2016年02月29日

無い無い病

年明け早々「無い無い病」に罹った。

「娘がいない、姉妹がいない、夫がいない、仕事してない」
の「無い無い病」である。

自分でも、まともじゃないと思ったけど、
朝、目が覚めると「無い無い」の空気に押し潰されて、
頭の中はそればっかり、もうどうしようもない。

同居や介護をしているのは娘ばかりで息子じゃない。
結婚した娘さんが居る人の娘や孫との濃厚なつき合いと
姑になるしかない自分との落差。
さらには娘を持つ人の嫁ぎ先の親へのバッシング?
に前々から傷ついていたこと。

歳を経ると姉妹はほんとうに有り難いものである、
とよく聞くこと。
一緒に旅行したり親の悪口を言い合ったり、
安心して色々言えるそうだ。ほんとうに羨ましい。

夫に関しては
一蓮托生の人間がもうひとり居るということである。
経済に関してもうひとり同じ目に合う人が傍にいるという安心。
自分ひとりで責任を負うことの心細さ。
世の中の経済の仕組みから
かなり外れてしまっているので考えると辛い。

「仕事してないの!!?」「もったいない!」
とよく言われること。
なぜこんなことしょっちゅう言われなくてはいけないのか、
もったいない、ってそれって私を否定してることよね、、、。
周りは主婦ばかり、という人もいるのに、、。


「娘、姉妹、夫、仕事」
4つとも全部無い人って私だけだ、、、、、
そう思うと辛くて辛くて
無い無いづくしでこの先ずっと生きていかなければならないのか、、
とかなり重症だったのです。

上の4つについて「〜無くて可哀相だ」
と近年よく言われたのだ。
もっとも話の流れなので私がそこに反応してるだけ。
言った人に悪意はない。
でも私は「可哀相に」と言われるのが本当にイヤなのだ。
しかし、それはきっかけにはなったけど
問題はもっと深いところにあった。

ところが思いもよらない人に、
思いもよらない事を言われ、ハッとして
子どもの頃からの事を今回再考してみた。

掘る事はずっと前に止めていたけど
自分の問題がどこにあったのか少しわかったような気がした。
助言ももらいに行きました。
で、無い無い病は治りました。

親しい人がおかしくなって
苦しんでいたら慰めるのでなく言ってあげよう。
「あんた、おかしいよ!」




posted by えるか at 21:55| 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プラネット観光タクシー

月曜、夜10:45〜Eテレ。

たった5分の番組なんですが面白いです。
タクシーで宇宙へ行くという話。再放送。

出演はチョコレートプラネットという芸人さん。
構成は本格的(素人の私には)で
作っている人はたぶん専門家だと思います。

今夜は第2話。5話まであるようです。
ぜひ!
posted by えるか at 16:35| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月28日

心理テスト 動物編

ずっと前にも書いたことがあるけど
学生の頃マイブームだったテスト。
当時父親に教えたら職場でやったらしく
「気の毒なほど当たっていた」と言っていた。

質問は
1 好きな動物を順番に3つあげてください。
2 それぞれを3つの言葉で形容してください。
というもの。

動物は大嫌いという人もいて、
そういう人には仕方ないので何でもいいから
好きなものを3つあげて形容してもらう。

昔の私は1位 馬 2位 猫 3位 犬、
だったかな。
犬と猫は反対だったかもしれないけどもう思いだせない。
(やってみようとおもう方は以下を読む前にやってみて)
回答を知ってしまうとやりにくい。




回答は
1 人から見た自分
2 自分で思っている自分
3 本質
である。


今の私なら、1位 ヒョウ 2位 トラ 3位 シロクマ
いや、、、3位は馬か、やはり猫かしら
と迷うのである。なんせ本質ですから。

シロクマやなら
「強い、一生懸命、弱い、はかない(温暖化で絶滅危惧種)」
となるし
馬なら
「美しい、上品、はかない(競馬馬の行く末は憐れである)」。
猫なら
「可愛い、気まま、ちゃっかりしている」
と、もう本質が全然変わってしまう。

昔と比べると猫以外はどの動物にも
「孤独、はかない」が入るのが人生のうつろい。

何年か後、また思いだしてやってみよう。



posted by えるか at 20:33| 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月20日

ボタン

駆けこみで電車に乗り込んだ時、
前に座っている青年の足元にボタンが落ちた。
かすかに音がしたような気がしたけど、
イヤホンを耳にかけて音楽を聴いている本人は
気がつかなかったようだ。

席を確保した私の目は再度落ちているボタンを見つめた。
黒い大きなボタン。
青年の隣に座っていた婦人がそれを拾い、
彼に渡そうしたが
イヤホンの音楽のせいですぐには彼に聞えなかったみたい。

横から差し出されたボタンに気付いた青年は
イヤホンを外したけれど、
びっくりしたような顔をして戸惑っていた。

自分のボタンだと思っていないようだったが、
会釈して受け取り、
再度イヤホンをはめて音楽を聴き始めた。
若々しい鮮やかな青色のイヤホンだった。

たしかに彼の服には、
あの大きな黒いボタンと同じものが見えない。
たぶん外からは見えない場所のボタンなのだろう。

そう考えて運転音の中、
うつむいて携帯チェックをしていた私は
誰かに話しかけられたような気がして、
顔をあげると、
目の前にボタンをつまんだ青年の手があった。

え?
ほら、あなたのでしょう?
そこ、取れてますよ。


慌ててコートの袖口を見るとボタンのとれた跡があった。
驚いた。
コートにボタンが付いていることに気づかずずっと着ていた。
袖口には2つのボタンが付いていたらしく
そのうちの一つが取れて生地には黒い糸だけが残っていた。


乗りこんだ時、
確かに座っている青年が落としたように見えた。
彼の反対側から乗りこんだ私のボタンが
転がっていったようには見えなかった。
私だけでなく婦人もそう思ったのだから。

自分のものではないボタンを手渡された青年は、
受け取ったものの釈然とせず他の乗客に目をやったのだろう。
前に座った私の袖口のボタンが取れているのに気が付き、
自分の手元にあるボタンと見比べたはずだ。

今度は私があたふたする番だった。
礼を言ってボタンを受け取りカバンに放りこんだ。

いったいどんな軌跡を描いてボタンは青年の横に落ちたのか、、
瞬間移動でもしたのだろうか。
そんな事を考えてきつねにつままれたような気持ちで
ぼんやりしていた。

覚えの無いボタンを渡されたけど、
どうでもいいやと受け取りそのまま自分の世界に
戻ったかのように見えた青年の目は、
実は律儀に本当の持ち主を探していたのだ。

彼が降りる時には会釈でもしよう、
隣の婦人もきっとびっくりしたことだろう。
そう思い顔をあげた時には
もう二人とも居なかった。
posted by えるか at 11:06| 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

やっとわかった

いつも車で通りかかる道の横に、
小さな古い一軒家があって、住居用というよりも
何かのアトリエなんじゃないか、、、

中がなんにも見えなくて、
たまに車が停まっていて人けのある時より
閉まっている時の方が多い。

時々2階の窓が開いていてハリガネのハンガーらしきものが見える。
間違いなく何か創ってる人だよ、、、、

でも道混んでるし反対車線側だし、
停まってみるスペースも時間もなくて、、、
でも気になる気になる、、、そんな家。

先日新聞の記事をみつけて次第がわかった。

一本のハリガネを折り曲げ絵画のような作品を作り上げる
ハリガネ造形作家の升田学さんという方の
作品展が伊丹市立工芸センターで開催中とのこと。
アトリエの住所がいつも気になっていた家と同じだった。

そうか!ハリガネアートのアトリエだったのか。
21日まで作品づくりの公開をしている。
27日からは「絵空事」という半径7メートル扇形の大作を展示。
(3月27日まで)

今日行ってみた。休憩中だったみたいだけど、
今までの作品のパンフレットを見ていたら
升田さんが出て来て話しかけてくださった。
43という年齢よりずっと若く見える。

コンテンポラリーのダンサーをやっていたと聞いて、
作品の動きの確かさに納得した。
イメージが踊る人という感じなのだ。
役者もやっていたそうです。

「ヒトスジ」という作品群は肉感的で生命力に溢れています。
(造形展は2月28日まで、入場無料)
関西テレビのよ〜いドン「となりの人間国宝」に出たそうですよ。
(HPはこちら『アートーン.jp』)

posted by えるか at 22:30| 芸術 文芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

アクセス解析

ブログ機能にはアクセス解析というのがあって、
その日どの記事にどれくらいの数のアクセスがあったのか
分かるようになっている。
中にはどこから来られたかなど分かる人もいるようだけど
(それは高度なHPというかブログらしいが詳しくは知らない)
私のはその日に何人アクセスがあったかということしか分からない。
それでいいのだ、分かったら苦しい。

その記事がちゃんと読まれたのか、
ただスクロールされただけなのか、
はたまたネットロボットなるものに引っ掛かっただけなのか、
(そうだという友達がいる)
だからアクセス数は本当ではないそんなにあるはずがない、
という疑問は残るが、
ここは能天気に読んで貰えたと喜んでいる。

しかしながら全然更新しないのに、
アクセス数と順位だけが上がっていき
どうしたことかと喜びつつ、久々にアップすると、
途端に順位がドンと下がるのはなんでだ?!
やっぱロボットのしわざなんかな。

アクセスのあった記事を久しぶりに読んだりして、
まあなんとヘタクソな文章であるぞよと焦ったり、
こんなえらそうなこと書いとったんや、、とあきれたり。

最近はカテゴリー別にアクセスしてっ下さったようで、
そこで読み返してみた私は「カテゴリ 私のこと」
を読んで恥ずかしさで体温が2度上がりました。

よくもまあ同じことばかり、ひとりで情けないだの辛いだの、
つらつらと書いたものだと削除したくなってしまったけど、
まあこれも自分の軌跡なのでしかたあるまいが。

ほんま成長せんな、とつぶやいた次第。
読まれた方、申し訳ありません、、、シクシク。

posted by えるか at 21:27| 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

わたしを離さないで

『わたしを離さないで』TBS金曜夜。
原作カズオ・イシグロです。
まさか日本でドラマ化されるとは思いませんでした。
(以前の記事はこちらです『文学白熱教室カズオ・イシグロ』)
綾瀬はるか主演。今期ドラマダントツの一位。

『スミカスミレ』金曜深夜テレビ朝日。
65歳の女性(松坂慶子)が中身はそのまま外見が20歳に入れかわるという、
よくある話なんですがなんだかめっぽう面白いです。
深夜枠ながら豪華俳優陣で小日向文世、及川光博、高橋ひとみ。

絶世の美女だった松坂慶子さん。
まさかこんなに肥ってしまうとは思わなかったけど、
やっぱり華のある女優さんで、その彼女が古びた側。
でも上手に転身されたなあと思うこの頃。
若返った松坂さんを演じるのが桐谷美玲さんで
ほんとに中に松坂さんがいるように演じています。

『はぶらし/女友達』NHKBS火曜夜
卒業以来会っていなかった高校時代の友達が子連れで
ある日ころがりこんでくる。出ていってもらえず
だんだん日常が壊されていく。
入りこんできた方が池脇千鶴でほんと怖い。
どうなっていくのか、、、。

DVDでは、
『真夜中のゆりかご』
デンマーク映画。ドラッグ、DV、育児放棄、という社会問題から
そこから思わぬ方向へと動いていくサスペンス佳品。
人間は人を裁けるのか、誰がどうさばくのか、、

『ボヴァリー婦人とパン屋』
これは面白い。さすがフランス映画、ワンコがかわいい、音楽も最高!
最後は(え、笑っていいの?)と思いつつ笑ってしまいました。

posted by えるか at 23:53| テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする