いてある。
 これで作家生命終わり、と世間に向け堂々と言ったわけよ」
 

その後、三島は楯の会会員5人と車に乗り込む。
市ヶ谷駐屯地で総監に面会し拘束する。
自衛隊員と日本刀で激しくやりあう。
(総監室には今も日本刀でやりあった跡が残っている)
毎日新聞記者を呼びだし手紙を託す。

『檄』(この手紙でなぜ事件を起こしたのか後世に伝えようとした)

『今から我々は生命尊重以上の価値の所在を諸君に見せてやる。
 日本人が今ここで立ち上がらなければ、
 諸君は永久にアメリカの軍隊になってしまうんだぞ!
 日本を守るとはなんだ。
 生命より大切なものは日本だ。大義に死す』

同行した楯の会会員は三島の死をラジオのニュースで知る。

中曽根元首相、事件当時防衛庁長官だった。
当時の会見。
「まったくもって非常に迷惑です」

現在のインタビュー、
「2、3ヵ月前に2人で食事した。
 防衛問題や文学論まで話して彼とは仲良かった。

 当時、『よくやった』という風潮にならなかった。
 むしろ反発するものが多かった。
 私は日本人が健全になってきていると思いました」

長岡實さん 大蔵省同期友人。
「大蔵省百年記念講演」(事件の一年前のテープ)を初公開。

『日本とはなんだ。
 経済繁栄だけの国なのか。
 日本はトランジスタの商人なのか。

 自分の文学を思想と行動を用意することしか自分には出来ない。
 それを覚悟したいと思っている』

長岡さんの言葉。
「三島は我々とは全く違う深さ角度でもってものすごい危機感を持っていた。
 僕はぼくたちの親は陛下の官僚だったけどもう今は
 そんなに堅苦しく考えなくてもいいんじゃないか、
 と言ったんだけどね、、、、。

 いい事もあったんだけどね、(戦後は)貧富の差もなくなってきたし、
 みんな中流になったしね、、、、」

長岡さんは90歳。
なんと頭のしっかりとした人だろう。
三島も生きていれば90歳。どんな人間になったろうか。

横尾忠則さん
「我々は政治や社会に自分の運命を預けているところがある。
 しかし三島は頼ってない。
 彼は自分を救うのは自分なんだと思っていた。

 どっかでアカンべみたいにな感じでさ、
『全部お芝居なんだ、
 バルコニーは全部見せ場なんだ。俺の演劇のハイライトだよ』
 というのがどこかにあったのでは?」

本多清さん。67歳。楯の会幹部。
三島と行動を共にしていたのに当日市ヶ谷に呼ばれなかった。
結婚が決まっており三島に仲人を頼んでいた。

三島は彼に遺書を残している。
『どうか小生の気持ちをくんで、
 今後、就職、結婚し、
 汪洋たる人生の波を抜き手を切って進みながら、
 貴兄が真の理想を忘れずに成長することを念願します』

本多さんは、
「ただ涙で、、、もう泣けて、、、
 この後どうしたらいいんだろう。
 暗中模索で、、、
 どう生きて行ったらいいんだとずっと考えていた」

自分だけが呼ばれなかった。
本多さんはどんな想いで生きてこられただろう。

高橋睦夫 詩人 
三島を兄のように慕い交流し直前まで話をしていた。

「三島は自分の生きている実感が無かった人と僕は思う。
 実感とは『幻』なんだと確かめることが実感かも。

 戦後は価値観が全部壊れていた時代。
 だから本質的に虚無だった彼はいきいき生きる事が出来た。
 でも日本が価値観を取り戻してくると、
 今度は息苦しくなっていく。

 彼はね、でっかい無です。大虚無ですよ。」



三島由紀夫
『これからは日本は、日本とは何だ、ということを
 非常に鋭く鋭くますます問い詰められていく状況にある』






posted by えるか at 18:36| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月01日

しらけ世代

『戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか
 知の巨人たち 第7回 三島由紀夫』
(Eテレ 1月24日)は見ごたえがあった。

ノーベル賞候補にもなった有名な三島由紀夫を、
実はあんまり知らない。

1970年、自衛隊の駐屯地に立てこもり、
戦後の日本のありように抗議して割腹自殺をした。
1970年といえば日本は万国博覧会で浮かれていた。
私は小学6年生だった。

割腹自殺のことは小学校の休み時間の校庭で耳にしたような
気がするけど特に話題にものぼらず、
子どもの私は(今の時代に、、武士みたい、、、痛そう、、、)
くらいにしか思わなかった。

私が生まれた昭和33年(1958年)は、
団塊の世代のその次の世代だ。
ビートルズにも全学連にも乗り遅れ「しらけ世代」と言われる。

団塊の世代の人たちがわ〜わ〜やってくれた跡を、
その恩恵を受けながらしらけながらついてきた。

「もはや戦後ではない」
と発表(経済白書)されたのが昭和31年と番組を見て知った。
ちょっとショックだった。
早生まれなので32年の人と同学年。
つまりその前年に「戦後ではない」と発表されたのだ。
29年生まれの夫は戦後生まれの人だったのか。

高度経済成長とともに育った私は、
戦争は自分が生まれる30年くらい前に終わっていたと思い込んでいた。
私だけでなく友達も皆そんな感覚だったのだ(たぶんね)。
社会の授業はいつも明治時代で終わってしまい、
本当に戦争は遠い過去の出来事だった。

三島文学は若い頃に読んだことはあるけれど、
当時の私には全然分からなかった。
むしろ三島由紀夫の名前は美輪明宏さんや横尾忠則さんや
山口百恵主演映画『潮騒』のおかげでもっぱら記憶に残る。

番組をみて初めて知ったことがいっぱいあった。
というより知っていて当たり前のことを「しらけ世代」
の私は知ろうとしなかったということか。
(不勉強を世代のせいにするのもなんだけど)

『檄』(げき文)
「戦後日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、
 国の大本を忘れ、国家精神を失い、その場しのぎと偽善に陥り
 魂の空白状態へ落ち込んで行くのを見た」  (一部)

「お前ら、聞け!!」
と自衛隊市ヶ谷駐屯所のバルコニーで自衛隊員を前に演説し、
怒号飛び交う中、総監室にとってかえし割腹自殺。

記者  「首は落ちた?」
自衛隊員「はい、首は落とした」
記者  「二人とも首は落ちてるんですか?」
自衛隊員「はい、落ちております」

なんともショッキングな生々しい映像だった。
二人というのは首を介錯した人もだけど、
(じゃあその人を介錯した人はどうなったのか)、、、。

三島由紀夫が東大を出た作家だということは知っていたけど、
祖父も父も東大法学部出身の官僚であり
三島自身も大蔵省の官僚だったことを番組で知った。



(以下、次回です)→こちら(長いです)

posted by えるか at 21:25| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月27日

木皿泉さん

23日のNHKハイビジョン特集、
「しあわせのカタチ〜脚本家・木皿泉 創作の“世界”〜」を見た。
(3年前の再放送)

脚本家の木皿泉さんのことは詳しくない。
夫婦2人でひとつのペンネームであること。
ご主人が脳内出血で倒れ半身不随であること、
奥さんが介護をしながら2人で執筆していること、
そういう事をチラリと知っている程度だ。

テレビドラマ『すいか』で向田邦子賞を受賞。
その直後に脳内出血で倒れる。その後入籍。
作品は『やっぱり猫が好き』『野ブタ。をプロデュース』
『セクシーアンドロボ』『Q10』など。

若い人の本音をレトロで北欧タッチでオシャレな物語を書く人、
というイメージを持っていた。
ところがこの番組を見て印象はガラリと変わった。

神戸の自宅にカメラが入り2人の日常を映し出している。
電動車椅子に乗り真っ裸で風呂場に向かう木皿泉さん(夫の方)。
「かまへん、撮ってもらえ撮ってもらえ」
関西独特のイントネーション。自分と同年代ということもあり
話は一気に現実として迫ってくる。

壁一面の本棚。クーラーや掃除機、トースターは主義として持たない。
でも食べる事にはこだわる。
食材は上質、食器は多分ほとんど北欧のもの。
以前欲しいと思っていたマグカップ(英製?)を見つけた。

エコバッグやパンツはマリメッコだけど着るものには頓着しないみたい。
夫婦とも小太りで業界の人というオシャレなイメージはない。
そして介護にお金は惜しまない。
風呂場には介護用リフトも設置している。

あっはっは、と豪快に笑いながら夫(和泉さん)を介護する妻(妻鹿さん)。
見ている私はその笑顔に戸惑った。
変に明るい。明るすぎて痛々しい。
いくら前向きであるとしてもちょっと笑いすぎ、、。

しかしほどなく番組中でその違和感は解消される。

「なんやかや言うてこの人は介護ウツなんや」
「だって元々私ウツやん」
「僕が死なな治らへんのや」
「そんなことないよ」

「君が荒くれた時、僕はどうしようもない。
 ああいう時は、僕はどうしたらええのん?、、、」

妻鹿さん(妻)は厳しい親に育てられた。
「どうして今死んじゃいけないのか分からなかった。
 日常は退屈でつまらないものだった」
和泉さん、
「小児マヒでね、たいしたことないのに
 親にダメだダメだと思わされてきたからね」
日常は乗り越えるべきものだった夫はお笑いの放送作家になった。

「僕はね、家族こそが最高のエゴであり
 この世界を悪くしているものだと思っていますよ」

「私たちはね、みかん箱に捨てられた仔猫のようなものだと思っています。
 そのなかで好き勝手やってるの」

番組中、この番組を企画したADが辞めてしまうといくアクシデントが起きる。
「今の人は今生きているのか死んでいるのかわからないねん。
 自分自身が信じられへんねん」
そして「辛抱と希望はワンセット」と妻鹿さんは言う。

その夏は憂歌団の
「Stay with you forever(君といつまでも)」
を聴いていたそうだ。

たぶん妻鹿さんは介護することで自分も生きている。
すごく大変だろうけど私はとても羨ましく思う。

私はひとりで生きることに慣れてしまった。


posted by えるか at 22:31| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月21日

100分de名著 『般若心経』

Eテレ『100分de名著』(水曜夜11〜11:25)
今月は「般若心経」。
全4回のうち3回まで放映された。
(毎週水曜に再放送 午前5:30〜。午後00:25〜)

私はこの般若心経を130枚ほど書いたことがある。
もう何年も前、友人が紹介してくれた人に勧めらた。

当時こんなにポピュラーなお経と知らなかったが、
習字の展覧会に般若心経を書いた人がいたので、
変なものでもなかろうと真面目に写した。

白装束まではいかなくても、
毎日ひとり東を向いて墨をすり262文字を書いた。

溜まっていく写経を(これをいったいどうしたものか、、、)
と迷っていた頃、
違う友人が今度は青森から霊能者を呼んでくれた。
当時それほど私は追いつめられていた。
もうどうしようもなかった、、、、

有名なその人は「素人にこんなことをさせるなんて」
と言いその130枚を持って帰ってくれた。
友人は「あんた、こんなことしてたんだねえ、、、」
と私を憐れんだ。

130枚以上も毎日書いたのに暗誦できるわけじゃない。
でも意味は本を買ってきて読んだので何となくわかっていた。

わかっていた、というよりその自分なりに解釈した教えに
私は吸い寄せられるように救われて、
書くことでひたすら苦しみから逃げていた。

『この世の全ては何もない。
 肉体も感覚も考えすら何もない。
 
 ゆえに今の苦しみも悲しみも現実も実は幻なのだ。
 ほんとうは何も無いのだ。この苦しみは嘘なのだ幻なのだ』

解釈を間違えたんじゃないか、、、、
何年もたってからふと思い出したりした。
そう、実際には違うことがいっぱい書いてあったように思う。

それからもいろんな事があった私には
般若心経はマスメディアで目にすることはあっても、
目の前を通っていくだけのものであった。

今回の放送は再放送だそうだ。
前回はまだ苦い思い出だったのかスルーしてしまったけど、
今回けっこうおもしろく見ている。

講師の佐々木閑さんが素敵な人で、
第3回の時のペイズリーのシャツと多色ドットのネクタイがとても似合ってた。
そして途中般若心経を詠んでくれるお坊さんが
まあいい男で!ちょっとしか出てこないんですが、
こんなお坊さまどこで見つけてきたんだろ。トキメキます。

アナウンサー島津有理子さんの着こなしがカワイイし、
伊集院光さんもだんだん好きになってきました。

テキストを買って今回はちゃんと勉強したいと思います。



posted by えるか at 23:58| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月18日

ミュージックポートレイト 六角精児 × 壇蜜

「相棒」は見てないけど六角精児は知っている。
脇役なのにその役で映画に主演したことも知っている。
インパクトのある名前「六角」。
オタク役がよく似合う。賢そうには見えなかったけど、
実は進学校厚木高校出身、学習院大学中退。

エッセイ『三角でも四角でもなく六角精児』が
たいそう面白かった。タダモノではない!上手いし。

ギャンブル狂いサラ金地獄で結婚しても逃げられる。それも3回。
元妻とまた再婚、4回も結婚してる。うらやましい。
つもり積もった借金を親が返済してくれている。普通なら見放すぞ。
お姉さんとも仲良し。

魅力がある人なんだろう。
人生破綻者になってもおかしくなかったのに今や売れっ子。

エッセイを読めばなんとなく納得。
率直な人で憎めない。物事の捉え方はいたく普通。
新しく出た『少し金を貸してくれないか』も読みたい。

その六角精児さんが壇蜜さんと人生における大切な音楽10曲を
もとに語り合う番組NHKEテレ『ミュージックポートレイト』

今夜(明日?18日24時〜)に第一夜の再放送があり
明日(19日23時〜)に第二夜があります。

posted by えるか at 20:24| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

29Q(にくきゅう)のうた

テレビからたまたま流れてきた歌(NHK「みんなのうた」)
ファンキーなロック。楽しそ〜〜。

♪ 肉球(29Q)肉球 Lovin’ U ♪
 ムキュキュ ムキュキュ I Need U

 ♪ 好きだ 好きだ 29Q
 ♪ 見たい ふれたい 29Q

 ♪ ニオイはちょっとくさい
 ♪ そこがもうたまんない〜 ♪

私は釘づけになりました。
か、可愛い、、、、
イラストと映像もポップで絶妙です。

ネコなのかイヌなのかどっちなのかわからない肉球の持ち主と、
その肉球にぞっこんだけど片思いの男の子の歌です。

触りたいけどあんまり触らせてくれない。
シャンプーされるとニオイが消えてしまうと悲しむ男の子。
でも脱走してきたラブリーな動物は喜ぶ男の子の横をすり抜けていきます。
29Qへの永遠の片想い。

歌うはつるの剛士さん。
あんまり楽しかったからその後注意して見ていたのに
全然やらない、違う曲ばっかり。

どうやら4月と5月の歌だったようで私が聴いたのは5月30日。
終わっちゃったよ。知らなかった、、、がっかり。

再放送がないかと探してみたらやっと見つかった。
6月13日(金曜)13:55NHK総合

文句なしに癒される。
沈みがちな私の日常を明るくしてくれる稀有な曲。
肉球はお日様と土の匂い。
のどのゴロゴロと共に癒しアイテムであります。
みんな好きですよね!

『29Q(にくきゅう)のうた』にぞっこんです。


posted by えるか at 19:23| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月05日

クローズアップ現代 動物園クライシス

NHK『クローズアップ現代』で
「日本における動物園の危機」を採り上げていた。

動物の高齢化と動物の価格高騰で希少な動物がどんどん減っており
自治体の財政難で新しい個体(動物をこう呼ぶらしい)を
買うことが出来ない。

ゾウやゴリラは今や昔の半数になっており、このままでは、
15年後には全国でゾウは7頭、ゴリラは6頭になってしまう、
という話だった。

ゴリラ、ゾウ、サイはワシントン条約で売買は厳しく禁止されている。
キリンは禁止されていないが一頭1700万円と7年前の5倍になった。

価格高騰の理由は新興国が動物園を作るようになり
需要が増えたからだという。
(ベトナム、ミャンマー、中国、ドバイ、ヨルダンなど)

タイのバンコクの動物園はキリンの繁殖が上手く、
テレビの画面に何百頭ものキリンの映像が映った。
その様はニワトリのようだ。うようよとしてまさに養殖場。
なんだか網目の色がどれも薄く遺伝子とか大丈夫なの?

その動物園の会長が動物商(こういう職業があるんですね)
相手に電卓をはじいていた。
「一頭たったの850万だよ」
「5頭欲しいのか?それなら12頭買ったらどうだ。
 メスは高いよ。」
中国には200頭を送るという。え〜〜!
今に始まった事ではないが物として扱われる動物たち。

日本の動物園は県立や市立。
動物はなんと県や市の『備品』なんだそうだ。

ゾウなど人気動物を繁殖のため貸し出すとなると、
備品なので市長の承認が必要。
そして議会で質問され、市民にも説明がいるらしい。
日本では動物は集客の要でありどれだけ客を集めたかが評価となる。

欧米では種の保全が早くから計画され動物園水族館協会があり、
連携でお互いに貸し出して子孫を増やしている。

日本にも動物園水族館協会は63年に出来たらしいが、
有名無実でなんの権限もなく、
日本では群れの習性を持つ動物であってもオスメス一頭ずつの飼い方、
死んだらまた買うを繰り返して今に至った。

ワシントン条約は30年も前に制定され売買禁止は、
分かっていたのに日本は取り組みが大幅に遅れ、
動物園の存続が危うくなってしまった。

日本は入園者数だけの評価で、
種の保存や社会貢献という議論の成熟が無い。
未開国であったのだ。

もう待ったがきかない状態の今、
自治体に任せるのではなく自治体を越え、
動物園の社会的な役割で動くのが急務であるという。

知らなかった。
動物園に行くと「□□動物園から来ました」とか
「カバの○○子は△△動物園に行きました」
という看板を見かけるのでてっきり日本でもそういう取り組みが
とっくにされていると思っていたのだ。

動物園の存在の是非は昔から言われている。
昔の動物園の檻はそれは狭く臭く、
(動物に生まれなくてよかった。
 生まれ変わってもどうぞここに入れられませんように)
と子ども心に祈ったものである。

今は随分と改善され白浜のパンダなど代わって欲しいと思うほどだ。
でも見るだけでストレスを抱えているとわかる動物は多い。
「面白うて、やがて哀しき動物園」なのである。

さりとて私は肉を食べ薬(動物実験)を飲んでいる。
かわいい、なんて言いながら動物園に何度も行っている。

少し前NHKドキュメンタリーで
「園長がハンターになった〜格闘する旭山動物園」をみた。
 
爆発的に増え続け農業被害をもたらすエゾシカ。
園長はハンターの資格を取得しエゾシカを撃つ決意をする。
押し寄せる非難の声。多数のメール。

番組は園長が銃を選ぶところや射撃練習をするところ、
そして初めて狩りに出かける場面にも同行していた。
しかし園長はカメラの前で実際にエゾシカを撃つことはなかった。
テレビカメラの前で銃を放つことはさすがに恐ろしいということだった。

そりゃそうだ。
人間の持つ自分勝手な矛盾に、
批判覚悟に真摯に向き合っている勇気ある人にでも、
人は自分は安全なところから容赦ない言葉を投げつける。

先日高速を走っていると斜め前の車線の小さなトラックで
一頭の牛がつながれて運ばれていた。
後ろのホロが開いていたから見えたのだ。
牛はおとなしく乗っていた。

(あの牛は殺されるのか、それとも乳牛となるのか、、
 乳牛だといいな、、、)
と思いつつ、肉を食べている自分を思う。

こういうことをふまえつつ
「愛媛県立とべ動物園」に行ってきたので、
次回そのことを書きたいと思います。

posted by えるか at 15:04| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月29日

訂正します

先日に書いた『俺のダンディズム』
主役の滝藤賢一さんの名前を間違えていました。
訂正しました。
(誰も気にしてないと思いますが、、、)

「滝藤」を「遠藤」と勘違いしていました。
「えんどう」じゃなくて「たきとう」でした。

「遠藤憲一じゃありません。誰?」なんて書いてて
お前こそ誰なんだよ、です。すみません。

ブログを読み返すたびに言葉遣いや間違えに冷や汗もので
実は密かに後で直したりしてるのですが、
文章そのものを削除したいようなものばかりで
よくもまあこんなしょうもない事ばかり書いているもんだ、
と恥のまき散らしもいいところでもう止めてしまおう、
としょっちゅう思っているわりには続いています。

滝藤賢一さんは背が低いイメージでしたが
177cmもある大きな人でした。これにもびっくりです。
間違えてたから言うのではありませんが、
この番組、今期の一番のお気に入り。面白い!

ついでながら、濃い顔の北村一輝さんは大きな人、
というイメージだったのですが、
テルマエ・ロマエで阿部ちゃんと並んでいると肩までくらいしかなく、
ひょっとしてすごく小さな人なのか、、と思っていたら
178cmと書いてありました(ほんまか)
阿部ちゃんが大きすぎたようです。

とりいそぎ訂正まで。


posted by えるか at 17:04| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月07日

俺のダンディズム

水曜の深夜11:58からテレビ東京(テレビ大阪)でやっている
『俺のダンディズム』が面白い。

主演は滝藤賢一さん。
名前だけ聞いてもわからないけど顔をみれば(あぁ、、)とわかる。
ちょっとアリに似てる?小心者の役が多い人。
『半沢直樹』で人気が出たんでしょうか。
(↑見てなかった)

前回の第3話を見たのですが1、2を見逃したのが悔やまれます。
課長に昇進したばかりのさえない男、俺・段田一郎。
新人OLの好みのダンディな上司になろうと一念発起する。

持ち物からというところがミソ。
毎回その道の一流品をマダムM(森口瑤子)から指南され買い求める。
ロレックスやペリカンを買っているようだ。

この前は靴であった。
イタリアとイギリスの名品をマダムMが紹介してくれる。
値段も表示されて見ている側も結構楽しい。
名だたる名品の中から俺がどれを選ぶのかこっちも予想したりして。

ちょい悪オヤジのパンツェッタ・ジローラモが実名で出演。
「格好いいカードの出し方」って、それギャグですよね?
腕の角度は90°らしいです。

そして主題歌がいい、と思ったら、
なんと斉藤和義さんであります!!
これだけでこの番組の趣味の良さがわかろうというもの。

「MANNISH BOYS」 て誰のことかわからんかったけど
ドラマー中村達也さんとのユニットらしく、
主題歌『I am Dandy』は6月18日に発売だそうです。

主演している滝藤賢一さんは思っていたよりずっと芸達者で、
いつも最後に「恋は遠い日の花火ではない」(長塚京三 サントリーCM)の
横飛び足パッチン?をするんですがその足の位置が高くて
かなり運動神経のいい人ではないかとまで思ってしまうのですが。
過去も気になってきました。

一流品を身につけた俺は最後本当のダンディになれるのか。
第4話は今夜です!!(テレビ大阪11:58)

posted by えるか at 14:29| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月13日

ボタニカル・ハードボイルド 植物男子ベランダー

たった3分の番組宣伝を、
これほど繰り返し楽しく見ているのって私だけ?

「そろそろ再会の時が来たようだ
『ボタニカル・ハードボイルドが帰ってきた!!!!』」

、、、て、
「帰ってきた」って、、
いつの間に勝手にどっか行ってたんでしょ。

前回あれほど私を熱狂させ
(こちらです→『植物男子ベランダー』)、

「次回の『愛しのクサカンムリは、、、』」
などと次回作を期待させながら、
その後、忽然と番組は消えた。

(どうしたのかしら、、
 出演者の体調がよくないのかしら、、
 いやいや、植物が撮影したいように生育してくれないのかも、、)

などと気をもみ、
待てど暮らせど放送されない次回作に業を煮やし、
原作を買ってしまった。 
「ボタニカル・ライフ 植物生活」 いとうせいこう 著
(第15回講談社エッセイ賞受賞)

実はこの本は単行本が発売された時(1999年)一度読みかけている。
しかし当時の私は庭のあるガーデナーだったせいか、
いまいち興味もなくちゃんと読まなかったのだ。

抱腹絶倒、こんなに面白い本だったとは。
今や私も立派な正真正銘ベランダー。いたく共感いたします。
時が移ると本も面白くなるのだと気付いた。
昔読めなかった本を読んでみよう。

番組は前回も書いたけど、
よりオシャレに面白く構成されている。
今、最も私のツボにはまる番組なのです。

ついにレギュラー放送決定!!
4月2日夜11:15〜11:45(BS3)
「第1話 ハードボイルド・リターンズの巻」

第1話って、、「1」に戻っちゃってるよ。
そういうと花屋の美人店員(波瑠)の配役が変わっている。
スケジュール合わなかったのかなあ。
でも俺(田口トモロヲ)はそのまま!!

ご興味ある方は今晩深夜(7日早朝?)BS3で3:38:〜3:40、
録画なさってください。番宣あるようです。

あ〜待ち遠しい!




posted by えるか at 21:26| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月25日

おぎやはぎの愛車遍歴 樹木希林編

人がどんな車に乗っているかなんて興味ないけれど、
その人が樹木希林さんとなると話は別。

佐野洋子さん亡き後、憧れる人は樹木希林さんである。
子どもの頃は変な人だと思っていたけど、
大変な趣味人であると知ってから俄然注目するようになった。

(以前の記事はこちらです)
『樹木希林』『綾小路さゆり』

この歳になってからやっと彼女の魅力がわかった私は凡庸だ。
若い時から自身を貫いてきた樹木希林さん、
いったいどんな車に乗ってきたのだろう。

名作! 私はこの番組を保存しました。
またやるかもしれないのでご興味あれば見てください。
(BS日テレ土曜夜10時〜)

乗ってこられた車を見て、
なんて格好いい人なんだろうと再認識。
地方都市で育った私はルノーやシトロエンなんて本の中でしか知らず
他の車も初めて知る車ばかり。

「車は顔」と言い切る希林さんの車はすべて丸め。
どんな車を選ぶか、、、ってやっぱり人が出るなあ。


・いすゞ ヒルマンミンクス
     琵琶奏者(渋っ!)である父親の車。
     名車らしくクラシックで格好いい。(私は見た事も無し)

・フォルクスワーゲン ビートル
     おお!私と同じ、嬉しいこと。しかし希林さんは初代の方。
     顔が気に入り父親に勧めて乗った。
     乗り心地は超悪し。

・シトロエン 2CV
     大変気に入り7台(!)乗った。
     乗り心地よく車体が495キロしかなく自分で押せる。
     フランスの国民車。
     農民や労働者向けの車で農道でも卵が割れないとされた。
     クーラーは無し。
     樹木希林さんは冬でも窓開けて毛皮着て走ってた。
     
     
     希林さんが乗っていた車の5代目のオーナーが登場。
     元愛車に乗って嬉しそうにハンドルをにぎる希林さん。

     『寺内貫太郎一家』の頃の希林さんはおばあさん役だったけど
     まだ29歳だったそう。
     髪の色抜いて金髪にしてシトロエンに乗っていたそうだ。

     18歳から女優。
     文学座を1000人受けて40人に選ばれる(その後10人に)
     「きれいなセンスのいい人ばっかりいたわね〜」
     希林さんは、
     「耳がいい。人の台詞を良く聴いている」
     ということで選ばれたそうだ。(選んだ人に拍手)

・ボルボ アマゾン   
     落ち着いた車に乗りたくなったから。

・スバル サンバー
     たくさん載せるトラック。
     救急車やキャンピングカーに使われた車。
     酔った和田アキ子が「スターの車やない!弁当屋の車や!」
     と叫んだとか。

・シトロエン H トラック
     軍用車。
     「ダースベーダーみたい。馬運ぶ車。犯人護送者じゃん!」
     とおぎやはぎに言われる。
     娘さんはこの車の後ろで遊んでた。

     「娘は世の中に育ててもらったわねえ〜
     ただご飯だけはちゃんと食べさせた、買った事はない。
     でもあんまり厳密に言うといやらしいでしょ。 ←(こういうところが好き)
     だいたいは作ったわね」

・ルノー 4
     世界で最も売れた仏車。
     「車は顔が命!!」

・ジャガーMK−2
     傑作車。燃費と故障がすごかった。   
     あまりに格好いいのでマークを取って廃車にする。

・バンデンプラス プリンセス
     ロールスロイスの小型車。オーナーが2ndカーとして所有。
     いしだあゆみが車を見て追いかけてきた。
     『愛車遍歴』番組担当者も乗っている小さな貴婦人。

     9年前に乳がんをやってガンが全身転移しているが
     抗がん剤もホルモン剤も飲んでない。
     そういうの飲むと気持ち悪い。

     娘婿のモッくんも変わってるわよ〜
     でもとても理解できるわね。
     『おくりびと』記念に霊柩車仕様の車買ったのよ。

・トヨタ オリジン
     2000年に1000台限定で作られた匠の技の車。
     センチュリーの職人が作った。800万以上したわね〜
     10年以上乗ってる。もう替えないわね。最後まで乗る。




     車とは「女房の小春」ね。   (村田英雄『王将』)
     愚痴も言わずにこちらの都合で動いてくれる。

     そうね偏ってるわね。
     でもスピード出さない、端っこ走る。
     着けばいいんだから。



posted by えるか at 20:14| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月24日

こぞって深夜

今期のお気に入りは主演に魅かれて観ています。

『私の嫌いな探偵』テレビ朝日 金曜夜11時15分〜
  主演 玉木 宏 

『闇金ウシジマくんSeason2』TBS 木曜夜12時58分〜
  主演 山田 孝之

『慰謝料弁護士』読売テレビ 木曜夜11時58分〜
  主演 ココリコ・田中 



もちろん録画です。
posted by えるか at 19:08| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月30日

ヒクイドリ

一晩寝ても腹が立つ。

年末に怒るのもどうかと思うが、
昨日の8チャンネル(フジ?)午後6時半からの
『大陸アドベンチャー!!巨大生物を捕獲せよ!!』
という番組。許せん!!!!

バタバタしていたのでついていただけの番組なんだけど、
絶滅危惧種であるヒクイドリがお笑いタレント?(誰かわからん)に
現地人と共に追いかけまわされ捕まり足を縄で縛られ、
棒に逆さ吊りにされていた。
(そこで初めてヒクイドリ捕獲番組であったことを知った)
タレントと現地人はその前でイエ〜イ!とピースマーク。
バックには嬉しそうな音楽が流れていた。

凍りつく私の横で次男夫婦も「残酷だ」
「可哀そう。こんなの抗議の電話くるんじゃないの」
と言っていたから残酷で非常識と思ったのは私だけじゃないはず。

こんな番組、つけておくのも嫌だとチャンネルを変えたけど
信じられない!日本の恥。制作者の良識を疑う。
こんな企画に金を出す企業も許されない。

絶滅危惧種に指定されているのはオーストラリアのヒクイドリで
収録したパプアニューギニアでは指定されていないらしいが、
それでも同じ生きものとして恥ずかしくないのか。
こうやって私たちは動物を絶滅させてきたのだ。
自然保護に尽力している人たちの裏で密猟が絶えないのは
こういう輩がたくさんいるからだ。

ヒクイドリはダチョウ目ヒクイドリ科の飛べない鳥。
地球上ではダチョウの次に体重の重い大きな鳥である。
和名は火食い鳥とも言い大きな鶏冠が喉元まで垂れ下がり
見た目は怖い。足には刃物のような鋭い爪を持つ。

実は私はこの鳥をNHKBS3かBS11かのどちらかで知った。
数の少ない鳥でなかなか見つからない。
そのヒクイドリの生態を長期間調査した映像が放映され心魅かれた。

グロテスクとも言える恐竜の子孫とも思える姿だが、
その子育てのユニークさでここに書きたいとかねてから思っていたのだ。
まさかこんな形で書くことになろうとは!無念。

ヒクイドリはメスの方が大きく、
そして子育てはオスが飲まず食わずで行う。
メスは交尾が済むとすぐ次のオスを探して行ってしまい、
森のあちこちでいろんなオスの卵を産む。

オスは卵を温め孵化させ子どもを育てる。
メスの方は戻ってきてもなわばり意識が強く、
自分の子どもでさえ襲って殺すこともあるそうだ。
だからオスはメスが来ると雛を連れて逃げる。

なんと女性上位の動物であることよ。
(ちょっとスッとしました)

大事に温めていたヒクイドリがこんな目にあわされて
お前たち!同じ目にあえばよい。恥を知れと言いたい。
民放とHNK(たぶん)のこれほどまでの品格の落差を知らしめる事となった。
子どもの頃「一億総白痴化」と揶揄されたテレビだけれど、
見て育った私たちはそれを体現しているということだ。

posted by えるか at 15:47| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月24日

植物男子ベランダー

BS3でやっている番組『植物男子ベランダー』
をご存知ですか。

今まで2回放映されたけど、
連続でなく曜日も時間もまちまち、
次回いつ放映があるかもわからない、というもどかしい番組であります。

これがね、面白いんですよ!
再放送が決定しており、
12月14日(土)25日(水)午後10:30〜です。
今期一番の私の楽しみ。

原作・いとうせいこう 主演・田口トモロヲ

この田口トモロヲという役者さん。
不思議な雰囲気の俳優さんで、
居るのか居ないのかいまいち存在感が薄く感じられ、
誰かに似ているのかいないのか覚えにくいインパクトのないお顔。

ちょっと癖があったり小心者の役が多いと思うんですが
なぜか気になり心のどこかに引っかかり忘れられない。
よく見ると結構味のある格好いい人であります。

この人がいい味を出していることと、
番組の構成がユーモアがありお洒落で
落ち着いた色調と次々と変わる綺麗な植物の映像、
大人の番組という感じがします。

ほんと楽しいんですよ。思わずクスッと笑ってしまいます。
ぜひぜひご覧になってください。

ベランダーとはマンションのべランダで植物を育てる人のこと。
バツイチの主人公は都会のマンションで、
自分勝手にいろんな植物を育てています。
マニアックな人ではなく滑稽で可愛らしいベランダーなのであります。

・いっこうに花を咲かせないシャコバサボテンの話。
・妙に大きな種が気になってしょうがないアボカドの話。
・レモンポトスの侵略と茄子(なす)の格言
・捨てられたオンシジウム

などのエピソードの他に松尾スズキ朗読による
「愛しのクサカンムリ」というコーナーもあり今回は
『薊』(あざみ)であった。
「魚という文字を懐に抱くパラドックス」、、、とまあこんな感じ。

植物ソングスとして「ばらの花」(くるり)や「アネモネが鳴いた」(大橋トリオ)。
ビートルズもバックに流れます。

使い古した土を「死者の土」と呼びそこにアボカドの種を置く。
アボカドの話をしている女子高生の話に耳をそばだて尾行し変態と間違われたり、
園芸店の美人店員(波瑠)から

『親の意見となすびの花は千に一つも無駄がない』
という格言を聞き、苗を購入するも、
花は何回咲いても全部落ちてしまう。

「親の意見なんてしょせんこんなものだ」
『親の意見となすびの花はなんだこんだで無駄ばかり!!』
という新格言を叩きだす田口トモロヲ。

『俺』田口トモロヲの独白で番組は進行していく。

次回いつなんだろう。楽しみだなあ。
posted by えるか at 12:18| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月29日

猫侍

毎週日曜日23時〜BSフジでやっている『猫侍』を
ご存知でしょうか。

その昔、ハリソン・フォードに凝っていた私が
「ハリソン」「フォード」
のどんなに小さな文字も見逃さなかったように、
今の私は「猫」という文字をアンドロイドばりに見つけます。

新聞欄に小さく『猫侍 北村一輝』と見つけ、
(なんだろう?)と取り敢えず録画してみた。

なんかようわからんけど猫好き・変な顔好きなので見ています。
(3回終了、これからも続きます)
1回目は新聞欄に北村一輝の名前も載っていたが、
その後は『猫侍』とそっけなく載っているだけ。
その幅1センチ、、、観なくてもいいのか、、、、

こんなの見ている人いるんだろうかと思っていたら、
なんと先週の朝日新聞のテレビ欄で紹介されていた。
この欄で紹介される番組は一つだけです。
地上デジタル放送を差し置いてBS欄1センチ紹介の猫侍が
紹介されていました。
記者は相当な猫好きさんなんだろうか。

猫といっても私は意外と好みがうるさく、
巷の可愛い猫グッズなどは好きではない。

それでこの『猫侍』、
どこが面白いかと言われると困るんだけど、
北村一輝の濃い顔しかめっ面と、
真ん丸お目々の可愛い猫の組み合わせが面白く、
ついつい見てしまう。

猫の『玉の丞』は白い美猫。
あまりの可愛さに飼い主を腑抜けにしたとて店の番頭は、
物の怪に違いないと退治を貧乏浪人の北村一輝に頼むが
北村扮する浪人は殺せず連れて帰ってしまう、、、というのが事の発端。

猫は本当に可愛らしく撮影されており、
あそこまで瞳孔が大きく映るのは
よほど暗いところで撮影しているかビックリ緊張しているか、、
なんて詮索しつつも楽しく観ています。
猫の目は瞳孔が大きいほど可愛らしく見える。

北村一輝グッドキャスティングであります。
なんと来春映画化されるそうです。

posted by えるか at 22:44| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月03日

ムトト再び

前から思っていたんだけどHNKとBS11の動物番組は
どこかで関係があるのだろうか。
HNK『ワイルドライフ」とBS11の『地球いきもの大図鑑』は、
ちょっと似ているのだ。

公共放送であるNHKのワイルドライフがしっかりと作ってあるのは
当たり前としても(莫大な費用と年月がかかっている)
(そしてワイルドライフは色んな国で放送されているらしい)
BS11『地球いきもの大図鑑』もなかなかしっかり作ってあり、
CMは入るけどひけをとらない。
最近同じ頃に「ハリネズミ」を放送したが、かと言って全く同じ構成ではなく、
関係あるのか無いのか不可解なのである。

それが先日の『いきもの大図鑑』を見始めて息をのんだ。
「ライオン家族の物語〜乾いた大地に生きる〜」

この題名だけで嫌な予感はしたのだけれど、
(もしやムトトではないのか、、、)   
(「哀れムトト」)←こちらをご覧ください。

大所帯のライオンの群れの中のひときわ小柄な子ライオン、
まさかムトト、、?!

水牛に腰を踏まれ下半身不随になってしまい、
懸命に這って群れを追ったけど最後は置いて行かれ、
あとにはムトトの這った跡が残ったという、
私には忘れられない番組なのだ。

これほど心に突き刺さった動物番組は無い。
しかし可哀相過ぎてもう二度と見たくない。

BS11『地球いきもの大図鑑』では、
その仔ライオンは名前が『ジュニア』だった。
違うライオンかも、、と期待したけど
崖を必死で前脚だけで何回も登って落ちているところで、
(ああ、、ムトトだ、、、)
とわかった。

当時のケーブルテレビでは母親が最後お別れを言ったと
ネットに書き込みがあったのを覚えていたので、
ついついこちらも見てしまった。

NHKダーウィンと違いこちらは一時間番組だったので
辛く可哀そうな場面が余計に多い。
這っているそばには常に禿げタカが待っているし、
最後死ぬ場面まで映ったら嫌だなあ、、、

もう何年も前にとっくに死んだムトトであるけど、
張り裂ける思いで結局見てしまった。
私がそこにいたら連れて帰って助けるのに、、
なんて馬鹿なことを考えながら。

前の記事を捜してみたらもう2年も前だった。
怪我をした動物は生きてはいけない掟であろうが、
一瞬で命を落とすのではなく、
半身不随で必死に仲間を追う小さなムトトを見て
泣かない人がいるだろうか。

天国があるなら元気に走っていて欲しい。


posted by えるか at 20:21| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

テレビ基礎英語

『怪傑えみちゃんねる』(関西のテレビ番組)で
小藪千豊(吉本新喜劇の最年少座長)がミナペルホネンを
着ているのを見たときはものすごくビックリしたけど、
それが意外にも似合っていてミナが似合わない私はショックだった。

聞くところによると小藪はお洒落で、
一家でツモリチサトなども着ているらしい。
ああいう顔の方が似合うんだろうと負け惜しみに思う私。

その小藪がこれまた意外なことに
Eテレ『テレビで基礎英語』に出ています。Eテレの芸人率は高いと思う。

『テレビで基礎英語』は子ども向けなのか、
子ども芸人・まえだまえだ やモデルが出ていて、
そこに小藪も出ているのである。
内容は中学生レベルながら意外と難しい。

番組最後に小藪が亡き映画評論家の淀川長治に扮して
その日使った英文を映画場面から抜粋して解説する
『テレキソ名画劇場』がもう面白いのなんの。
イントネーションがどこのものだかわからないのですが、
かなりハマっております。

放送:日曜日 午後6:40〜7:00
再放送:月曜日 午前5:30〜5:50、土曜日 午前11:00〜11:20

そこで見つけた英語力測定テスト
やってみたら意外といけたので応用編に進んでみると
いきなりビジネス英会話で解くことすら諦めました。
posted by えるか at 20:50| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月21日

桐谷さん

マツコ・デラックスの『月曜から夜ふかし』
(日テレ 月曜23:58〜24:53)

この番組に出てくる桐谷さんをご存知ですか!?
私はこの人が出ていないかチェックするために
番組は必ず録画しています。

桐谷さんは株主優待券だけで生活している63歳のおじさん。独身。
1億円分の株を所有しその優待券を使い切るために
分刻みのスケジュールで都内をママチャリで爆走する。

優待券があるからという理由だけで映画をはしごし、
優待券分の値段のメニューを熟考しうな丼を食べる。
スポーツジムでは自転車漕ぎ(また!)で汗を流し、
薄い頭を優待券で散髪する。

カラオケは嫌いだけど歌う(優待券を使わないのはもっと嫌い)。
ひとりカラオケであります。
移動はすべてアスリート並のママチャリ立ち漕ぎ爆走。

フィルムを出すため爆走し残っているフィルムも
もったいないからどうでもいいものをとにかく撮る。
ボーリングも優待券で一人で遊ぶ。
映画は寝てしまうがとにかく優待券を消化するのが目的なのである。

番組を観覧している若い子にも大人気で
問い合わせが殺到しているそうだ。

いくらお金があっても、
こんな生活は嫌だ〜と普通ならそう思うけど、
残り少ない髪を汗で額に貼り付けて爆走し、
優待券を消化している姿をみると
クスッと笑えてどことなくほっこりさえしてしまう。

とにかく笑える。かわいい人なのだ。
無駄にみえる事を人に笑われることなど考えもせず
ひとりで黙々と一生懸命こなしているその姿に人はホッとするのかも。

アベノミクスで株の評価額が1億7千万になった時、
「こんなに増えてお気持ちはどうですか?」
と聞かれたら、

「私の歳なら本来なら結婚もし、
 孫の2、3人もいてもおかしくありません。
 その価値に比べたらどうってことないです」

と答えた桐谷さん。
どうです、まっとうな人ではありませんか!

今また株価は下がり一億円に戻ったけどそのことを聞かれても
「生きているだけで有り難いと思いますので
 どうってことありません」
とひょうひょうと答える桐谷さん。

戦場カメラマンは最近全然見なくなってしまったけど、
桐谷さんはマスコミにもみくちゃにされることなく
いつまでもチャーミングに爆走して欲しいものだ。


posted by えるか at 22:40| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月05日

岩合光昭の世界ネコ歩き

NHKBSプレミアムで放映されている。
動物写真家の岩合光昭さんが世界中の外ネコを紹介してくれる。
猫好きならもちろん見ていますよね!

この番組、不定期なのかいったい次回はいつなのか、
毎回テレビ欄でチェックしなければならない。
なんとかならんか。

岩合光昭さんの猫への近づき方が素晴らしい!
目線を合わせてまず挨拶「こんにちは〜」、
そして「かわいいねえ、賢いねえ」と褒める。
別れる時も「ありがとう、さよなら」とお礼を欠かさない。

(『くるねこ大和』さんの話しかけ方も
 愛情あふれていて、
 この2人は師匠と呼びたい)

そんなわけで私も習ってうちの猫に話しかけてみたりするが、
全然うまくいかないです。愛情足りないかも、才能無し。

この『世界ネコ歩き』はナレーターは最近では、
相武紗季さんと塚本高史さん。

台本があるのかないのか、あるんだろうけど、
「あ、どこ行っちゃうの?」
と、見たままをナレーションしていくのが自然で。

それからバックに使われている音楽が、
レトロな感じでいい。
てらいのない単純なメロディが町で生き抜く猫たちにぴったり。

どんな楽器が使われているんだろうと耳をこらしても、
情けないことにあんまりよくわかんない。

チェロはかなり主要な楽器として使われているけど、
リコーダーなのか笛?ケーナ?ギター、バンジョー?マンドリン?
トライアングル、ピアノ?ハンマーダルシマー?
なんだかわからんけど民族楽器らしきもの。
この程度にしかわからず、、、(しかも外れているかも)

この番組は音楽もすばらしいです。癒し系。
まだまだ続く(不定に)ようなので興味あればぜひ。
一度バック音楽の演奏場面を特集されてはいかがか。
posted by えるか at 00:14| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月18日

ミクロワールド

以前Eテレ2355の『顕微鏡で覗く世界』
のことを書いたけど(こちらです)
その元の番組を見つけました。

たった5分。
月曜の朝10時10分からです。
どうも学校用の教育番組のようです。
『ミクロワールド』
ミジンコなど小さな生き物好きな方はぜひどうぞ。
歌はついてないけどね(自分で歌ってください)。
posted by えるか at 23:28| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月03日

100分de名著『こころ』

NHK・Eテレ『100分de名著』
誰もが知っているけど実はあまり読んでいない名著を
25分ずつ1ヵ月かけて100分で読み説く番組です。

この番組は4回目最終週にゲストが呼ばれる。
誰が呼ばれるのかがちょっと楽しみです。

4月は夏目漱石『こころ』講師はあの姜尚中さんだった。
癒し系の語り口調で物語を読み説きます。
ところが4週目に呼ばれたゲストは作家・島田雅彦さん。
この島田雅彦さんが挑戦的というか挑発的というか
姜尚中さんとは目も合わせず、

「漱石の作品の中では『こころ』は全く面白くない。
 こんなものを学校の教科書にしかも一部だけ載せているなんて
 信じられない!」
 とぶちまけた。

それまで「こころ」を素晴らしい小説だと読み説いていた
姜尚中さんの面目まる潰れ。司会者は大慌て。
一気に番組は面白くなり、
どうなることかと固唾をのんで見入ってしまった。

島田雅彦さんは漱石の大ファンらしい。
さすが作家という読み説きと解説をしていたが、
(録画しなかったのでうろ覚えで申し訳ありません)

「我こそは漱石ファンであり、
 そして『作家』なのである。
 『作家』はこのように読み説くものなり」
 
という感じに私は受け取ったのだけど、
そのまま放映されたということは決まり事だったのでしょうか。
そのあと姜尚中さんの小説『心』が発売されたので、
あざとい感じはちょっといたします。

講師・島田雅彦 ゲスト姜尚中 の方がよかった?

さて5月の名著は人生下り坂の思想『老子』です。
講師は東京大学名誉教授の蜂屋邦夫さんで、
いかにも研究者然とした佇まいにずっと下り坂の私は気遅れしましたが、
4週目ゲストがなんとドリアン助川さんだったのです。

途中で申し訳ありませんが次回に続きます。


posted by えるか at 00:39| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月11日

哀れムトト

昨日のNHK『ダーウィンが来た』を見て
涙した人は多かったのではないだろうか。

私は泣いた。
日が変わった今日も悲しい。

タンザニアのムアハ国立公園、
空前の干ばつのサバンナを生き抜く動物たち。
上流に水田が出来た事と地球の気候の変化で
動物たちの命の源である川が干上がってしまい、
一年で100日以上、川には水が無いそうだ。

ライオン一家がえがかれていた。
メス8匹子ども13匹の大所帯。
ライオンは縄張りがあり危険なことと、
4カ月以下の子どもは長距離を歩けないことから、
ライオンは移動が苦手だそう。

しかし干ばつで獲物がいなくなってしまい、
ライオン一家も移動をよぎなくされる。

一番小さい子ライオンが生後3カ月のムトト。
ある日親ライオンが狩りをしている時に事故にあったか
(水牛に踏まれたのか、と番組では推察されていた)
下半身が麻痺する大怪我を負う。
腰から下は骨が砕けているのだろう。

ムトトは一家になんとかついて行こうと、
前足で体を引き摺りずるずると懸命に移動する。
母親は口に咥えようとするが、
咥えるにはもうムトトは大き過ぎた。

崖が登れず何度も何度もずり落ちてしまうが
下半身を引き摺りながら必死で登り切る。
兄弟ライオンが寄り添っていた。

他ライオンの縄張りに入ってしまい
大きなオスライオンに威嚇された一家は、
その場所を離れなければならない。
水を求めて北上する獲物を追うために、
ついに移動を始める。

やせ細ったムトト は、
前脚で必死について行こうとする。
母ライオンは何度も傍に戻ってくるが、
一家との距離はどんどんと離れていったのであった。

一度も顔を歪めたり啼いたりせず、
麻痺した体を引き摺っていたムトトは
最後、悲壮な声で啼いた。

「この後ムトトの姿を見かける事は
 二度とありませんでした」
とナレーションが入った。

ムトトが必死で這った跡が、
渇いたサバンナの土に蛇行して残っていた。

泣きました。
たとえこれが編集であろうとなんであろうと、
私は動物に弱いのだ。(水牛やトドなら泣かないけど)

弱肉強食、自然淘汰と言われればその通りだし、
生きとし生けるもの、
地球上では毎日起こっていることだろう。
それでも私は泣いてしまった。

ナレーションでは
「最期まで生きる事をあきらめなかったムトト、
 そしてそれを優しく見守った家族」
と言っていたけど、そうかもしれないけど、

ムトト、可哀相に。


『追記』

この番組は衝撃を与えたようでネットで見てみたら、
たくさんの書きこみがあった。
CATVで先に流れていたようでCATVでは
最後、母親がムトトにお別れの言葉をいうシーンがあったそうだ。



3年後のブログはこちらです『ムトト再び』
posted by えるか at 18:35| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする