2016年07月31日

ぶりっこ

最近面白い人と知りあいになった。
「私、ぶりっこやってん。女の子に嫌われてなあ」
「え〜〜っっ?!!」

私より少し年上である。小柄で地味な顔、歌手のイルカに似ている。
おしゃれでもなくごく普通のおばさんに見える。

しかし(この人、女子力あるなあ)とは思っていた。
声が低く魅力的な癒し系、気軽に人に話しかけるさまは
決して嫌な感じじゃない、むしろ好印象。
ちょっと我の強そうなきらいはあるけどそんなに気にならない。

「男の人の前に出ると自然にそうなってしまうねん。
 若い頃は皆そうやろ?」
「いや、、、ないわ、、、
 それって自分では意識してたん?」
「その頃はわからんかった」

「聖子ちゃんカットとかしてたん?」
「いや、私は見てくれが悪かったから、、、」
「いつ自分がぶりっこやったって分かったん?」
「歳とってから、、、そういう若い子見て自分もそうやったなあって」

ずっと甘えて生きてきたそうだ。
そのせいか結婚した人も優しかったし息子も優しいそう。
「息子にも頼って頼ってしてるねん」

そんな彼女も離婚と死別を経験し、
親や夫の介護を引き受けてきた。
最近では歳老いた兄にまで頼られているそうで悩んでいた。
頼ってきた人は頼られるのだろうか。

私のまわりにはおらんわ〜、、と驚く私。
「私なんか優しくされた記憶ないわ。
 ものを買って貰ったことも無いよ」

彼女はなんだかだと買ってもらったらしい。
まあ、お互い生まれもっての性分、ということに落ち着いた。

「私なあ、パート先でももっとてきぱきしたらええのに、
 って思われてんねん。いい加減な性格やねん」
そうなん?!
しかし彼女はそういう自分を疑問に思っていないよう。


自分がぶりっこだったと言うに人初めて会ったわ、、、
と興奮しつつ家に帰ったが、
やがて嫌な記憶がよみがえった。それは私の高校時代の汚点。

部活にまさしくブリッ子がいた。
「いや〜ん、うふ〜ん、○○く〜〜〜ん」
と冗談かと思うほどの漫画チックなふるまい。
小っこい目をおもいきり見開きよちよちと内またで
くねくねと歩いていた。

当然、皆に嫌われ陰口を叩かれていたが本人はそんなことお構いなし。
授業中でもそんな態度だったので教師にも叱られ
まあ、皆呆れて放ったらかし、という状態。
同じ高校にこんな子が居るという事に
皆驚愕してい、、なかったのかも、勉強に忙しく、
人の事などかまっちゃおれんかったのかもしれない。

そこをかまったのがこのアホな私だ。
夏の合宿で他校も何校か来ていた。
ところがさあ練習という時間になってもそのブリッ子が
現れないので練習が出来ず、全員ずいぶん待たされたのだ。

捜しまわった私たちが見つけたのは、
他校の男子を前にうふ〜んいや〜んしているブリッ子だった。
私は怒髪天を突き、ブリッ子をその場で罵倒した。
まわりの友人はあっけにとられていたのか黙っていた。

ブリッ子はうわ〜んの泣きだしどこかに行ってしまった。
その行き先は同じ部活でも練習にもほとんど出ない、
ユウレイ部員の男子のところだった(しかも私はそいつの事が嫌い)。
合宿にはきていたのだ。

喋ったこともないその男子に、
私は「ブリッ子に謝れ」と言われたのだ。
あまりのショックと怒りにわなわなと震えたかどうか忘れたが、
そのことにまわりの誰も言い返してくれなかったことがショックだった。

みな影では「謝ることなんかない、何一つ悪いことなんかない」
とは口ぐちに言っていたけど表立って言ってくれる子はいなかった。
私はその夜眠れず、翌日部活を抜けて帰ってしまい、
そのまま退部したのである。
後日、部長が戻ってくるように言ってくれたけど戻らなかった。

皆が迷惑を受け怒っていたにもかかわらず、
ひとり貧乏くじをひいたと思った。
正しいと思っても矢面に立ったら損だということが
その時身に沁みた。

にもかかわらずその後も人生の大事なところで私は失敗している。
三つ子の魂百までも?
人は変わらん、ちゅうことね。

それから5年程経った頃、ブリッ子をバス停で見かけた。
骸骨のような体つきだった。拒食症だったろう。
たいそう驚いたけど、その後結婚して子どもも産んだと風のたよりに聞いた。

彼女も「昔ぶりっこだった」と人に話しているだろうか。
もし彼女に初めて会っていたなら
「そうなん?」
と親しく口をきけただろうか。








posted by えるか at 14:04| 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月23日

お椅子さま

前回の話だけどリビングがタコ部屋になったのは、
実はミシンのせいだけではない。
椅子も届いたのだ。

うちの食卓の椅子は2脚しかない。
デザインはそれぞれ違う。
片方は座面が革のメッシュ編みでたいそう気に入っていたのだけれど、
当時同居していた息子が座っていた。
返してもらった時、座面が微妙に変わっていた。反発力が少ないのだ。
え〜っ?!

腰のあたりに変な力が入るようになり座り心地が悪くなった。
仕方なくもう片方の椅子に座っているのだけど
テレビを見る時にはメッシュ椅子の場所で見ている。

腰が悪いのだからソファにあまり座らないように、
と整体師に言われているので、あっちへこっちへ、
落ち着いてテレビも見る事ができない。

体に合った椅子が欲しいなあと思う事、幾歳月。
座り易いと聞くとウロウロ見に行ってみたりしたが、
なかなか腰にしっくりくる物は見つからなかった。

それがこの春、たまたま通りかかった家具売り場の椅子が
まさに探し求めていた座り心地。
お〜っ!と思ったが、いかんせん高かった。

写メを撮らせてもらい、以来通りかかるたび座ったりして、
いじましく眺めること4ヶ月。
そこへ先月の病気である。
椅子のひとつも買ってもバチは当たらんわ、
と意を決して買いに出かけた。もう買う、絶対買う。

バーゲンが始まっていた。
除外品だろうと思っていたのに、なんと、
『現品限り!』と3割引きになっていたのだ。

買います、買いま〜す!
張り地の色なんてどうでもいいです、
ちょっとくらい汚れてたってかまいませんとも。

売り場の人に「狙ってたんですか?」と聞かれ、
「まさかバーゲンになるとは、嬉しいわ〜」
と満面の笑みで答えた私。
じつはミシンはその喜びのあまり、勢いで買ってしまったのだった。

そんなわけでリビングがタコ部屋になったのは、
3つ1度にどど〜んと配達されたからだ。

座ってみて、
ほうら!全然違うよ!このすばらしい座り心地はどうよ、、、、

と思ったのはつかの間で、
椅子は素晴らしいものの肘かけが有り、大きい。
肘かけが張り出しているので、
横からひょいと腰かけることが出来ない。
意外にこれ大事なことだよ、置いてる場所は狭いのだ。
ああ、、、気がつかなかった、、、。

食卓椅子ではあるがラウンジチェアにも使えるとある通り、
存在感が半端なく、
しかも分かっていたことだが色が我が家の食卓と合ってない。
あれほど腰に合っていると思ってたのに、
(ほんまにこれ合ってるか?)と思ってしまう始末。

肘掛けは楽だけどこれでテレビを見ていると
なんだかたいそう年寄りになった気分になってしまうのだ。
これ以上年寄りになってどうするよ。

ピーチ材で白いので肘かけを汗ばんだ腕で汚してしまいそうで、
肘かけることもはばかられ、
せっかく来たのにあんまり座っていない。
しかも座面が布なので、
猫の爪とぎにならぬよう目を光らせねばならぬ。

お椅子さまなのよね〜、、、、、、、
ちょっとばかり疲れているのである。





追記

前回書いていて初めて気がついたのだが
我が家の椅子の多さ、、、数えてみたら14脚あった。
ひとりなのに多いよね、多いですスンマセン。
椅子もどきも合わせると16ある。
なんでこんなに増えたのだ?

頭の中では椅子というと食卓の椅子だけで
イメージでは我が家には椅子は2脚しかない、
と思っていた。
呆けているのだわ。


posted by えるか at 11:34| 買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月22日

えらいこっちゃ

ついについについに!ロックミシンを買った。

ずっと欲しかった。
持っているミシンにもフチかがり機能はあるけど
ロックミシンには敵わない。
ついでにミシンも新調した。
今までのものはジャージーやニットが縫えなかったのだ。

孫の服を縫う、というのが表向きの理由だが、
いやいや自分の服を縫うのよ、本だけは買ってあるのよ。

ところが、ミシンが届けられて一気に意気消沈。
箱がデカイ、、ひたすらデカイ。
じめじめと暑い梅雨の真っただ中。何もする気がせず、
箱も開けずそのまま玄関に放置すること3日。
どよ〜ん、、、

なんとかリビングに運び梱包を解いた。
しかし暑い、不愉快だ。
超デカイ箱2つとミシン2台と説明書諸々で、
リビングはタコ部屋のようになり果てた。

猫どもは不審な物体が数日前から入りこんでいて
不機嫌そうだ。私も不機嫌だ。
ミシンが思っていたよりずっと大きく重いのである。
どこ置くのこれ!?

とにかく暑い、何も考えられない。
ロックミシンの方は使い方も全く分からず、
糸巻きや細い棒のようなものがむき出しで
足でひっかけて潰してしまいそうである。
恐ろしい事に使い方のDVDまで付いている。

DVDを見んと使えないのか、店員は簡単だと言ったではないか。
未だ手が出せないスマホや新しいパソコンの方が簡単そうではないか。
大枚叩いたというに、なんたること!
エライことしてしましまったかも、、

「修理の時のため段ボールは保存されることをお勧めします」
と書いてある。
壊れるの前提なの?!段ボールどこに置いとくの!

ミシンの方はもっと大きいが保存せよとは書いてないので、
畳んで発砲スチロールも捨ててしまったが、
たぶんホントは必要なんだろ。

猛暑にすっかりやる気を無くし、
ミシン2台が放り出されたリビングで呆然としていた。
(とにかく関西の梅雨はものすごく蒸し暑かったのだ)

何年も欲しがっていたくせに
置き場所を考えずに買ってしまったアホさに落ち込む。
私のミシン知識は、機能の進んだ現代のミシンが分からない。
ドウヤッテウゴカスノデスカ?

えらいことになったよ。
取り敢えず置き場所の確保だ。
押し入れをもっと整理してなんとか入れ込まなくては。

引っ越しのたびに整理して来たつもりなのに、
気がつけば物がまた増えている。
一人暮らしなのにどれだけ椅子があることだろう!!
椅子密度は相当だよ。いつの間にこんなに増えた?
けっこう散らかってる?うち。

取り敢えず服の整理だ。
また着るんじゃないかという服ばかり多い。
えいや、と捨てたら普段穿くパンツが無くなり失敗。
本をブックオフに持って行き小銭を稼ぐ。

廊下でチマチマ作った梅ジュースを息子たちにやっと発送。
梅酒ビンが3つ片付いた。
ようやく押し入れに取りかかれそうだけどこれ以上どうやって?
布団なんかもうはみ出してるよ。

そうこうしているうちに、
物置部屋のチェストの上に置けばいいのでは、とやっと気がついた。
(認めたくないが1部屋がじわじわと物置部屋と化していっている)
チェストの上の飾り物を片付け取り敢えずミシンの場所確保。

ひょっとしたら今が人生で一番散らかっているかもしれん。
部屋は心の中を映し出すと思っている。グシャグシャなんだな。
もう少し整理せんといかん。

楽しいミシンライフが待っている?

posted by えるか at 17:06| 買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

結局マイナス

好物の紅茶缶の安売りに釣られ、
隣の割高のナッツ袋も買っています。
posted by えるか at 22:35| 買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

負けている

バーゲンに行って、
割引き除外を選んでしまいます。
posted by えるか at 22:28| 買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

晴雨兼用だけど

バーゲンで買ったばかりの日傘。
雨の中、差さずに歩きます。

posted by えるか at 22:23| 買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

ヨーコさんの“言葉”

新聞のテレビ番組表はあまりに短い時間のものは省略されている。
気がついた時にはかなり終わっていたりして残念だ。

『ヨーコさんの“言葉”』Eテレ
木曜午後10:45〜50 日曜午前8:55〜9:00

ここで亡き佐野洋子さんにまた会えます。
以前の拙文はこちらです。
『追悼・佐野洋子さん』
年の終わりに』
posted by えるか at 13:12| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

ムジカ・ピッコリーノ

先日、オダギリ・ジョーがNHKのお昼の番組に出ていた。
(『スタジオパークからこんにちは』)
昼間にオダジョー?と思ったが、
どうやらEテレでやっている子ども番組の宣伝だったようだ。

Eテレにオダジョー出てたの?!

オダジョーが出ている、というだけで見てしまう私。
もう終わったけどドラマ『重版出来!』は途中から、
オダジョー見たさにみたけどとってもいいドラマだった。
(「出来」を「しゅったい」と読むことをこれで知った。
  今まで「でき」だと思っていた)

それで
『ムジカ・ピッコリーノ』(金曜 午後5時35分〜45分)
を慌てて録画したのであるが、この子ども向け音楽番組には
オダギリ・ジョーが自ら出たいと申し入れたそうだ。
「手を抜いてなくて面白いから」とのこと。

オダギリ・ジョーは個性的な俳優だと思うんだけど
どういうわけかNHKによく出ている。
役柄としてはそんなに合ってないよ、いつも私は残念だ。

「いつも歴史上の人物が多いですよね」
とアナウンサーに言われて
「NHKさんだからじゃないですか?」と返し、
清水ミチコが「またそんなこと言って、、、」と慌てていたが、
他にも「日本のドラマってつまんないの多いじゃないですか」
などと発言してNHKの昼番組らしからぬ雰囲気に(生放送である)。
これからもオファーが来ますように。

という訳でムジカ・ピッコリーノに期待している私。
ナレーターはリリー・フランキー、学長はROLLY。
毎回ちゃんとした演奏家がでていて
チェロもあります(役名はゴーシュ、、、、)←分かりやすい。
だいぶ前からやっていたようで知らなかった、ショック〜。

お昼のNHKでオダジョーが喋ったのを聞いて
びっくりしたことは、DAIGOに喋り方が似てきたよ、だった。
え〜〜〜っ!




posted by えるか at 23:58| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

夏仕様

ベッドを麻のシーツとケットに変えた途端、
猫が一日そこで過ごしています。

夜もずっと居るので暑いです。

posted by えるか at 23:57| 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月11日

自己責任?

『ゆったり健康○○』
「ハイキングを楽しみたいが自信が持てないという人のための
5〜8キロ程度のゆったりと楽しみながらの講座です」

上の宣伝文句を聞いてどの程度の歩きと受け取るだろうか。
初心者向け、と受け取った私は間違っていただろうか。

人気講座らしく満席のキャンセル待ちが回ってきて
今回初めての途中参加。

送られてきた行程表にはキロ数が書いてなくて、
ネットで行程を検索すると、8キロを超えているのでは?と思い
不安になり受け付けに問い合わせると調べてくれて、
今回13キロだとの答え。

20年前に膝を手術していて以来スポーツは止めてしまったのだが、
不安は残るものの日常生活に支障はない。
ただ10キロ以上を歩くと膝にキリで刺すような痛みが出るので、
登りはいいけど膝に負担のかかる下りは恐ろしく、
高低差300m以内、8キロ以下が私の歩きの指標だ。

調べると下りがかなり急でコンクリートを歩くようなので
13キロは無理だと判断して断りの電話を入れた。

すると先生に聞いてみるとのことで帰ってきた言葉は
「7〜8キロだから安心して参加してください」
とのことだった。

え?どう考えても13キロあるやろう、とは思ったものの
先生がそう言っていることだし、
実は今回計画されている渓谷に行きたかったのだ。

膝に自信がないので格好だけは完全装備の私。
しかしそんな私でさえ当日集まった面々を見て、
これは相当歩ける人たちの集団ではとかすかな不安が起こる。

登りは渓谷あり馬の背あり楽しかった。
しかしペースは早く勾配は急で、下りに嫌な予感が。

結局、カウントしていた人によると15キロもあり、
私の限度を完全に超えていて、
急な下り続きのコンクリートで膝が悲鳴を上げた。
しかし歩くしかないのである。
皆に追い抜かれて見かねたオジサンが一緒に歩いてくれた。
自分について歩くようにと言っていた先生は遠く先を歩いていた。

オジサンは
「初めての人にこれはキツイわなあ」と言っていた。
声をかけてくれた受講者によると、
ここは普段から山登りをガンガンやっている人もいて
「『ゆったり』じゃないよ〜。一緒に入った友達は一回でやめて、
 私はなんとか残ったけど毎回覚悟してきてる。
 今日は15キロは超えるわね〜。でも毎回こんなもんよ」

なんたること。
これ以上一歩も歩けぬと駅ではエレベーターに乗り、
駅からはタクシーで帰った。
今日で5日になるけどまだ階段は怖い。
もちろん退会連絡した。

誰が悪いか。
もちろん自分だ。

整体の先生には「13キロなんて絶対ダメ、
まだ病み上がりなんだから(先月の病気)無理は禁物、
少しずつ慣らして」と言われていた。

それを7〜8キロだという、
どう考えても適当としか思えない言葉を
真に受けた自分が悪いのだ。

今回のことだけでなく今までも、
人生において誤ったアドバイスをそのまま受け止め
取り返しのつかないことを何度もした。

聞いてはいけないアドバイスを受け入れたということについての
責任は自分にある。
自分が願うような、自分が楽になりそうな、
そういうアドバイスをしてくれる人を、
苦しい時には無意識のうちに選んでいる。

どうかと思うようなアドバイスを受け入れ
その通りにしたらやはり辛く苦しく、
後年、辛いというようなことを口にしたら、
「そりゃあんなことしておいて当たり前」
と自分が指南した事をまるきり忘れていた人がいて、
その時はさすがに血の気が引き心の持って行きようがなかったけど、
そんな人のアドバイスを受け入れた自分が馬鹿だったのだ。

人生においての選択はいつも難しく大変だ。

posted by えるか at 14:51| 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月07日

ねこちゃん

図書館にある七夕の短冊に、
「ねこちゃんが ほしい   はるま」
とあった。

覚えたてなのだろう、幼児のつたない字だ。
下の方には絵も添えてあって四角い胴体に
ちゃんと尻尾もあり脚も4本ついていた。

この拙さにぐっとくる。
女の子でなくて男の子なのがいい。
その男の子が犬でなく「猫ちゃん」とちゃん付けなのがいい。

女の子ならこれくらいサッと思いつきそうだが、
幼い男の子の今一番の願い事が、
小さな生き物であったことにハッとした。

はるまクン、ねこちゃんが来るといいね。

posted by えるか at 16:59| 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月02日

ちいさなお客さん

このところ北の駐車場側でスズメがよく鳴いていた。
こんなによく鳴いてたっけスズメ増えたのかな、
といい気持ちで聴いていた。

数日後、南からも「チュンッ!チュンッ!」と、
とても大きな声で鳴くのが聴こえたのでベランダに出てみた。
向かいのマンションの廊下のへりに小さな鳥がしがみついていて、
その鳥が大きな声で鳴いていたのだった。

よく見えないけどスズメではない。
ウグイスのような色をしていてものすごく小さい。
なんとか飛べるようで少しずつ移動しながら大きな声で鳴いている。
幼鳥だ。

何の鳥か調べようと部屋に入った途端、
すぐ窓の外から声が聴こえてきた。
なんとその鳥はうちのベランダにきたのだ。

え〜〜〜っ!私の姿を見てこっちに来たの?
ウソでしょ〜っ。
まずカーテンごしに覗いてみた。ベランダにしがみついて
こっちに向かって鳴いている。
「チュンッ!チュンッ!」

小さい、小さ過ぎる。
体長4cm、、は言い過ぎかもしれないけれど、
まだヒナ特有の黄色のくちばしだ。
なんでこんな小さなヒナが、、落ちたのか。

カーテンから顔をのぞかせて、
こちらの姿をガラス越しに見せても、
逃げていかない。
どうして?どうして逃げないの?
地味なウグイス色に胸のところがすこし黄色い。
尻尾が小さくて無いといってもいいほど短い。

ひょっとしてうちに来たの?助けて欲しいの?
エサは何を食べるんだろう。すでに頭の中で、
手乗りになって懐いている図がかけめぐる。

すんなりこちらに来るのではないかと、思いきってベランダに出てみた。
幼鳥は逃げない。
「チュンッ!チュンッ!」
おいで、私の小鳥よ、、、、、

すると当然のことながら我が家のユウ猫がついて出てきた。
いかん!これはいかん!
ユウを戻そうとする私の声で幼鳥はベランダを離れ、
つたなく飛びながら隣のベランダに行ってしまった。

ああ、、、、
首を伸ばしてとなりのベランダをうらめしく覗き込む私。
すると親鳥が下に来ているのが見えた。

ここ数日間巣から落ちた?雛にエサを運んでいたのだろうか。
親鳥はスズメくらいの大きさのウグイス色に腹が薄黄色の
地味な鳥だった。なんだろう、ウグイスじゃないし。

あんなに大きな声で鳴いてカラスに襲われないだろうか。
無事育って巣立って欲しいけど、実はあれから声が聴かれない。

詳しい人に聞くとたぶん「カワラヒワ」ではないか、
とのことだった。

posted by えるか at 21:59| 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする